Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『カンフーくん』

2008-04-29 23:20:30 | 映画 「あ段」
また観てしまいました。
2回目の鑑賞です。
『カンフーくん』

元々少林寺をやっていた少年だから、
アクションが子どもじゃないんだよね。
右手を突き出していても、
左手もしっかり指先まで力が入ってる、
そういうところが、だらしない大人としては、
見習わなくてはと思うのです。

今のところ、今年一番の映画になってます<ホントに

あの頃に戻れなくても、
何かに集中する瞬間には、
きっと、子どもだ大人だ関係なく、カッコ良くなるのでは。

たぶん全然しゃべれないだろう日本語のセリフを
真剣な眼差しで言うところなど、
尊敬さえしてしまうほどであります。

他の大人は「子ども向けちょっとギャグもの」程度に
演技してるみたいだけど、
子どもたちと泉ピン子だけは違うんだよね。
自分は正直なところ泉ピン子は嫌いでした。
でも、この映画で、彼女の演技に対する真剣さに、
打たれました。
明らかに吹き替えでスタント使っているだろうシーンでも、
次の瞬間に移る泉ピン子の顔は、
ほんとにアンタやってた?ってくらい、
そのまんまの表情になってるんだよね。

少年の話にもどりますが、
(これだけ言っておいて、まだ名前覚えてない<笑)
「ジャッキー・チェンみたいになりたい」 そうで、
でも、自分的には「ブルース・リーみたいに」なって欲しい。
できれば役者なんかにならず、
少林寺を極めて欲しいのが本音ですが、
それはきっと手遅れでしょう。

いやいや、とにかく、あの少年には、
エネルギーをもらえる...というか、
自分のダラしなさが恥ずかしくなる...というか、
まだまだ何かしなくては、と思わせてもらえる。

作品が良いから今年一番なのではなく、
単にこの少年と泉ピン子が良くて一番なのであった。

ゲバラ見っけ!

2008-04-29 01:35:06 | キューバ&チェ・ゲバラ
“地下鉄駅に響く「魔笛」 ベルリンで斬新オペラ”
というタイトルでasahi.comに出てまして。

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が、
ベルリンの地下鉄駅で、
モーツァルトのオペラ「魔笛」の公演があったそうで、
その斬新なアートの中に、
なぜかやっはり“チェ・ゲバラ”がいるんですね。

逆に言うと、
この写真だと、オペラの様子はまったく分からん。
何かのデモンストレーションか、
パフォーマンスな感じですな。

映画 『大いなる陰謀』

2008-04-27 19:34:11 | 映画 「お段」
『大いなる陰謀』  2007年
原題 : LIONS FOR LAMBS
監督 : Robert Redford

今回は邦題がちょっと。
字幕は戸田氏でしたが、
政治モノではいつも意訳に突っ走ってしまうところ、
今回はそんなでもなかったかな、と。
というか、こういう作品で戸田氏を使う、
配給会社ってどうなの?ってのもあり。
もっと言っちゃえば、字幕はもういいんじゃないか、と。
ハリウッドスター来日時の
観光ガイドとして人気らしいので、
そっちでいいよ。
字幕はもっと上手い人たくさんいるんだし。
引退して下さいって言いすぎかもしれないけど、
本音です。

で、映画ですが、
やっぱりロバート・レッドフォードは素晴らしい。
どのパーツの出演者もほとんどシチュエーションが
変わらないまま、交わりも無いまま。
それでいて、ダラダラするどころか、
緊迫感はしっかりあって、
じゃあ、この映画のメッセージは何かと言えば、
そんなことはどうでも良いことで、
この映画の内容のように、
実際に政治も戦争も混沌としていて、
前進も後退もできずに、泥沼にいて、
だからこそ、トム・クルーズみたいなのが、
恐ろしい机上の空論を実行してしまったりする。
そうやって自国の国民である兵士を殺し、
自分たちで勝手に作り上げた敵を殺し、
そのことに罪悪感や嫌悪感やらを感じる市民がいて、
そんな広い視野を持つ、それら全てを肌で感じる、
そういう政治家はいないんだってことが、
ロバート・レッドフォードは解っている。
ハリウッドという輝かしい世界の中で、
中庭だけを眺めていることもできた彼は、
そんなところに納まっておらず、
サンダンス映画祭以降、
ただの映画人として以上のメッセージを、
それでも媒体はあくまでも映画を使って投げかけている、
そこが素晴らしいんだよね。

ちょっと映画のレビューではなくなってしまったけど、
まぁ、いいやね。

おっとぉ~、メリル・ストリープも良かったですよ。
彼女と並ぶとトム・クルーズもヒヨッ子に見えますね。

死ぬことは生きることに繋がるか?

