Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

日々更新中 -ご来訪下さる皆様へ-

2007-01-31 23:57:33 | つれづれなるままに

以前↓こちらでお詫びさせて頂いたまま、
<お詫び -ご来訪下さる皆様へ->
 PCの状態は悪化の一途を辿っております。

が、なぜか自分のBlogは元気なままなので、
ほぼ、毎日更新は続けております。

お詫び記事をずっとTopにしていた為、
更新してないと思われてやしないかと、
ちょっと心配で(笑)、更新案内してみました(アホ?)

皆様のところになかなかお邪魔できないのは恐縮ですが、
更新が可能な限りは、なるべく毎日更新しますので、
お時間のある時はどうぞお立ち寄り下さいませ。


アカデミー賞 希望的予測 その1

2007-01-31 07:49:12 | 映画 「Best」
昨年のアカデミー賞は
まさかと思いながらも「クラッシュ」を押していたら
ほんとに受賞してしまった。
今年も受賞予測というよりは
自分の受賞してほしいなぁ的希望予測です。


★作品賞候補
「バベル」
「ディパーテッド」
「硫黄島からの手紙」
「リトル・ミス・サンシャイン」
「クィーン」

この中で、観てるのは2作品ですが、
あえて観てない「バベル」を希望します。
単純に監督が好きなので(笑)


★監督賞候補
クリント・イーストウッド(「硫黄島からの手紙」)
スティーブン・フリアーズ(「クィーン」)
ポール・グリーングラス(「ユナイテッド93」)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(「バベル」)
マーティン・スコセッシ(「ディパーテッド」)

もう、本当に今度こそスコセッシにとらせてあげないと、
作品がどうとかではなくて、
ノミネートすること自体が嫌がらせになってしまいますから(笑)
「バベル」に作品賞はあげることにして、
監督賞はスコセッシにあげましょうよ。


★主演男優賞候補
レオナルド・ディカプリオ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
ライアン・ゴズリング(「Half Nelson」)
ピーター・オトゥール(「Venus」)
ウィル・スミス(「幸せのちから」)
フォレスト・ウィテカー(「The Last King of Scotland」)

個人的に好きなのは、ディカプリオ以外全員ですが(笑)
ピーター・オトゥールとかなかなかチャンス無かったから
あげたいですよねぇ。
でも、やっぱり味があるのはフォレスト・ウィティカーですね。
彼もなかなかチャンス無さそうですから。
でも、ライアン・ゴズリングに、
最年少記録(?)塗り替えて欲しい気もするんですねぇ。
最年少かどうかはちゃんと調べてませんが...←意味無い!


★主演女優賞候補
ペネロペ・クルス(「ボルベール 帰郷」)
ジュディ・デンチ(「Notes on a Scandal」)
ヘレン・ミレン(「クィーン」)
メリル・ストリープ(「プラダを着た悪魔」)
ケイト・ウィンスレット(「Little Children」)

やっぱり迫力からしてメリル・ストリープだな。
ヘレン・ミレンが獲るんでしょうが、
自分的にはメリル・ストリープですよ。


★助演男優賞候補
アラン・アーキン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジャッキー・アール・ヘイリー(「Little Children」)
ジャイモン・ハンスゥ(「ブラッド・ダイヤモンド」)
エディ・マーフィ(「ドリームガールズ」)
マーク・ウォルバーグ(「ディパーテッド」)

うぅ、アラン・アーキンはとても捨て難いが.....
ここは涙を飲んでマーク・ウォールバーグですね(笑)
彼は頑張ってるわりには評価(人気?)が低めなので、
ちょっと持ち上げてあげたいってことで。


★助演女優賞候補
アドリアナ・バラッザ(「バベル」)
ケイト・ブランシェット(「Notes on a Scandal」)
アビゲイル・ブレスリン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
ジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」)
菊地凛子(「バベル」)

