DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

田中、圧勝で2階級制覇達成(WBOライトフライ級)

2017年01月08日 01時42分15秒 | 世界ボクシング
先週末31日・土曜日、岐阜メモリアルホールで行われた試合結果です。
WBO世界ライトフライ級王座決定戦:
田中 恒成(畑中)TKO5回1分52秒 モイセス フェンテス(メキシコ)

*減量苦からライトフライ級に転向し、今回が2戦目となった田中。ちょうど1年前のミニマム級でのラスト試合とは全くの別選手のような素晴らしいボクシングを展開。プロでのキャリアでは4倍近いフェンテスに圧勝し、僅か8戦目(5KO)で世界2階級制覇を達成しています。

試合開始のゴングと同時に、スムーズな前後左右へのフットワークを駆使した田中。暫定を含め、すでにミニマム級とライトフライ級の世界王座を獲得してきたフェンテスはその田中の動きに全くついていけません。フットワークに加え、的確な左ジャブを出し続けた田中。時間が経過して行くに従い、ペースは田中に傾いていきます。

フェンテスも元2階級制覇王の意地で2回開始早々に攻撃を仕掛けます。しかしそれも長続きせず、逆に田中に攻め込まれる羽目に。

3回以降、メキシカンがロープで日本人の攻撃を受けるという場面が目につき始めます。左ジャブに加え、右ストレート、左フックを次々に好打していく田中。フェンテスは骨折でもしたのでしょうか、鼻を気にするシーンが多々ありました。

最終回となった5回。田中がフェンテスを再度ロープ際で攻めたてダウンを奪います。それと同時にレフェリーが両者の間に入りゲームセット。田中が見事なパフォーマンスを見せ2階級制覇達成を果たしています。


日本フェザー級戦:
王者林 翔太(畑中)判定3対0(97-94、95-94x2)挑戦者下田 昭文(帝拳)

*9月に34戦目で念願の初タイトルを獲得した林。今回の初防衛戦では、格上の元WBAスーパーバンタム級王者下田を迎えました。前半戦はその格上挑戦者が若干のリードを保ちますが、中盤以降林が徐々にペースとポイントを奪回。9回には下田からダウンを奪い、僅差ながらも明白な判定勝利を収め初防衛に成功しています。
コメント
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