2008-04-24 22:45:09 | 死・自死
最近はちょっと前のような劇的な忙しさからは
開放されたものの、忙しいことに代わりはない。
だから、やりたいことが何もできない。
私生活がまともに営まれていないのである。

死のう死のうと毎日考えて、
でも、天蓋孤独の身では、
その後のことを考えるとなかなか死ねないのですよ。
他人に自分の死体の処理やらなにやら、
迷惑を色々かけますからね。

これが死なない言い訳ではないですよ。
本当に心からそう思うのです。
家族がいない自分にとって、
世間というのはかけがえのないものです。

親友からアカの他人まで。

そういう人がいてくれたからこそ、
自分は成長できたし、
こんな凸凹な性格でも、何とかここまで生きてこれた。

きっと色々と迷惑もかけただろうし、
面倒も起こしたし、
馬鹿なことも言ってきた。

だからっていうとちょっと違うけど、
とにかく、
自分が死ぬことで人に迷惑はかけたくないんだ。

死体の処理から遺灰にするまで、
けっこう大変だからね。
それを家族以外の人にお願いするのは、
そうとう勇気がいる。大変。

まずはお金の準備ができないとね。

波間

2008-04-23 23:49:46 | 
「波間」

波と波との間が波間なのかい?
でも、波ってひっきりなしに来るものじゃないのかい?
そうしたら、波間なんて無いじゃないか。
存在しないものにも名前をつけるのか?
人間って生き物は理解不能だよ。
でも、波と波の間があるのなら、
見てみたいと思わないかい?
静止画なのか、
写真なのか、
絵画なのか、
なんでもいいさ、見てみたいんだ。
波と波の間が存在するのなら、
それはそれで、世界は明るくなるかもしれない。
波と波の間に入ってみたいだけなんだ。

時々ね

2008-04-22 02:36:19 | 死・自死
時々ね、
死んだら楽になるのなぁ、とか
死んで楽になりたい、とか
そんなこと考えちゃったりするんだよね。

でも、死んで楽になるかは
死んでみなくちゃわからないワケで、
身体は灰になっても、
魂は残っていて、
現世にいるより、よほど辛いかも知れない。

行って帰ってきた人がいないから、
そればっかりは解らない。

いつかは死にたいけど、
疲れきったあとに。
これ以上の苦しみが待っていても、
現世にいるよりは、
別の苦しみを耐える方が良い、などと
考えるようになったらね。

今は違うけど。

自分なりの生き方をしていたら、
天国にだって行けるかもしれない。
それだって、行って帰ってきた人がいないから、
解らないな。

映画 『フィクサー』

2008-04-20 21:21:44 | 映画 「う段」
『フィクサー』  2007年
原題 : MICHAEL CLAYTON
監督 : Tony Gilroy

なんでしょう?
ジョージ・クルーニーが地味なんですよね(笑)

いつものナルシスト的な「俺ってカコ良いだろ」みたいな
態度がないんだよね。
組織の中で盲目になってる感じが出てたんだよね。

オーシャンズなんかより、
こっちの方がよっぽど良いと思われます。

映画としては、ちょっとストーリーに無理があったり、
気になるところが無かったワケではありませんが、
ただの中年会社員にしか見えなかった
ジョージ・クルーニーの新境地が見えて
なかなか良しと。

いちいちいち

2008-04-19 00:49:42 | つれづれなるままに
4月17日(木)の訪問者IP数が 「111 IP」 でした。

「こんなBlogでもそんなに人が来てんのか!」
と、お思いの方もいらっしゃるかと。
「こんな低レベルの数字で何言ってんだ!」
と、お思いの方もいらっしゃるかと。

でも、まぁいいじゃあないですか。
「777」 までの道のりは遥か先、というか非現実的。
だったら、こんなゾロ目を話題にしてしまうのも
Blogを楽しむコツ(大袈裟?!笑)ってもんですよ。

ってことで、この場を借りて(?!)・・・・・・
皆様、いつもご訪問頂き有難うございます。
加えて、是非、今後もどうぞ宜しくお願い致します。

映画 『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』

2008-04-16 00:14:26 | 映画 「い段」
『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』  2008年
同時上映 : お披露目!戦国ラン星(スター)大バトル
総監督 : 佐藤順一