これは絶対ジェニファー・ハドソンでしょ。
彼女を今回はずしたら、クレームものですよ。
彼女無くしてこの映画は有り得ない。←観てないけど(笑)


★脚本賞候補
「バベル」
「硫黄島からの手紙」アイリス・ヤマシタ ポール・ハギス
「リトル・ミス・サンシャイン」マイケル・アーント
「Pan's Labyrinth」「クィーン」ピーター・モーガン

観てない映画のことを脚本どうこう言えないので、
ここは観た中から「リトル・ミス・サンシャイン」を押しておきます。


★脚色賞候補
「Borat」サーシャ・バロン・コーエン他
「トゥモロー・ワールド」
「ディパーテッド」ウィリアム・モナハン
「Little Children」
「Notes on a Scandal 」

そうそう、「トゥモロー・ワールド」のアメリカ合衆国での公開は、
つい先日だったんですよね。日本でも観てないけど(笑)
これは一作も観てないので、パス


★撮影賞候補
「ブラック・ダリア」ビルモス・ジグモンド
「トゥモロー・ワールド」エマニュエル・ルベツキ
「The Illusionist」
「Pan's Labyrinth」
「The Prestige」

これも一作も観てないので、パス


★編集賞候補
「バベル」
「ブラッド・ダイヤモンド」
「トゥモロー・ワールド」
「ディパーテッド」
「ユナイテッド93」

これは「ユナイテッド93」がいいかも。
内容があちこち交差した割にはわかり易く編集されてたし。


★美術賞候補
「ドリームガールズ」
「The Good Shepherd」
「Pan's Labyrinth」
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
「The Prestige」

無条件で「The Good Shepherd」です。
なぜなら、崇拝するデ・ニーロ作品だからです!<断言!


★衣裳デザイン賞候補
「満城尽帯黄金甲(Curse of the Golden Flower)」
「プラダを着た悪魔」パトリシア・フィールド
「ドリームガールズ」
「マリー・アントワネット」ミレーナ・カノネロ
「クィーン」

映画はまだ観てないんですが、
予告編やポスターの雰囲気から「マリー・アントワネット」がいい。
正攻法じゃないソフィアの意向を反映している気がする。


★メイクアップ賞候補
「Apocalypto」
「もしも昨日が選べたら」辻一弘、ビル・コルソ
「Pan's Labyrinth」

すみません、これも一作も観てないので、パスします。


★視覚効果賞候補
「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
「ポセイドン」
「スーパーマン リターンズ」

この辺は、自分的にはどうでもいいのですが(笑)
「ポセイドン」あたりでいいんじゃないッスか?(笑)


ちょっと疲れてきたので(笑)、
先も長いことですし、
続きは明日にさせて頂きます。

It’s a Small World

2007-01-30 07:28:38 | 言葉・本
ちょっと前には、
「地球はとてつもなく大きい」 なんて書いておいて、
アル・ゴアの『不都合な真実』を観て、
"地球ってなんてちっぽけなんだ" などと思ったりして、
まぁ、矛盾だらけの思考なもんで、
今日は "こんな詞もいいんじゃない?" とか思ったりして、
引用です。


「 It’s a Small World 」

It’s a world of laughter, a world of tears
It’s a world of Hopes and world of fears
There’s so much that we share that it’s time
We’re aware
It’s a small world after all

There is just one moon and one golden sun
And a small means friendship to ev’ry one
Though the mountains divide and
Ther oceans are wide
It’s a small world after all

It’s a small world after all
It’s a small world after all
It’s a small world after all
It’s a small, small world

Written by Richard M. Sherman, Robert B. Sherman


所詮は小さな世界ってことで......

