みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

桜が咲いた

2016-03-31 11:26:44 | 日記

        開花宣言から数日、やっと我が家の近くも「桜が咲いた」と言えるほど桜が咲きました。

           拡大はこちら

 

       まだ満開とは言えませんが、ここまで来たら、間もなく満開になり

       週末にはこの下で家族そろって家族写真を撮る人がいっぱいいるでしょう。

       川沿いにズラーッと桜の木があり、満開になると圧巻です。

       我が家からも毎日眺めるのですが、やっぱり木の下で見上げなければいけません。

 

       そこでお花見の話題です。

       今朝 朝ご飯を食べながらTVを観ていると、呆れたお話がありました。

       横浜の公園で某大企業が90%も占領して花見の場所取りをしているということです。

       ブルーシートを敷き詰め、無人でありながら企業の名前を書いて「〇時~〇時までは使って結構です」

       と看板を出しているそうで、何たる勝手モンか

       そのことを指摘されると「会社の指示ではない」とか「社員の自由な行動」などと言っているそうな。

       しかし、会社に関係がないなら、この大きなブルーシートは個人が買ったものなのか、

       こんなことをしておきながら、会社は本当に知らなかったのか。

       上司が知らずにこんなことがことができる会社だったら、事業的に信頼できない会社ということになる。

       さて、〇揮さん、ばっくれて済ますつもりですか

       

       もうひとつ 腹立つのは、市役所か区役所か知りませんが、知りながら何の対処もしていないことです。

       「困る」と言っているだけなら、税金で給料もらっている身分が恥ずかしくありませんか

       

       夫の話では『花見場所取り代行サービス』なることをしている者ドモがいるそうです。

       東京上野公園でも、こうやってみんなの迷惑を省みず、場所取りをしているヤカラがいるんでしょうね。

 

       昔から不思議なのですが、なぜ”花見”と称して桜の木の下で飲めや歌えをするんでしょうか?

       我が家の周辺では、桜の木が身近にあり、みんな大騒ぎをしながら見上げて歓声を上げ

       写真を撮ったりして楽しんでいます。

       それこそが ”花見” なのではないでしょうか

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紅花(ベニバナ)を染める

2016-03-28 10:47:42 | 日記

       『紅花は寒い時に染める』と言います。

       お湯を使わず冷たい水で揉みだすので、冷たいことこの上ないのに、

       寒い時でないと染め上がりがよくないのです。

       もっと寒い時期に染めたかったんですが、娘の看病があったり、なんだかんだと忙しかったです。

       まだ寒い! と思って、今季最後の機会になると思って染めに入りましたが・・・

       見事に失敗しました。

       そんな失敗作をアップしてどうすると躊躇しながらも、これはこれで色の出具合はいいのではないか、

       つまり、紅花の紅色は出なかったけど、色はいいのでアップしてしまえ

       そんな乱暴なお話です。

       紅花 560gあります。 これを染めます。

         

         1日中冷水で浸けおきます。

       紅花は黄色と紅色の2色染めることができます。

       最初の揉みだした色で黄色を染めることができ、残った紅花で紅色を染めます。

       というか、黄色を出さなければ、紅色を染める染め液が出せないのです。

         というわけで下が黄色を染める黄水です。2度揉んで出した色です。

         

 

       揉んで絞った紅花をさらに別の水で揉みだし、水を変えて4度揉みだし

       出た染め液が下です。

         

       明らかに色が赤くなっています。

 

         染める糸たちが精練されて染められるのを待っています。

         

       ※精練(せいれん)というのは糸の汚れや脂を落とすための染めの作業です。

        ぬるめのお湯に糸を入れ沸騰したら火を止め20分おいてよく洗います。

 

       さて、最初は黄水で黄色を染めますが、これは真綿糸巻きスラブ糸1/6 106g 635m 1綛を染めます。

       ① 精練した糸をミョウバンで媒染します。これは色落ちを防ぐためです。

         黄水は熱を加えても色素が壊れないので、ミョウバン媒染したあと洗った糸を

         黄水染め液に入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて 翌朝まで浸しおきます。

 

