静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

≪ 皇位継承にまつわる本質論議から逃げまくる政府 ≫  女王を戴く諸国民も日本人と同じ人類であり 別世界のハナシではない

2021-12-23 07:23:47 | 時評
◆ 高市早苗氏、女性天皇容認 「文芸春秋」インタビューで考え示す
・自民党の高市早苗政調会長は月刊誌「文芸春秋」新年特別号のインタビューで、女性天皇を容認する考えを示した。
 歴史上、推古天皇ら8人の女性天皇がいたとし「女性天皇には反対していない。女系天皇に反対している」と強調した。

・仮に現状に当てはめた場合、天皇陛下の長女愛子さまが即位して女性天皇になることは容認するが、一般男性と結婚して生まれた子どもの即位は女系天皇になるため認めないとの立場だ。
 女性天皇は認めつつも、実際には「女性が皇位を継がれることは大変だろうと想像する。激務をこなしながら、ご懐妊やご出産をされるのは、肉体的にも精神的にも大変なことだと思う」と言及した。
  ← 欧州諸国の王室には英国はじめ、歴代にわたり女王が即位し職務をこなしてきた。 何故、日本人の女性だけには不向きで気の毒だと断じ、実質的な即位回避を求めるのか?? 

・女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」創設についても「さまざまな問題が出てくる」と慎重姿勢をにじませた。
 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系男子を皇族とする案に関しては、国民が知らない人が突然皇族になることへの批判があるが、高市氏は「男系の皇統につながる方
 であるということで、自然になじまれる」と指摘。「(1947年に皇籍を離脱した)旧宮家の方々の皇籍復帰がいい」と語った。
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 「皇族に生まれた女性が天皇に即位するのは構わないが、一般人男性と婚姻する女性が即位するのには反対する」:女系天皇即位に反対する人たちの信念は<男系一血>と言う非論理情緒しかない。
 此の情緒に発する皇位継承論議は男女平等に反する『男尊女卑』そのものであり、且つ≪国民主権と代議制民主政治下での「王制」は統治メカニズムの一環だ≫との共通認識を無視・否定するもであり、
 私は受け入れられない。 ・・・皇族に生まれたから男女平等の圏外でも良い・仕方ない、とあなたは思うか?? 良いとする根拠は??

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▲ 「皇位継承」実質棚上げ 皇族数確保に終始 有識者会議最終答申
* 各メディアで既に報道済なので転載は割愛するが、歴代の自公保守政権は支持基盤である右翼を怖れ、日本人得意の問題先送りで根本解決から逃げ続けている。それで良い筈はない。
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