生き場、踊り場

2007-01-29 07:42:48 | 
「生き場、踊り場」

行き場がない。
行き場がない人間には
生き場がない。

生き場がない。
生きばがない人間には
死に場がない。

生きる場所も、
死ぬ場所もない。

踊り場で足踏みするばかり。
足踏みし、寒さをしのぐばかり。

映画 『ラッキーナンバー7』

2007-01-27 09:26:56 | 映画 「あ段」
ブルース・ウィリスの若メイクがいけてます(笑)

『ラッキーナンバー7』 2006
原題 : lucky number slevin
監督 : Paul McGuigan

ジョシュ・ハートネットは、こういうちょっと謎解き的な脚本が好きだよね。
監督の名前はあんまり知らなかったんですが、
『ホワイト・ライズ』 と 『ギャングスター・ナンバーワン』 の監督でしたね。
確かに、『ラッキーナンバー7』 は、この2作品を足して2で割ったような作品かも。

最初には真実がなかなか見えない。
だんだんと過去と今が繋がってくる。

ただ、敵討ちの為なら、直接関係無い人まで殺していいのか?
ってあたりが、ちょいと残酷な気もしましたな。
まぁ、人がバタバタ死んでいくのが好きなんでしょうね、
アメリカ合衆国の人は。

ヴェトナムにしてもイラクにしても、間違いだったと気付くのが、遅すぎやしませんか?っつーのッ!

ブルース・ウィリスがちょっとダサいのが悲しかった...(笑)

医師の任務について

2007-01-26 07:21:14 | キューバ&チェ・ゲバラ
文庫本の『モーターサイクル・ダイアリーズ』の中に、
この本の著者であるエルネスト・チェ・ゲバラが、
この旅の遥か後、1960年8月に行った演説が載っていた。

その一節.....

 医者というものは、世の中で何が起きようと、絶えず患者のそばについていて、患者の心理状態を深く知り、痛みを感じとりそれを癒す者の代表である。だから、医師は、社会において責任の大きい、きわめて重要な仕事に携わっているのである。

映画 『不都合な真実』

2007-01-25 07:44:44 | 映画 「う段」
難しい内容なのに、字幕が非常に分かりやすく、感動してしまうほどだったよ(笑)

『不都合な真実』 2006年
原題 : an inconvenient truth
監督 : Davis Guggenheim

"緊急な危機でなければ、すぐに動こうとしない" みたいな事言ってたよね。
でも、明らかに緊急事態になってるよね、地球の温暖化って。

自分はね、温暖化でも核戦争でも何でも、人類が滅びるのは地球の営みのひとつだと思ってる。
こういう事に全員で全力で向かうことができない人類を創ったのも地球だから。

でも、こうやって、一生懸命になって自分の子供たちに、綺麗な地球を残してやりたいと活動している人を見るとね、それはそれで、まぁ、自分のできる範囲では協力しようかな、とは思うワケです。

何でも買えば揃う先進国。
面倒だからと何でも使い捨ての先進国。
見栄のために、服飾品にお金をかける先進国。
自分の快適感のために、全てを電化、自動化する先進国。

温暖化のために、干ばつに苦しむ途上国。
干ばつのために飢えに苦しむ途上国。
飢えや資源確保のために戦いの繰り返される途上国。

氷の溶け続ける氷河。
急激な雨量の増加のために氾濫する河。

今だって他人事ではないのに、どこか他人事な日本人。
大量消費、使い捨て、ブランド志向、消費者天下な日本人。
他人事でなかったと気が付いたときには、既に手遅れになっているのかも。

悩める人々

2007-01-23 07:55:41 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
うつ病だったり、日々悩みをかかえていたり、
すぐに凹んでしまう人々。
または、心療内科というところに通われている方々などは
西洋医学ゆえに様々な病名をつけられていると思います。
人はそれぞれ違いますから、
同じ病名でも必ずしも同じ症状というワケではないでしょう。
同じ薬で同じように改善するとは限らないし、
同じ病名でも医者の出す指示は違うかもしれない。

