Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

2度目の大晦日

2007-12-31 22:00:13 | つれづれなるままに
このBlogを始めて、丸2年が経ちました。

今年は体調が芳しくなく、
更新が滞りがちでしたが、
それでも、訪問して下さった皆様、
本当にありがとうございます。

あなたが、このPCの向こう側に居るという確信。
それだけで、Blogを続けられる。

来年はもう少しマメに更新したいものです。
1年目とは路線もかなり違ってきているような...

もう一度、このBlogを振り返り、
何を書き続けるべきか、
じっくり考えてみようか、などと思う、
この大晦日でありました。

映画 『アイ・アム・レジェンド』

2007-12-30 23:52:27 | 映画 「あ段」
会社が休みに入った途端、
することと言えば映画鑑賞(笑)

そしてまた、大掃除をしないまま年を越してしまうのか。

『アイ・アム・レジェンド』  2007年
原題 : I AM LEGEND
監督 : Francis Lawrence

ほとんど、ウィル・スミスの独壇場。
それだけに、彼の凄さも伝わってくる。
すっかり役者が本職になってますね。

犬のサムの忠犬ハチ公振りもなかなかです。

唯一の生きる友に死なれた主人公は、
どうなってしまうのか...
などと心配しかけたところで、ヒロイン登場。

そりゃ、ちょっと無理のある展開もありましたが、
なんせ伝説ですから、
多少誇張されててもいいワケですよ。

ウィル・スミスの男っぷりが出てれば、
映画としては良いのですね。

飽きなかったし、
なかなか楽しめましたよ。

Sophia Philharmonic Orchestra

2007-12-29 22:39:54 | 言葉・本
「上智大学管弦楽団第85回定期演奏会」 というのに
行って参りました。
弦楽器のことは良くわからないのですが、
管楽器は、やはり長音・短音のフラつきとか、
全体のタイミングのズレなどが、
若々しいなぁ、などと。
Finland 好きときしては、シベリウスは嬉しいワケで、
なかなか心地よいひと時でした。
そのプログラムに、↓こんなことが書いてあった。
 音楽は、特にその演奏は、いまこの瞬間にかける芸術だ。作品自体は長く残るかも知れない。けれど、ひとつひとつの演奏は、限られた短い時間の中にしか存在しない。音楽は、静的に存在し続ける美術や文学とは全く違う、時間の中で流動的に変化し、消えていく芸術なのだ。しかし、そうした儚い泡沫の存在の内に永遠がある。天国が見える瞬間がある。それが音楽の素晴らしさだ。その点で音楽は人生に似ている。音楽は長ければ良い、というものではない。短くたって最高の音楽が存在する。すべての小節に、いや全ての音符、全ての休符に永遠がある。人生もそうだ。全ての瞬間に永遠があるはずだ。 ……
凄い。
絶句。

3連休以降

2007-12-27 21:58:49 | つれづれなるままに
3連休は相当な忙しさで、
ちょっと無理しすぎだな、などと自分で思いながらも、
どうしようもなく、忙しいまま過ぎていった。

ただの会社員ですから、
火曜からは普通に仕事で、
でも、3連休が忙しすぎたせいか、
"燃え尽き症候群" みたいな感じで、
仕事に集中できない。

ボーッとしてる。

そろそろ生き返らないと、
辛い年末が待っている。

映画 『マリア』

2007-12-22 23:59:02 | 映画 「あ段」
クリスマスを前に、観ておきたいと思いまして。

『マリア』  2006年
原題 : the nativity story
監督 : Catherine Hardwicke

脚本とか、カメラワークとかは、
ぶっちゃけて言うと素人っぽい感じは否めなかなった。

でも、本来のストーリーが素晴らしい話なので、
そんな人間の技術の問題なんてどうでも良いのですね。

監督は「パッション」のメル・ギブソンほどの
こだわりは無かったようで、
英語でしたね、ほとんど(笑)