       残り、平巻糸1/6 52g 317m 3綛、 真綿糸巻きスラブ糸1/6 1綛、

          絹紡太カベ糸 106g 2540m 1綛 を染めます。

       紅色水は熱を加えると色素が壊れてしまうので、冷水のまま使います。

       ① 紅色水に炭酸カリウム10gを入れて1時間おきます。(炭酸カリウムが溶け込むまで)

         炭酸カリウムを使うのは染め液をアルカリ抽出するためです。

       ② その液に今度はクエン酸を入れてリトマス試験紙でphを測ります。

         ph 6 になるように、そためにクエン酸を加え続け、けっきょく 19gのクエン酸を使いました。

         そこに精練して洗った糸を浸けこみ、翌朝までおきます。

       ③ 翌朝、酢酸100㏄を水5リットルに溶かして、紅色水に染めて洗った糸を浸け込んで10分間。

         洗って干します。

 

           洗って干されるところです。左が黄水で染めた糸。あとは紅色水で染めた糸です。

           

       ここで、黄水で染めた糸ははいいのですが、

       紅色とはとんでもなく違う色だということにお気づきですね

       タッハハ、もう笑うしかないのです。

           バットの上に降ろしてみる

              拡大はこちらで(ヤケクソ気味で)

 

          あまりにも悲しいので写した写真の明るさを補正してみます

          このほうが、実際の色に近いです(言い訳ですが)

              拡大はこちらで(もうどうでもいいや

 

       紅色とは似ても似つかない色ですが、冷静に考えてみれば、こんな”やまぶき色”を草木染めで出せるなんて

       あり得ないのです。

       どうにもこうにも 言い訳とやせ我慢の言辞を弄しているとしか思えませんが、

       なぁに、あとは織りの技術で 素晴らしく織り上げるんだと開き直りの今です。

       気温かなぁ、いえいえ 稚拙な技術かなぁ、

       あまりにも前の紅花染めとは違いすぎる結果に気落ちしておりますデス。   

           

 

    

            

 

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大相撲の話

2016-03-24 15:46:07 | 日記

     大相撲の月です。

     子供のころから相撲が好きで、地方巡業の時に近くで見られる相撲に

     子供ながら大興奮しました。

     今場所はいつも情けない成績の琴奨菊が先場所優勝して「ひょっとして横綱になるか?」と

     いつになく人気が出ているようです。

     ただし、新聞の見出しやTVなどで「久しぶりに日本人の横綱か!」と興奮するのは不愉快です。

     横綱の国籍がどうであろうと、それがどうだというのでしょうか。

     相撲協会が外国籍の人を引っ張ってきた時から、そのことは考えられることではなかったのでしょうか。

     どこの国籍を持っていようが、強い人が横綱になる、それが勝負の世界だと思います。

 

     それはさておき、今場所の横綱白鵬は暴れん坊です。

     いったいどうしたのというくらい大暴れしています。

     幾度にもわたる”ダメ押し”という、もう負けているのに、さらに押し出し、

     足が出ているのに、別の足を持ち上げてひっくり返す、そのことをインタビューされて

     「足があったから持ち上げただけ」と淡々と言ったという。

     往復ビンタを何度も張り、血だらけの相手力士を見ても表情一つ変えずに押し出す、

     呆れて見ています。

     何が彼を苛立たせているのか、それが前述の「久しぶりに日本人の横綱か」という言葉だとしたら、

     「今まで相撲協会を支えて引っ張ってきたのに、何なんだろう」と怒っても不思議はありません。

     と、勝手に推察しているだけですが・・・違っていたらすみません。

     それにもうひとつ、国籍が日本じゃなければ〈一代年寄り〉という引退しても、現在の名前を継げるという

     権利を持てない、という規則もあるらしいです。

     これも失礼な話です。

     そんな規則が あるのなら、外国籍の人間を相撲界に入れるな、と言いたいです。

 