ただ、
もし悩める人々の共通点を上げることを許してもらえるなら、
"いつも自分を責めてしまう人" だと思うのです。

これはあくまでも、自分の考えです。
サンプルは 友人とzooquie本人 です。

悩んで凹んでしまうのは、
人を悪者にしてしまうという責任転嫁はできず、
自分が悪いんだと思ってしまうから。
そして自分のコンプレックスは増えるばかり。
自分に対して厳しいから、
自分で自分に甘えられない。

何か失敗があると、
自分に甘えがあるから、
自分の性格がイジケてるから、
自分がしっかりしていないから、
自分ではっきり言えないから.....などと、
自分に対して原因追求してしまう。

人にいつもと違う態度をとられただけで、
嫌われてしまったのではないか、
自分が何か悪いことを言ったのか、
さっきの態度で気を悪くされてしまったのか.....などと、
自分には悪気も悪意もなく、ましてや故意でもないことなのに、
自分に対して原因追求してしまう。

相手も、悪気も悪意もなく、何の気なくちょっと態度が違ってしまっただけかも知れないのに、気付くと自分を責めてしまっている。

まったく逆に、
自分は悪くないと必死で言い訳を考えてしまったりもする。
誰に言い訳するワケでもないのに、
自分に対して必死で言い訳してしまう。

要するに、
自分に嘘がつけない。
自分を上手くごまかせない。
自分を甘やかせない。
自分で自分の事に厳しくなりすぎて、
上手にコントロールできなくなっている。

まわりの人々をあまりに気にかけすぎて、
自分を見失ってしまったりもする。

自分に嘘はつけないけれど、
相手に合わせて心にも無いことを言ってしまう。
自分をごまかすことはできないけれど、
相手が上手く笑いでごまかせば、
ちょっと変だな、と思っても一緒に笑って流してしまう。
自分を甘やかすことはできないけれど、
人の言う事を上手く否定することも、拒否することもできないから、
ついつい相手を甘やかしてしまう。

そんな繰り返しの中で、
自分を上手くコントロールできなくなってしまっているから、
気が付くと人に振り回されていたりする。

それさえも、自分のせいにしてしまう。

やさしいんですよ。
心に悩みを持つ人は。
人に同じ痛みを感じさせたくないから、
ついつい人にやさしくしてしまう。
甘やかしてしまう。
全てを自分のせいにしてしまう。

どうにもならない時に、人のせいにしてしまうことはあるけれど、
それはあくまでも自分への言い訳。
誰かを責めるのではなく、行き場の無い自分の心への言い訳。

だから、Blogなどで本音を書いているはずでも、
やっぱりやさしい。
だから、"こんなこと書いてもつまらないかな" とか
"これじゃ、暗すぎるかな" など、必要以上に気にしていたり。
無理して明るく書いてみたり。

相手の立場に立って考え、柔らかい言葉を返し、
自分のことを語る時は自分を責める。
人を許し、自分を責める。

うつ病だったり、日々悩みをかかえていたり、
すぐに凹んでしまう人々。
そういう方々に 「あなたはやさしい人なんですよ」 なんて言っても、
そういう精神状態の時には信じられないでしょうし、
やっぱり自分を責め続けてしまうのでしょう。

でも、時には 「自分ってやさしいのかも?」 なんて
思ってみるのもいいのかも知れない。
完璧な人間なんていないのだから、
誰にでも欠点はある。
はたから見れば、実は小さな欠点なのに、
当人だけが日々自分を責め続けているのかも。

だから、Blog仲間でも、会社の同僚でも、
軽い付き合いの友人でも、つながりのある人だれでも、
やさしいところを見つけたら、相手を褒めるのって大事なのかも。
目に見えないところで、
日々悩み苦しんでいるのかも知れないから。
明るく見える人でも、
日々自分を責め続けているのかも知れないから。
お気楽なタイプに見えて、
自分に対しての行き場の無い言い訳に、
日々涙しているかもしれないから。