マリアもヨセフもその他の人々も、
人間って本当に弱い生き物だけど、
助け合うこと、信じ合うことで、
思わぬ強さを発揮できるのだな、
などと、思った次第です。

自分はやっぱり、
あの大悪人ヘロデ王をCiarán Hindsが演じてくれたのが、
大変良かったかと。
彼はほんと、どんな役でも自在にこなしますね。
名優です。

苦しむ人に支えの手を

2007-12-22 00:21:12 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
新約聖書 マタイ11章28節
疲れた者、重荷を負う者は、
だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。
 このあとに「……わたしのくびきを負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである」と続く。
 人生の途上には、思いがけない災難や挫折が山積している。表面的な交際だけでは、想像もつかないような不幸に見舞われて、日夜苦しんでいる人が多いものだ。
 たとえば今、日本中で毎日九十名を超える人の命が、自死によって失われている。もちろん、一人ひとり事情は違うが、自殺を考える人のなかには、自分自身の苦しみや、出口のないつらさを、だれにも語ることができないまま、一瞬、魔がさすように、苦悩に耐え切れなくなる時があるのかもしれない。
 遺される人たちの悲しみの深さを思うと慰めの言葉を失う。
 他者の心のうちは、うかがい知りようもないが、人間はみなそれぞれに重荷を背負って生きている。
 この聖句は、人生の重荷にあえぐ人々に、イエスが温かい支えの手を差し伸べてくれるものだと思われる。
 イエスはまず、自分のそばに来て休むことを勧める。何もかも自分一人で背負わなければ――と思ったら、どうしようもなくなるが、一息入れて空を仰げば、また歩みだす勇気も湧こう。
 イエスはその時、それぞれの重荷をその人に合わせて背負いやすくできるように、そっと手を添えておられるようだ。
アルフォンス・デーケン : 著
『光のダイアローグ』
イエスにはなれなくてもね、
苦しむ人に支えの手を差し伸べられるような人間に、
自分もなりたい。
手を差し伸べられなくても、
その重荷を共感できるような人間になりたい。

「赦す」ということ

2007-12-20 20:11:54 | 言葉・本
新約聖書 マタイ18章21節
兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、
何回赦すべきでしょうか。七回までですか。
 イエスは、このペトロの問いに対して「七回どころか七の七十倍までも赦しなさい」(同22節)と答えている。
(中略)
 このあとにイエスは、自分は主人から莫大な借金を帳消しにしてもらったのに、仲間からはわずかな借金を無慈悲に取り立てようとした、不届きな家来のたとえ話を引いて、「あなたがたの一人ひとりが、心から兄弟を赦さないなら、わたしの、天の父も同じようになさるであろう」と言う。
 イエスは、借金というわかりやすいたとえで語るが、この「人を赦す」という行為は、現代の私たちにも大変難しい課題だろう。
 自分が他人の罪によって大きな苦しみを受けたとき、私たちはそれを本当に赦すことができるだろうか。
 たしかにいくら年月が経っても、相手を赦せず、恨み続ける人がいる。しかし、人を赦せるのは自分が弱いからではなく、真の強さの証しである。
 他者を赦せない人は、終わりのない憎しみと恨みの悪循環に支配される。
 理性的にこうした感情を乗り越えるのが、人間としての真の愛情だと、イエスは説く。
 七の七十倍というのは、無限に他者を赦して受け入れよという、キリスト教の根源的な信条を示すものだ。
アルフォンス・デーケン : 著
『光のダイアローグ』
なんかね、自分に言われてるみたいで...
実母をいつまでも恨み続けている自分のことをね。

死の4年前

2007-12-19 21:51:48 | 死・自死
 死はたしかに人生の最終の目的なので、数年来、私は人間の最良の友である死に親しむことを自分のつとめだと思っています。そのためか、私はこの友のことを思い出しても別にこわくはなく、むしろ大きななぐさめと安らぎをおぼえるのです。真の幸福の鍵である死と懇意になる機会を与えられたことを私は感謝しています。いくら若くても、明日はもう生きていないかもしれない、と思わずに眠ったことはありませんでした。けれど私の知り合いで、私をむっつりした悲しそうな人間だと言う者はないでしょう。私はこのよろこびを与えられたことを毎日のように感謝して、ほかの人びとも同じよろこびを与えられるよう切望しています。
1787年4月4日
モーツァルトが父親に宛てた手紙

