DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

チャガエフが初防衛

2008年01月22日 10時12分05秒 | 世界ボクシング
ドイツで行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦:
王者ルスラン チャガエフ(ウズベキスタン)判定3ー0(117ー111x2、117ー110)挑戦者マット スケルトン(英)

判定:
試合後の感想としては、「まあこんなものか」という印象を受けました。私(Corleone)の採点は117ー110で王者チャガエフ。スケルトンは、8回にホールディングのために減点1。これは少し厳しいかなと感じました。

チャガエフ:
現在のヘビー級で身長185センチというものは小柄な部類に入るのでしょう。ワルーエフより二まわり小さく見えたのは当然。しかしスケルトンと対しても、かなり小さくみえました。
サウスポーからの右ジャブ、そしてそれに続く左を終始出し続けていました。武器はこれだけの選手なんですが、フォーム、そしてバランスが優れていました。防御もブロッキングだけでなく、上体を前後左右に振り、的を絞らせないように常に心がけていました。
小柄でパワーはそれほどありません。しかし、接近戦では手数で上回り、機動力で体格差をカバー。スタミナもあります。調子に乗ったらそのまま12回を戦い抜ける選手。
特に怖さのある選手ではありません。しかしこのボクシング・スタイルで、ジョン ルイス(米)や二コライ ワルーエフ(露)を破ってきました。決して過小評価すべき選手ではないと思います。

スケルトン:
手数が少なく、前に出るだけという場面が多々ありました。もう少し手数を出し、接近してから体力を生かせる戦いをしていれば、違った結果が出たかもしれません。

最重量級としては迫力に欠ける試合でしたが、結構楽しく見れた12回戦でした。

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