bBオープンデッキに遭遇


今回遭遇したのは最終仕様のオーシャンズバージョン。ボディカラーは専用のブルーマイカ。

トヨタは隙のないマーケティングをしているはずなのに,時折こういう「あ~あ,ヤっちゃった・・・」カーを発売する。
他メーカーに比べ基本的な体力,資本力がケタ違いだからこそではあるけれど。

bBオープンデッキは初代bBのリアセクション(ラゲッジ)をトラックの荷台状にした派生モデルだ。
ボディ形状変更に伴い,運転席側ドアは1枚に,助手席側ドアはピラーレスの観音開きとなった(マツダRX8より先に実現)。

ノーマルbB自身,コンセプトカーで発売は無いだろうという予想を裏切り,発売→ヒットモデルとなった。
流石にオープンデッキはコンセプトカーのみだろうという予想をこれまた裏切り,発売してしまった。
販売台数は予想通り惨憺たるものであったが。
(bBオープンデッキのみの販売台数データなし。初代+2代目の2007年末までの生産台数は60万台を超える(北米含む)(←あ~あヤダヤダ))

見た目のインパクトは抜群だが,それだけ。流石のヤンキー層も手を出さなかった。
何よりbBは夜のイメージで売り出し,それを求める層が購入する。それが真っ昼間のシーサイドをイメージしては売れる訳がない。
「健康的」と言う言葉はないのだ。
どうせならば2座のミニピックアップ形状にして,別名で発売すれば良かったと,個人的には考える。
・・・スズキのマイティボーイを知っている世代だとバレるなぁ 
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