日産フィガロ



お昼に外出し交差点で停車すると、脇の右折車線に異様なフォルムの車が停まる。
日産フィガロ・・・!! それも外装はかなり綺麗な個体。
ドライバーは若い女性(だったと思う、よく確認できなかったが)

フィガロがリリースされたのは1991年、平成3年と、31年前。
バブル時代、日産が次々にリリースしたパイクカーシリーズの第3弾。まあ、フィガロがリリースされた途端にバブルは弾け、シリーズはこの車でエンド。
ベース車は初代マーチ。ディメンションは、L=3740 W=1630 H=1365 WB=2300 と、非常にコンパクトだが、その外観ゆえ、このサイズより一回り大きく見える。
エンジンはMA10ET リッターターボだ。76PS 10.8kgmと、車重810kgを走らせるには十分な出力。

フィガロは実家の隣の幼馴染が乗っていたので、一度見せてもらったことがある。
外装はレトロチックだが、やはりオープントップなのが独特の味を出している。随所にメッキ加飾を施しているのもバブル時代っぽかった。
内装もレトロだが、一つ一つのパーツがかなり凝っていた。全体的にギラギラではなく、キラキラ感があった。
後席もあるが、座るのは無理なレイアウト、ルーフ収納を考えれば2座でもいいと思うのだが、マーチベースゆえ4座にしたか。

総括すると、「もの凄く拘っていて、お金かけている」かな。
現在では、こんな趣味性ベクトルの車が出てくることは無いだろう。
エレクトリックなら、内燃機関故の縛りは無くなるのだから、せめて今までとは全く違ったデザインに本気で取り組んでもらいたい

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