原題 : everything is illuminated
監督 : Liev Schreiber
こんな映画だとは思わなかったよな。
どっちかと言えばおバカ映画寄りかと思ってたんで。
いい意味で期待をはずしてくれたな。
じいさんにとっての "真昼の月" が、まさかじいさん自身がユダヤ人だって事だなんてな。
その "真昼の月" が消えた途端に、じいさん死んじまったけど。
あのじいさんに関するドンデン返しの繰り返し。
上手い具合に予測を裏切る感じが心地よい。
今年のBest5に入れてみた。
アレックスに「何でそんな物まで集めるんだ?」って聞かれて、ジョナサンが答えていた。
「忘れそうで怖いんだ」
そう "忘れそうで怖いから"、少しでも多くの話を聞いておこう。
じいさんに死なれる前に。
戦争の時の体験は語りたがらない人も多いだろう。
"それでも、人類の過ちを "忘れそうで怖いから"、
じいさんたちを掴まえて、聞けるうちに聞いておこう。
同じ過ちを繰り返さないためにも。
余談だけど、サミー・デイヴィス・Jr. Jr. って犬出てたじゃん。
エンディング・ロールを見てたら(見間違いじゃなければ)...
First assistant ×× ・・・・・・・・・・
Second assistant ×× ・・・・・・・・・・
ってなってて、その下に
Second Second assistant ×× ・・・・・・・・・・
ってなってたんだよね。
これって笑うところ??