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マチンガのノート

読書、映画の感想など  

祖父と父と防衛大学についての考察。

2025-04-23 00:27:32 | 日記

うちの祖父は、生前のことから考えるに、家の外では周囲の言いなりになり行動していたようだ。

拒否能力がなく、言いなりになって行動していたので常に屈辱感を感じていたため、

それを紛らわせるためにしょっちゅうお酒を飲んで暴れていたのだろう。

そのため長男であるうちの父親に対しても小さい頃から色々と干渉して一方的にあれこれやらすのみで、

親としての思いやりから何かを教えたりすることをしなかったので、

うちの父親も何かを教わって自分からやるという体験が無く、単に言いなりになっていたので、

内面や主体を発達させられなかったのだろう。

親などからの教えを内面化出来なかったので、言いなりになるところ以外がないので、

思いつきで何かをやってうちの母親が嫌がって反対しても、気にもとめず自分の思い通りに

していたようだ。

普通大学に進学すれば余裕ができて、周囲と話し合って決めるようになったりするのだろうが、

進学したのが防衛大学だったので、24時間管理で、教官の言う通りに行動する以外の事がなく、

さらに言いなりになって行動する部分が強化されたと思われる。

言いなりになるのみなので、状況を見て判断して行動するということが出来ないので、

防衛大学は卒業できても、その後に行った幹部候補生学校ではやって行けなかったことが、

中退の理由だったのだろうが、自分で考えることが出来ないので、何故自分がやって行けないのかも、

解らなかったのだと思われる。

その様に過ごしてきたのでこちらが何か言っても、支離滅裂に何かを言って、

一方的に自分の言うことに従わせようとしていたのだろう。

様々な常識などを内面化出来なかったので、普通の行動もできず、周囲とも仲良く出来ず、

勤め先の会社でも居させてもらっていただけだったのだろうが、

自己感覚や内面が発達しなかったので、本人はその事も判らなかったのだろう。

最近は発達障害が何かと話題になっているが、うちの父親と同じ様に自己感覚や内面を

発達させらられず、社会に適応出来ない人もかなり居そうである。

 

 

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