映画 『アウトサイダー』

2007-01-22 07:49:10 | 映画 「あ段」
以前に小説からの引用はいくつかしたのですが、
映画のことは書いていなかったなぁ、と思い。

『アウトサイダー』 1983年
原題 : THE OUTSIDERS
監督 : Francis Ford Coppola

公開当初は劇場で2回だか3回だか観ました。
数年前の池袋でのリバイバル上映でも3回は観ました。
DVDでは数え切れないほど観ました。

映画の出来がいいとか、悪いとかの問題じゃないんですよ。
青春なんです。

生活環境に恵まれていなくても、
自分達なりのこだわりがあって、
ファッションがあって、
スタイルがあって、
個性がある。

カーマイン・コッポラの音楽もいいんだよね。
ちょっと古くさい感じが、返って印象を深く刻みつける。
「あ、このシーンではそろそろあのメロディーが聞こえてくる」
とかね。
ダラスが死ぬシーンなんてたまらんですよ。

青春なんですよ。
もう、こーゆー映画は撮れないだろうな。

ミュージカル 「Noche Tropical / ノーチェ・トロピカル」

2007-01-21 11:02:51 | キューバ&チェ・ゲバラ
1992年1月にキューバの一流アーティスト達が来日し、
行われた公演、ミュージカル「Noche Tropical / ノーチェ・トロピカル」。

この映像を観せて頂ける機会に恵まれた。

当時の若手からベテランまで、それはそれは厚みのあるメンバーだった。
既に他界している方も何人もいるとか。

ダンサーたちも凄い。
子供から年配の方まで、完璧に踊っている。
それは、整然としたバレエとかマスゲームとは違い、
ソウルの注入された踊りというか、DNAがリズムを刻んでいるというか、何とも表現し難い、けれど完成度の非常に高いステージだった。

年配だからと、ヨボヨボ踊っているワケではない。
長年女性をエスコートしてきた優しい手捌きと、
ブレイク・ダンス顔負けの脚捌き、ステップ&ポーズ。
去年観た『RIZE』を思い出したほどだ。
それを初老の老人が踊っている。

衣装もすばらしく、15年も前とは思えない、今でも華やかさに古さが無い。
そういう衣装を子供も大人も身体いっぱいに表現するための、
ひとつの小道具としてめいいっぱい活用していた。

女性はその魅力的なボディ・ラインを出しつつ、
ダンスのステップは色っぽく、さらに華やかになるコスチューム。
男性は女性をエスコートしながらも、軽やかなステップに、
鍛えられているからこそのパフォーマンスと、
スレンダーなスタイルの魅力を損なわないダンディなスーツ。

日本人向けに 「ミュージカル」 と言ったのかもしれないが、
これは完璧なショーだった。

隙の無い、最初から最後まで魅了させてくれるショー。


貴重な映像が観れたことを心から幸せに思う。

母親

2007-01-18 07:34:45 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
母親というものは難しい生き物のようだ。

自分の母親は子育てを放棄した。ついでに言えば家事も。
子どもにしてみれば、虐待されたりするよりは、放棄してくれて良かったのかもしれないけどね。
元々子供が好きじゃなかったみたいだ。

母親はほとんど家にいなかった。
仕事もあったし、習い事もいつも2つ、3つしていた。
夜もいない、週末もいない。

自分は伯母に面倒を見てもらっていたからいいものの、
姉は特定の人に預けられたワケではなく、
母親の変わりに小さい頃から、家事モドキをしていた。

そんな姉には、愛情を感じられる人が側にいなかった。
姉は母親の愛情が欲しくて欲しくてたまらなかった。

我慢の限界に来た思春期に、登校拒否。
拒食症と過食症の繰り返し。
対人恐怖症。
自殺未遂の繰り返し。

それでも、母親は姉を病院に連れて行くだけで、
母親自身が変わらなくてはいけないことを、
口先では言うものの、心では分かっていなかった。

姉がちょっと調子良くなると、すぐに学校に行かせたがった。
強くなれとか、少しは我慢しろとかも言っていた。
それが出来ないから悩んでるのに。
あなたに、子どもを抱くように、愛情いっぱい包んで欲しいだけだったのに。

