寝覚めが悪い子

いつからか、PCがスリープから復帰すると、ネットワークに繫がらなくなるという状態になった。

まず調べるのは、デバイスマネージャーでネットワークアダプタの電源管理の設定だ。
「電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」にチェックが入っていると、スリープ復帰後も眠ったままになってしまう。

当然、このチェックは外してある。

コマンドプロンプトで、 IPCONFIG /RENEW を入れてIP構成を確認すると、
「DHCPサーバに接続できません」メッセージとなる。

再起動すれば復旧するのだが、スリープ復帰のあとに毎回再起動とは、意味がなさ過ぎる。
ログオフではネットワーク接続は回復しない。

で、更に調べてみると、Microsoftサポートであった。
「デフォルト ゲートウェイの設定は、Windows Vista ベースのコンピューターをスリープ状態からのスリープ状態を解除すると失われます。」
http://support.microsoft.com/kb/933872/ja

うん、相変わらず日本語が変だ。機械翻訳のレベルが低すぎ。カネは腐るほどあるのだから、人を雇って校正してもらいたい。

内容は、スリープするとルーティング情報が全てなくなるというもの。
Vistaからスリープを推奨するようになったはずなのに、これは使い物にならなすぎる。
しかもだ、製品問題として認識しており、SP1で対策済みと。

我がPCはSP2だ。対策はとられているはずなのに、SP1以前の状態になってしまっている。
まあ、仕方がないのでアップデートモジュールのKB933872をインストールしてみた。

が、実行すると、「この更新プログラムは、お使いのシステムには適用されません」メッセージ
SP1で対策済みだと言っているので、SP2が入っているVistaには入れないのは当たり前。

打つ手なし、終了

どうにもアヤシイのは、毎度のWindows Updateだ。
やはりVista用ストレス増大モジュールをどんどん送り込んでいるとしか思えない。
今回のスリープも、以前は正常動作していたのだ。
設定は変えていないので、システム的にいじられたとしか考えられない。

できるのはWindows Updateのみ

仕事場のPCがWindows7で、だいぶ慣れたので、自宅PCも7でいいかな?? と考えるようになってきた。
悔しいが、Microsoftの術中にはまりそうだ。
Windows8のUIだが、Win95世代からすると、やはり「スタートボタン」がないのは違和感ありすぎだ。
スタートスクリーンは明らかにスマホ向け。

スタートボタン搭載の最後のOS・・・ う~ん、買うしかないかなぁ
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