花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Progress

2024年05月19日 | 研究
昨日紹介したFLORA HUNTERSの見える化作業。
ご覧のようにスッキリと整理され、課題も見えてきました。
次はいよいよ論文作りとなりますが、不安なのは作り方。
3年生の彼らは今まで1年の冬と2年の冬の2回、
農業クラブの検定のために論文を書いています。
ところが今回、挑戦するのは国際大会用のもの。
ちょっとレベルが違います。しかし安心してください。
FLORAにはどこのチームにも負けないお宝があるのです。
それがテーブルの上にある報告書。
FLORAは今まで嬉しいことに4度も国際大会に出場していますが
その度に報告書を作っています。これは報告会などを開いた際、
外部の方に差し上げるのが目的ですが、
実は最も効果的に利用しているのがFLORA本人。
このように国際論文を作る際、後輩たちの最高のお手本になるからです。
これが4冊もあるのですから、心強いこと極まりなし。本当に贅沢です。
「ボクらが歩いてきた日々と道のりを
ほんとは"ジブン"っていうらしい」とはスガシカオさん。
FLORAのレジェンドたちの歩みが、FLORAというのであれば
これは大いに胸を張っていいのではないでしょうか。
今年も先輩たちは後輩の道を照らし、
後輩たちはそれに応えるよう進化していきます。
コメント

明日に向かって撃て

2024年05月19日 | 研究
これは2年生の課題研究。微生物を利用した水耕栽培や染料植物の栽培、
さらに泡農薬と3つのプロジェクトが進んでいますが、
テーマ数は3年生の半分以下です。なぜなら今年の2年生はわずか3人。
FLORA史上最も少ないメンバーです。それなのに、なぜかこの日は2人しかいません。
理由は1人が体調不良。仕方がないのでお互い協力しながら2人で調査を行いました。
さて活動も残り15分となった頃、2人はPCに向かい、発表練習を始めました。
実は夏にボランティアの全国大会があるのですが
今年もFLORA HUNTERSは2年生と3年生で出場を目指すことにしました。
もちろん今、FLORAが全員で取り組んでいる節水栽培がテーマです。
しかし出場するには3分間の発表と質疑応答という予選を突破しなければなりません。
予選は日時未定ですが6月の予定。しかし6月には別に東京で開催される大会で
やはり節水栽培の発表を披露することになっています。
当初、東京での大会は節水栽培に最も関わった3年生2人と2年生が発表する計画でしたが
学年混合チームだと、どうしても練習が放課後になってしまいます。
そこで勝敗を争う大会ではないので、東京の発表は3年生チームが対応し
ボランティアの予選は2年生で勝負することにしたのです。
2年生の発表者は男子1名。他の男女2名はPCで発表をサポートします。
この日は女子がいませんでしたが、発表者がいれば練習できるということで
初めての練習を行ったというわけです。いつもは大人数でチャレンジする大会ですが
今回は無謀にもわずか男女3名で挑みます。まるで映画「明日に向かって撃て」。
でも大丈夫。予選を通過しなければ元も子もないので本番は3年生も駆けつけ、
いつものようにワイワイガヤガヤ質疑応答を盛り上げたいと話しています。
コメント