姉の病気のことで、病院の先生から呼び出しがかかろうと、
習い事優先で、平気ですっぽかしていたような人である。

姉が本当に死んでしまうまで、分かろうとしなかった。
いや、死んだ後もわかっちゃいないだろうけど。


ちょっと前まで、世間では、母親は子どもを命がけで守るかのようなことを言われていたけれど、それはやっぱり一般論でしかない。
多くの母親は子にとって、とても逞しく頼り甲斐もあるのでしょうが、
少数の母親は、母親となった強さ故に、弱い者の心をなかなか理解出来ないでいるものかと。

映画 『ゾルタン☆星人』

2007-01-17 07:47:25 | 映画 「お段」
おバカ映画ですよ。DVDで鑑賞です。

『ゾルタン☆星人』  2000年
原題 : DUDe, Where's my Car?
監督 : Danny Leiner

青春時代に一度観ておきたかったね。

とにかく、おバカでくだらない映画です。
ここまで、おバカな映画が作れるなら、
アメリカ合衆国もまんざら悪い国じゃないかも、
などと思ってしまう(笑)

人気が昇り調子だった頃のアシュトン・カッチャーだし、
"恒星間ジャンプスーツ" なるものも見れるし。

話はムチャクチャですが、
ここまで、おバカだと、呆れると言うより
一緒におバカになって観ちゃいますね。
そこが、おバカ映画の面白いとこなんですが。


...実は、セリフ覚えちゃうんじゃないかと思うくらい、
DVD観ました、5回は下らないでしょう...<爆!
吹替えも字幕もおかしいのです。

花開く能力

2007-01-15 07:40:37 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
慶應義塾の安西祐一郎塾長の講演から。


 だれでもいろいろな能力をもって生まれてきているはずです。数学の能力をもっている、音楽の才能がある、あるいは絵を描く才能がある。(略)たとえば、人とコミュニケーションを図る力がすごくある、人に笑顔で接することができる、あるいは、いつも黙っているが何となく周りが安心していられるというのも立派な能力です。

 他者に貢献していくこと、食べていくこと、それらを花開いた自分の能力によってできるということは、やはり人間として生まれて、本当に一番幸せなことの一つなのではないかなと思います。


自分にも、どっかに花開くはずの能力が潜在しているのだろうか?
それを探し求めて、その能力を生かした仕事をしたくて、色々な職業に就いてきたけど、結局今だ見つからず。

「だれでもいろいろな能力をもって生まれてきているはず」らしいがね、どうやらここに一人だけいるようだよ、何の能力も無い人間が。

こんな風に語られちゃうと、返って凹むんだよね、自分の場合...

映画 『The SPIRIT of '76』

2007-01-14 10:58:50 | 映画 「う段」
日本未公開作品のVTRをもらったので観ました。

『The SPIRIT of '76』  1990
監督 : Lucas Reiner

脚本がこの監督とロマン・コッポラです。
ソフィア・コッポラは監督としてすっかり評価されてますが、
兄貴はいまいちですな、特に日本では。
自分は 『CQ』 とかムチャクチャ好きでしたけど.....

この頂きモノのビデオはノースーパーでしたので、
細部まで笑えたのか良くわかりませんが、
かなり面白い、笑える、おかしな作品でした。

日本語が下手な日本人とか、レイフ・ギャレットも出てる。

1776年と1976年と2176年のことを描いている、
タイムマシーンものです。 だから 「’76」

ありがちなストーリーになりそうなところを、
ロマン・コッポラが上手くシャッフルしてくれてて、
そこがいいんですけどね。

音楽もなかなかウケますよ。
「Mission Impossible」とか
「Top of The World」とか...超メジャー級(笑)
ラストシーンは、
Bay City Rollers の 「Saturday Night」 (爆!!)
空中分解ものですよ、まったく!