花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

水中根と湿気中根?

2018年03月15日 | 研究
チームの2年生が研究しているエンドウマメによる水質浄化。
水槽に浮かべたらこんなにも水中根が出てきました。
このように水中に張る根を「水中根」、
水に浸からないところに出てくる根を「湿気中根」といいます。
水耕では空気中にむき出しとなった根に
水をシャワーのように当てる栽培方法があります。
この方法だと湿気中根がたくさん出てきます。
ある研究機関の報告では水中根は分枝根が少なく小さな根系になるが
湿気中根では逆に側根や根毛も多く大きな根系になるとあります。
そうなると水中根よりも湿気中根を発達させた方が
良さそうに思えますが、湿気中根より水中根の方が
養分の吸収力が高いというのです。
しかしその詳しい理由はまだわかっていないとのこと。
まだまだわからない世界がたくさんあります。

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