映画 『マイティ・ハート』

2007-12-18 21:54:39 | 映画 「あ段」
『マイティ・ハート』  2007年
原題 : A MIGHTY HEART
監督 : Michael Winterbottom

知らぬ間に、この監督の作品をたくさん観ていた。
「グアンタナモ、僕達が見た真実」 2007/2月
「CODE46」 2004/9月
「イン・ディス・ワールド」 2003/11月
「24アワー・パーティ・ピープル」 2003/4月
「めぐり逢う大地」 2002/12月
意外と好きなのかもな。
「24アワー・パーティ・ピープル」なんて、
ついこの前、「ボーン・アルティメイタム」の記事で
話題にしたばっかりだし。
それにしても、あまりにも幅の広い作品群だな。
自分はジョエル・シューマッカーのファンだと
よく言ってますが、彼も作品の幅が広いのですね。
こういう変った視点の監督が自分には合うのかも...
などと、自己分析しててもしょうがないッスね(笑)

いやいや、アンジェリーナ・ジョリーは凄いですね。
どう見てもフランス人というより、現地人っぽいですが、
でも、あの役者魂はさすがです。
夫の死を知った後のあの慟哭は半端ないですよ。
全エネルギーを費やしているような。
お腹に身ごもった彼の子どもと二人分の叫びのようで。

周りの役者たちも淡々とそれぞれの役柄を演じつつ、
それでも静かな怒りというか、苦しみのようなものが
伝わってきて、みな名演でしたね。

あの事件の意味するものがどうとか、
そういうことを語り出したら、
それぞれの立場で意見も違うだろうから、
そんなことを描くより、こんな風に、
ただただ順々と事件を追うというのも、
それはそれで、かなり切々と感じるものがあります。

ジャーナリストという仕事の、重要さと矛盾も
嫌という程見えて来るあたりが、
ちょっと後味が悪く、それこそがノンフィクションだな、と。

映画 『ボーン・アルティメイタム』

2007-12-13 20:14:58 | 映画 「お段」
この前の土曜に観たのですがね、
なかなかレビュー書けませんでした。

『ボーン・アルティメイタム』  2007年
原題 : THE BOURNE ULTIMATUM
監督 : Paul Greengrass

あのロスって言う新聞記者の人、
どっかで観たような、どこにでもいそうな顔してるなぁ、
などと思ったら「24 Hour Party People」 に出てました。
確かにああいう映画に出てそうなキャラですね。

ボーンがかかわった作戦の全貌が明らかに
なったワケですが、
そんなに酷く驚く作戦でもなかったですな。

原作読んでないので、
原作と同じなのかも解りませんが。

マット・デイモンは、若いのにマジメですよね。
しっかりひとつひとつの役をこなしている。

きっといい人なんでしょうね。
頭もいいらしいし。

映画はスピード感も良く、
飽きることもなく、置いてかれることもなく、
ほど良く楽しめました。

それにしても、あんな不死身な人間を
CIAは本当に創っているのだろうか??

やっぱり

2007-12-09 19:54:01 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
やっぱり
なかなか難しい。
自分なりに解決方法を見つけたつもりで、
前に進んでるつもりでも、
どっぷりと凹んでしまう。
社会生活が辛くて仕方ない。
逃げたくても、
逃げる方法を考えることさえ億劫になる。

どうして、こんなになってしまったのか。

前を向くために

2007-12-06 21:03:20 | 
「前を向くために」

ずーっと下ばかり見て生きてきたからね
前を向くのには勇気が必要なんだ

ずーっと下ばかり見て生きてきたからね
どうしたら前を向けるのか忘れてしまったよ

ずーっと下ばかり見て生きてきたからね
前が明るいかどうか不安でならないんだ

ずーっと下ばかり見て生きてきたからね
周りの人と繋がる術を思い出せないよ

だから、だからね
ずーっと下ばかり見て生きてきたからね
前を向くのには勇気が必要なんだ