Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

他人の人生を潰す

2007-04-30 10:18:57 | 死・自死
ちょっと前の天声人語から.....
「彼が解放されない限り、ぼくは救われない。解放されたとしても、彼の一生をつぶしたことになると思っている」。彼とは、66年に静岡県で一家4人を殺したとして刑が確定し、再審を求めている袴田巌死刑囚。一審担当の元裁判官、熊本典道さんが述べた。無罪を主張したが、合議で死刑に決まったという。 
何度か、このBlogでも書いてますが、
自分は死刑には反対です。

映画 『蒼き狼 地果て海尽きるまで』

2007-04-29 12:06:58 | 映画 「あ段」
馬たちが、ちと可哀相で。

『蒼き狼 地果て海尽きるまで』  2007年
原作 : 森村誠一
監督 : 澤井信一郎

予告編を観ている限りだと、
反町にチンギス・ハーンの貫禄はないなぁ、
などと思っておりましたが、
なかなか、ストーリーを追って行くと
それなりに貫禄も感じるもので、
映画館ゆえのスクリーン・マジックですな。

乗馬も皆さんしっかり練習されたのか、
元々乗れる方々を招集したのか知りませんが、
なかなかの腕前でしたね。
『ロード・オブ・ザ・リング』 の主演級の方々の
練習したわりには??、な乗り方よりは、
かなり胴に入っており、感心です。

素晴らしいかったのは音楽です。
映画音楽とはこれぞ、と言った感じの、
迫力と壮大さがスクリーンに映えてましたよ。
さすが、勢いに乗る日本映画。
こういったところが以前とは違うのかな、などと。

海へ落ち行くソマリア難民

2007-04-28 01:00:30 | 戦争・紛争・内戦・テロ・虐殺
人間って恐ろしいんだよ。

けっこう前のニュースだけど、
ソマリア難民がお金を払って、密航業者に頼み、
イエメンに逃れようとしたところ、
途中の海上で海に落とされて亡くなってしまっている。

船に定員以上が乗っていたから、海に落ちた...なんていう
生易しい話ではない。

密航業者が、
お金をとって難民を乗せたにも関わらず、
海上警備に捕まるのを避けるために、
海に飛び込ませたり、無理矢理落としたり、
言う事をきかないと、殴ったり、刃物で刺してまったり。
信じ難いことが海の上で行われている。

まるで良いことをしているかのように難民に近づき、
お金を払わせているのに、
自分の身可愛さに、人を殺める。

人間って恐ろしいよ。

映画 『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』

2007-04-26 20:54:01 | 映画 「え段」
やっと観る時間ができた。

『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』  2005年
原題 : ENRON: THE SMARTEST GUYS IN THE ROOM
監督 : Alex Gibney

このポスターの人、役者なんだとばっかり思ってましたよ。
この偽善者ぶった笑顔が本物だなんて、ビックリです(笑)

このオッサンのスピーチを聞いていると、
選挙前の政治家のようだな、などと(笑)

人はどうして権力を持つと、道徳心が薄れてしまうのだろうか。
『ラストキング・オブ・スコットランド』しかり、
エンロンもまた然り。
そして、イラクからもそんなニュースが。

みんな、去年公開してた 『不撓不屈』 を観て欲しいなぁ。

一期一会

2007-04-25 21:04:44 | 言葉・本
あんまりにも復調しない自分を見て、
友人が本をくれました。
『きょうの禅語 ―心が元気になる30の禅メッセージ』
文・マツバラリエ
人は、すぐに人に慣れてしまいます。
その慣れによって甘えが出て、遠慮もなくなり、尊敬もなくなってしまいます。
その人がそこにいることのありがたさなど、すっかり忘れてしまうのです。
日常は、生涯に同じ日が一度もないということを、
しばしば忘れさせてしまうようです。
今日という日が二度とないことは良くわかっているよ。
そのことを忘れたりしていないよ。
ただ、「慣れ」 がその大切さを少々軽いものにしてしまっている。
それは本当だ。

映画 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

2007-04-24 21:39:39 | 映画 「お段」
なんということない映画なんですけどね。

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』  2006年
原題 : A PRAIRIE HOME COMPANION
監督 : Robert Altman

そんななんてことないことを描きたかった映画なのかと。

この映画にも天使が出てきましたね。
『クラッシュ』のような可愛い天使ではなく、
謎めいた美女の天使でしたが(笑)

『ドリームガールズ』を観てそんなに日が経っていないので、
出演者の歌唱力にはちと??となるところもありましたが、
皆さん吹替え無しとの事、それはそれで素晴らしい才能ですな。

特にカーボーイ・ペアの彼らは素晴らしい。
あんなに唄えて、あんなにノリがいいとは。
いつも色んな作品に顔を出している二人ですが、
息もピッタリで、ホントに普段からコンビ組んでいるようにしか
見えませんでしたよ(笑)

ケビン・クラインのおちゃらけ振りも、
トミー・リー・ジョーンズの存在感も、
メリル・ストリープのナチュラル演技も、
皆さんさすがベテランですな。

こういう、何てこと無い映画もたまにはいいですね。

北アイルランド自治政府

2007-04-23 23:40:25 | 戦争・紛争・内戦・テロ・虐殺
しばらく更新できない日々が続いていたので、
けっこう前のニュースになりますが.....