今回のケロロは良い!
今までの3作の中では一番良いと思う。
1で友情、
2で家族、
3で信頼って感じでひと段落ですね。

でも、今回は特に良い!
自分らの世代なら絶対憧れたと思うけど、
あの 「ガンダム」 にケロロが乗る!
そして 「ケロロ行きます!」 言う。
加えて 「♪燃えあげれ~・・・」の歌も歌う。
しかし、そこはケロロだら、
本物のガンダムでは無いワケで、
そこがケロロらしくて良いのですよ。
一緒に歌いたい気分でした(笑)

今回、正直他のキャラはどうでもいいというか、
そんなにそれぞれが目立ったことをするワケではなく、
全員の _"信頼" が確かにテーマになってるとろが
なにより良い。

『ケロロ軍曹』 を1巻から読んでいる方、
もしくはTVアニメを最初から見ている方には、
最後のダークケロロとか結構ツボではないかと。

ここまでアニメごときで(アニメファンの方スミマセン)、
しかも “ケロロ” で、これだけ感動させてもらえるなんて、
4作目とかはどうなっちゃうでしょうね。
ちょっとやり尽くした感は否めない。

それでも、きっともっと世界に訴える作品を
作ってくれると信じてますよ!

ヨハネ23世

2008-04-14 19:58:38 | 言葉・本
聖マルコ祭の前日、彼は私たちに、平和はわれわれ一人一人が家庭で、職場で、そして世界で作り出さなければならないものだ、と告げた。本書が書かれたのは、この真の “平和を作り出す人” の生涯を語り、その意味を追求するためである。
『教皇ヨハネ二十三世』 「まえがき」 より
著:メリオル・トレバー

文章を書く

2008-04-13 21:36:57 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
自分は人に上手く考えを伝えるのが下手です。
特に、口頭で上手く伝えるのは至難の業です。

それでも、何か言いたいことがたくさんあった。
世の中に思うことがたくさんあった。
口頭で上手く説明できないからこそ、
そんな思いが、
沢山たまってしまっていたのかもしれない。

このBlogを始めた頃は、
今日や明日どころではなく、
一週間や10日後まで書きたいことが積まれていた。

そもそも映画のことをこんなに書くつもりもなかったし。

でも、映画の記事を書いたからこそ繋がれた輪もある。

凸凹な自分のことを書くことで繋がれた輪もある。

最近、そんな文章さえ、上手く書けなくなってきました。
悲しいです。
それだけが自分の表現手段だったのに。

毎日を繰り返すことにだけ、ただただ必死で。
感情とか気持ちとか心の中を文章にする余裕が無い。

友人からのMailも読むことは読むのだけれど、
レスが出来ない。
Mailは本当にうれしいし、支えになるのだけれど、
レスが出来ない。

これが、本当に文章が得意で、
作家とかになれていたなら、
「締め切りですよ」 なんて催促も受けようものだが、
BlogだとかMailだとかはそうそう催促は来ないですしね。
そう思うとさらに、タイピングも遅くなる。

前回の記事では 「少し余裕が出てきた...」 なんて
書いてみましたが、
気のせいでした(苦笑)

寝不足からの開放

2008-04-12 00:06:41 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
こんなに違うものなのか?
眠れなくて眠れなくてしょうがなくて、
眠剤飲みながら、
それでも深夜残業が続いて、
それでも眠れなかった。

なのに、地獄のような忙しさから一息つけたら、
眠剤は飲みますが、
ある程度の睡眠時間がとれるようになった。

そうしたら、信じられないくらい、
気持ちが上向きに。

あんなに凹んでいたここ数ヶ月がうそのよう。
今でももちろん些細なことですぐ凹みますが、
ほんの少し余裕が出てきたかな、と。

忙しすぎて連絡をとれないでいた友人たちに、
そろそろ生命反応を返しましょうかね。

生きがいの探求

2008-04-10 23:06:36 | 言葉・本
もし一人の人間によって少しでも多くの愛と平和、光と真実が世にもたらされたなら、その一生には意味があったのである
アルフレッド・デルプ神父

春眠暁を覚えず?!

2008-04-09 22:11:02 | つれづれなるままに
最近、眠くなるようになったのですよ。
今までは、どんなに寝不足でも、眠くならなかったのに。

ただ、残念なことに眠くなるのが仕事中なんですね(笑)
夜、ちゃんと眠くなってくれるといいのですが、
それはまだまだみたいです。

でも、どんなにつまらない会議でも眠くならなかったことを
考えると、少しはマシなのかな、と。

一睡もできなかった次の日に、
麻酔して胃カメラ飲んで、
カーテンで遮られた暗い中、
ベッドで横になってても眠れなかったこの自分が、
仕事中に薬飲んだワケでもないのに、
睡魔に襲われる!

それはそれで、前進?かいな?!