Death & Live

いわゆる日記とは違うようで。死に様や心の疲労について、つれづれなるままに書き綴るだけ。

映画 『ドリームガールズ』

2007-03-27 07:36:58 | 映画 「お段」
秀逸。

『ドリームガールズ』  2006年
原題 : DREAMGIRLS
監督 : Bill Condon

素晴らしかった。
ため息が出るほど、響くものがあった。

やはり、歌のパワーというのは計り知れないものがある。

ジェニファー・ハドソンの歌には
涙を堪えきれないほどのソウルを感じた。

♪~私たちはファミリー・・・・・
と、唄われた後は彼女が歌う度に涙が溢れた。

ドリームガールズたちが夢を追っていたことや
成功したことがすごいんじゃない。

挫折しながら、間違いながら、迷いながら、
なんとか前に進もうとする、
時には人を恨みながら、時には自分を恨みながら、
それでも、後ろを向いてしまった自分を奮い立たせ、
なんとか前に進もうとする、

失敗を繰り返しながら、
大人が大人になっていく。

ラストシーンが優しいね。

ウリヤノフスカヤ炭鉱

2007-03-25 11:47:19 | 死・自死
せっせと記事が書けないので、
ついつい少し前のニュースになってしまいますが.....



2002年10月に、
プーチン大統領50歳を記念して開業された、
「ウリヤノフスカヤ炭鉱」

最新の設備のはずなのに、
19日の爆発事故で100人を超える人が亡くなった。

煙が充満し、坑内の天井も崩落。
深さ200メートルの坑内に残された
坑夫たちの不安は想像を絶する。

以前に、メタン・ガスの濃度が基準を超えていると
指摘を受けているにも関わらず、
炭鉱会社は操業を続けた。
...というか、続けられたことが信じ難い。

そして、皮肉にも新しい安全装置の点検中に
爆発が起きたとの事。

いかなる理由であれ、
以前の指摘に対し、誠実に対応していれば、
今回の事故は防げたのかもしれない。

坑夫たちも、給料欲しさに警報を無視することも多々あったとか。

ソ連時代の、古い設備の炭鉱ではなく、
今世紀に操業を始めた炭鉱なのに。

人の命とはこんなに軽いものなのか?
自身のコレカラに理想もあっただろうに。

最近のロシアは、
何かをどこかに置き忘れている雰囲気がある。
長期ゆえなのか、最近強権傾向の強い、
プーチン政権のせいとも思われる。

安定感の無さを繕うために、
負の部分に目をつむり、
世界の視線が集まる部分にばかり光を当てているような。

映画 『ルワンダの涙』

2007-03-23 07:43:36 | 映画 「う段」
『ルワンダの涙』  2005年
原題 : SHOOTING DOGS
監督 : Michael Caton-Jones

ストーリーは基本的に 『ホテル・ルワンダ』 と一緒。
1994年当時のルワンダでのフツ族による、
ツチ族に対するジェノサイドの話。
避難民を置き去りにして、白人だけ脱出する。
国連軍も去って行く。メディアの人間も取材だけして立ち去る。
このあたりは全く一緒。

逆に言えば、
当時のルワンダではこのようなことが、
あちこちで起きていたと言う事。
ホテルか学校かの違い。
匿った人間がフツ族のホテル支配人か、白人神父かの違い。

そして大勢のツチ族の人々が殺された。
それでも国際社会は無視し続けた。
真実を見ようとしなかった。

決してフツ族だけが悪いワケではない。
逆の立場の虐殺だってあったのだから。

そういった怨みつらみが世代を超えて固まり膨らみ、
多くの命が人間の憎しみによって失われた。


他国の悲劇などと客観視せずに、
学ばなければいけない、歴史から、事実から。

白人レポーターの女性が言っていた。
「黒人だと自分の身内に置き換える気持ちにならず、
涙が出ない」、と。
それは、想像力の欠如でしかない。
人には想像力があるのだから、
国籍や人種や宗教などを超えたところで、
相手の気持ちを理解しようと努力しなくてはいけない。
相手の立場に立って物事を考えるよう、
想像力を働かせなくてはいけない。

先進国の人間は、身の回りが便利になるばかりに、
工夫をして創造することを忘れている。
それがそのまま想像力の低下に繋がっているように思う。


他国の悲劇などと客観視せずに、
想像しなければならない、「これが自分だったら」、と。

自分のコレカラを想像するのと同じように、
人のコレカラも大切に考えなくては。

ダルフール続報

2007-03-21 08:59:49 | 戦争・紛争・内戦・テロ・虐殺
ちょっと前のニュースですが.....

国連人権理事会が、ダルフール地方(アフリカ・スーダン西部)の
人権状況を非難する報告書を発表した、との事。

スーダン政府軍を直接非難している。

報告書では、
政府軍はアラブ系民兵組織ジャンジャウィードと一緒になって
黒人系市民に攻撃を与えていると。
加えて何より許され難いのは、
この地方全域で女性に対する強姦が行われているということ。

この紛争の死者は、少なくとも20万人とされ、
国内避難民、難民は約200万人にのぼるそうだ。

何も改善されないばかりか、
スーダン政府の対応は悪くなるばかりだ。

国連とアフリカ連合の平和維持軍の受け入れも拒否しているし、
今回のこの調査団の訪問も拒否している。

調査団はチャド(隣国)のスーダンとの国境付近で、
難民や目撃者から聞き取り調査をしたそうだ。

この報告書さえ、
スーダン政府は "直接見ていないクセに!" 的な批判をしている。

どうにかならないものか。
何か手はないものか。

自分の力不足を痛切に感じるばかり。

人々が自由に空を見上げることができる日は来るのだろうか?
人々が自分のコレカラを自由に思い描ける日は来るのだろうか?