いちお北アイルランドが自治政府復活で合意したらしいですね。

その昔、イギリス・ブリテン島から、金持のプロテスタントたちが移住したことから始まった、プロテスタント vs カトリック。

戦ったり、自治政府を作ったり、また戦ったりの繰り返し。
これで一段落とは行かないのかもな。

首相と副首相の権限は対等らしいから、
いいのか、悪いのか、ひとつひとつ事が進むのが大変そうだしね。

世界中でいがみ合いが続いている今、
例え先行きが多少不透明だとしても「合意」 という言葉を聞くと、
少々穏やかな気持ちになるものです。

映画 『ラストキング・オブ・スコットランド』

2007-04-22 20:01:17 | 映画 「あ段」
人間って哀しい生き物だね。

『ラストキング・オブ・スコットランド』  2006年
原題 : THE LAST KING OF SCOTLAND
監督 : Kevin Macdonald

映画の予備知識無いまま、この映画を観ましたが、
あのスコットランド青年は実在したのかな?
アミンの話に付け加えたんだうろか?

主役はあのスコットランド青年だと思うのだけと、
アカデミーで主演男優賞候補になったのは
フォレスト・ウィティカーでしたね。

フォレスト・ウィティカーはやっぱり脇役の方がいいのかな。
主演になると、脇役っぽいちょっと大袈裟な演技が目立ってしまうからね。
だから、あのスコットランド青年が主役っぽく居たお陰で、
脇役になりそうな主演って感じで良かったのかも。
アカデミーで最優秀主演男優賞を獲得しただけあって、
薄気味悪い雰囲気はなかなか凄味がありましたよ。

この人は『フォーン・ブース』の時に知ったんだけど、
この作品はコリン・ファレルもフォレスト・ウィティカーも
前半から後半にかけての心情の変化みたいなものを
すごく上手く演じているんだよね。
そこがとても印象強く残っていたのですよ。

今回は、人の良さも感じさせながら薄気味悪さもある役どころを
妙演というか、奇演していて、まったく役の幅が広いですね。

ストーリーはありがちな独裁ものでしたが、
ひとつの歴史としてきちんと頭に残して置かねばいけませんね。

強烈なシーンもいくつかありましたが、
人間がどんな状況になるとあんなことができるのか、
自分自身を振り返りつつ、歴史も振り返らなければ。

安倍さん観たのかな、これ。

復活?!

2007-04-21 23:14:04 | つれづれなるままに
すっかりご無沙汰してしまいました。

それでも、日々ご訪問して下さっていた方々、
本当に本当にありがとうございます。

わたくしごときのことをご心配くださった方々も
本当にありがとうございます。

言い訳ですが.....
年度末で仕事が異様に忙しかったのです。
そのため、体調をまたまた崩し... <懲りてません(汗)
気分的にも完全に落ちてしまいました。
その挙句、
とうとうPCがイカレてしまったのです。

Blogの新規投稿がまったくできなくなりまして、
いちお、そんな中でも、記事の下書きしたりはしてたのですが、
更新できませんでした。
goo Blog の編集画面が変わってからずっとです。


.....ので、買っちゃいましたよ、新しいPC!
お金無いくせに、前後見境無くです!まったく! <苦笑

仕事も一段落したので、
快適PCにより、本日から復活します。

随分と長い間、訪問できないでいたBlogの方々の
かなり以前に頂いていたTBなども、今更ですが
TBさせて頂きました。重ね重ね申し訳ないです。

映画なども観てましたので、
毎日とはいかないかもしれませんが、
頻繁に更新はできるかな、と。
内容はちょっと時差ボケ気味かも知れませんが...(笑)

今後共、どうぞ宜しくお願いします。



追記
しかし、古いPCも良く頑張ってくれました。
一度もウイルス対策とかしてないままだったWindows Me...
7年近く独力で頑張ってくれてたんだなぁ、と。
いいヤツだったな。
別れは惜しまれるが、安らかに引退して頂きます。