DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ガルシア、ブローナーを退ける(スーパーライト級)

2017年08月08日 02時33分40秒 | 世界ボクシング
先月末29日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
スーパーライト級12回戦:
WBCライト級王者ミゲル アンヘル ガルシア 判定3対0(116-112x2、117-111)元世界4階級制覇王者エイドリアン ブローナー(共に米)

*無冠戦ながらも注目度が高かったこの試合。それもその筈。ガルシアは現役のWBCライト級王座保持者で、すでに3階級制覇を達成。対するブローナーはリング外でのゴタゴタが絶えませんが、ガルシアの上をいく4階級制覇達成者。体重オーバーや、意外な苦戦を強いられることはありましたが、この試合前までの36戦で敗れたのは僅か2試合。疑いのない実力者同士の一戦だったことは疑いのない事実でしょう。

回を重ねるごとに、徐々に徐々にペースアップを図り、最終的には明白な勝利を収めたガルシア。現在、WBOスーパーフェザー級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)やWBC/WBOスーパーライト級王者テレンス クロフォード(米)が実力No1候補の一角として君臨しています。ガルシアはちょうど1年前に2年半ぶりのリング復帰を果たしていますが、そのブランク以前、ロマチェンコやクロフォード以前に注目を浴びていたのがこのガルシアです。まあ、今回の勝利は当然と言えば当然でしょうね。

今回の勝利により、本来あるべき地位に戻りつつあることを証明したガルシア。試合前には「対ブローナー戦はスーパーライト級では単発的試合で、その後はライト級に戻る」ような事を言っていましたが、今後の方針はどのようになるんでしょうかね。ちなみにクロフォーオドは今月19日、IBF/WBA王座保持者のジュリアス インドンゴ(ナミビア)と4団体のスーパーライト級王座を賭け対戦。ガルシアのライト級での対抗王者であるホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)は来月23日、ガルシアの本拠地である米国・カリフォルニア州で、保持するWBA王座の防衛戦を予定しています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久我、田村を振り切る(日本... | トップ | 益田、大逆転TKO負け(OPBFバ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

世界ボクシング」カテゴリの最新記事