DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロマゴン、苦しい4階級制覇(WBCスーパーフライ級)

2016年09月14日 23時48分14秒 | 世界ボクシング
先週末10日、米国・カリフォルニア州で行われた試合結果です。
WBCスーパーフライ級戦:
挑戦者/WBCフライ級王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)判定3対0(115-113、116-112、117-111)王者カルロス クアドラス(メキシコ/帝拳)

*このリング・パフォーマンスでロマゴンの勝利ですか!?クアドラスのフットワークについていけず、パンチのスピード、連打の回転力でも終始劣っていたロマゴン。これまでに見せたことないほどにミスブローが目立ち、空振り後、体が前倒れになる場面もいくつかありました。得意の接近戦に中々持っていけず、自分の得意の距離になってもクアドラスの攻撃に跳ね返される場面も多く、試合後は顔面は腫れあがっていました。体格でも明らかに劣っていたニカラグア人。クアドラスのフットワークが「逃げのボクシング」と見られたのでしょうかね?


(クアドラスのパンチの的となったロマゴン)

私(Corleone)の採点は117対111で王者の防衛を支持。両者の即再戦は必至、といったところではないでしょうか。


(メキシカンの圧勝のように思えたのですが...。)

スーパーウェルター級10回戦:
亀海 喜寛(帝拳)TKO8回終了 ヘスス ソト カラス(メキシコ)

*4月に激戦を演じ、その時は痛み分けに終わった両選手による直再戦。今回は亀海が終始メキシカンを圧勝し、8回終了後のギブアップに追い込んでいます。

日本では「重量級」に当たるウェルター級。日本では第一人者である亀海ですが、本場アメリカの「中量級」では苦戦中。この試合後の通算戦績は27勝(24KO)3敗2引き分けと中々のものですが、米国のリングのみでの戦績は3勝(3KO)3敗2引き分けと散々なもの。この勝利をきっかけに、飛躍できるといいのですが。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-09-15 14:38:55
メキシカン圧勝にみえて王者防衛ですか?

でもいい試合は何度みてもいいですね
こんな試合久しぶり
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