少々、自分のことになりますが、
とにかく体調がなかなか改善しません。
更新も滞っております。

それでも、どうしてもこの事は書いておきたくて、
記事にしました。


今日は久々の休日なので、
元気が出たら映画でも観れたらと。

映画 『超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」

2007-03-16 07:23:40 | 映画 「い段」
試写会ね。
ケロロのキャラに似合わず、家族愛とか描かれちゃってんだな。

『超劇場版 ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!」 2007年
原作 : 吉崎観音
総合監督 : 佐藤順一
長編監督 : 山口晋
短編監督 : 近藤信宏

自分は家族というものに縁が薄いので、
感動して泣く、というところまでは行きませんでしたね。
でも、父親世代の男とか、ちっちゃい子を持つ母親とかは
ちょっと泣いてた感じで...
いちおストーリーは感動モノなのですよ。

もちろんケロロですから、あちこちにオチも満載で。

ファミマでマグカップもらえるらしいから、
ケロロパン食べて応募しようか、などと企て中(笑)
どのパンも結構自分は気に入ったので、
せっせと買いに走りましょうかね。

あっオタクじゃないですよ(笑)...たぶん.....きっと...(汗)

シラク仏大統領 引退表明

2007-03-14 07:37:24 | つれづれなるままに
シラク仏大統領もとうとう引退ですか。
自分の記憶の中では、
東京サミットの頃のミッテラン大統領とシラク首相っていう
組み合わせが最初の刷り込みでしたね。

先日までの悩み疲れた顔から、
一変して、いい顔になられましたね。
優しさと決意を持っている感じが、
ミッテランの下で首相をしていた頃の雰囲気さえある。

「私は、あなた方に違った形で尽くす時期を迎えた。」

人の顔って、一つの決意次第で、一晩で変わってしまうものなんだな。

右翼を牽制するコメントもしているけど、
彼は彼なりに歴史あるフランスを愛しているのだろうな。

核実験をしたことは許せることではないけれど、
終始イラク攻撃に反対をして、米を敵に回す度胸は
それは簡単なことではなかっただろうに。

親日家と聞いてますが、
どうでしょう、政界引退後は日本に住んで頂いて、
アメリカ合衆国に 「No」 の言えない日本政治に、
アナリストとしてモノ申してくれませんかね。

夢かな.....

映画 『善き人のためのソナタ』

2007-03-12 09:59:08 | 映画 「お段」
すっごい久々に映画観ました。

『善き人のためのソナタ』  2006年
原題 : Das Leben Der Anderen
監督 : Florian Henckel von Donnersmarck

ラストの台詞が良いのですよ。
「ギフト包装しますか?」
「いや、わたしのための本だ」

人間って生き物は、
放っておけば、
自然と正義に向かうんだろうな。

しかし、欲求に際限がないから、
屈折して方角を間違えてしまう。

それでも、
また再び正義に向かうことができるのも、
人間って生き物なんだな。

音楽を中心に表現した映画かと思ってたら、
人の生き様を中心に表現していたね。

ヒトラー時代のドイツを描いた映画は多いけど、
東ドイツの終焉期を描いた映画って意外と少ないかも。

秀作。

パワーの石ころ

2007-03-09 08:12:12 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
体調を崩したりしていたら、
友人が "石" をくれました。
身につけていると効用があるそうで.....

シトリン(黄水晶) 生命力に満ち、勇気と自信をもたらす



パウアシェル
 高度な治癒能力があると知られている。



レピドライト 肉体と精神、感情のバランスを保ち安定させる




どれもこれも、今の自分には欠かせないもののようです。

整体ドリンク

2007-03-07 07:53:42 | 凸凹な人々へ ∋zooquie
先日、体調が悪い中、整体に行きました。

顔がゲッソリしていたので、
体調が悪いのは一目瞭然だったのですが、
帰りに院長先生から 「胃腸が悪い時はコレを飲んで」 と言って、
ドリンク剤を頂きました。
「不味いけど、ちゃんと最後まで飲むように」 と言われつつ...

帰宅後、早速飲んでみましたが、確かに不味い(笑)
ホットミルクと交互にのまなければ、
とても飲み干せませんでした。
それでも、せっかくの厚意ですので、
がんばって飲みましたよ。


家族がいない、などとイジけたこともありましたが、
こういう、周りの人々に支えられている自分を
再認識させられました。

もしかしたら、そういうことに少し気が回らなくなっていたので、
罰として体調が悪化したのかも...などと。

まったくもって

2007-03-05 08:00:49 | つれづれなるままに
仕事がピークで忙しいときに、
どうしようもない事に、体調を崩しました。

全く食べ物を受け付けず、水だけの日々。
約1週間で、何とか復調しました。

しかし、Blogで文章を書く気力がまだ出ていなくて、
なかなか更新できませんでした。

最初の数日はPCを立ち上げることさえ出来ませんでしたが、
ここ数日は皆さんのBlogへ遊びに行ったりはしてました。

なんとか、また連日更新に戻したいものですが、
まだ、しばらくは穴アキ更新になりそうです.....

今後共、何卒宜しくお願い致します。