     外国籍の人を相撲界に入れるようになったのは、日本人の相撲界入りが少なくなってきたことからのようです。

     なんといっても つらい修行ですから、それに耐えられるような人間が少なくなってきたのです。

     以前、横綱にもなったある親方が言っていた言葉ですが

     「昔は自分も含めて、力士として出世して母親にセーターの1枚でも買ってやりたい、などの夢を持ったが、

      今の若い子は、そんなことなど考えて入ってくるなど皆無。だから頑張れ!と言っても気持ちが通じない。

      力士として頑張っていたころより、親方として弟子を育てているほうがしんどい」

     とのことです。

     まず、ハワイから、次はモンゴルから、東欧から・・等々

     「日本へ行って相撲界で頑張って国に錦を飾りたい!」と考えた若者が相撲界で頑張って昇進している・・・

     これは、以前の日本人の若者が相撲界に入った姿ではないでしょうか?

     それを利用したのが相撲界だとしたら、いろいろな制限は酷だというものです。

     と、私が、こんなことを言ったところで、なぁんにも変わりやしないのでしょうが。

 

     それはともかく

     何年か前ですが、このブログで『横綱白鵬の品格』というタイトルで書き込みをしたことがあります。

     このブログ、相撲が始まると”このブログの人気番付”みたいなものに入るのは驚きです。

     1度書き込みしたものは、何年も生きるのだと・・改めてこういうものの実態を突きつけられています。

     そこで書いた文言で「横綱たるもの 張り手をするな、変化という体をかわすことをするな」というものは

     今でも大声で言いたいです。

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鉄道旅が好き

2016-03-18 10:51:16 | 日記

       鉄道旅が好きです。

       私の祖父も父も旧国鉄マンでした。

       父は私が生まれて間もなく死んでしまったので、話をすることはありませんでしたが、

       祖父は国鉄マンの話をしてくれました。

       機関区に所属し、蒸気機関車の機関士でした。

       今は知りませんが、機関士というのは花形で「国鉄は機関士と保線区で持っている」と

       自慢話をよくしていました。

       そのせいかどうかわかりませんが、私は鉄道旅が好きで、それも特急などでビュワーンと行くより

       各駅停車のトボトボ旅が好きです。

       TVもそういう番組を選んで観ます。

       特に出色なのはNHK BS プレミアムの『関口知宏の鉄道旅』です。

       朝、7:30にBSで『あさが来た』を観た後、8:00までの短い番組ですが

       だいたい10日間を2週間に渡ってやります。

       以前は中国なども長々旅していたのを放映していましたが、

       知宏さんは日常会話くらいの中国語がおできになるようで、それも感心しました。

       今回は まず、オーストリア、次がチェコ と4週間たっぷり見せてもらいました。

       〈お断り:写真はすべてTV放映からデジカメで撮ったものです〉

            

             チェコのこんな可愛らしい電車です

           

           図のようにチェスキー・クルムロフを出発して

           グルッと この線路を10日間で回ります。

           昨日 9日目はこの線を乗りました。

           

           英語を話す人はたまにいますが、ほとんどの人がチェコ語で

           その中で、知宏さんは英語でコンタクトを取ります。

           彼は英語も日常会話程度はできるのです。

           なぜ、ここに注目するかというと、へプという場所は地図からもお分かりのように

           ドイツ国境に面しています。

           第二次大戦時、ドイツ・ナチスはチェコに攻め寄せ、ここへプを勝手に占領しました。

           その場所を知宏さんは訪ねます。

            

            うっそうとした森を黙々と歩き続けます

           そこで見たものは、お墓がことごとく倒されていて、終戦後のチェコ人の感情が

           わかります。

           町に戻り、知宏さんは人々に気持ちを尋ねます。

           現在、ドイツに対してこだわりはないと聞き

           それでも、この暗澹とした表情から、彼の心の揺れが感じられます。

            

           関口知宏さんは絵がとってもお上手で、旅の絵日記も書いており、

           その絵が毎回 情感たっぷりで、気持ちが伝わります。

            

             色鉛筆(?)の色使いが美しいです。

           気を取り直して次のプルゼニュではクラシックカーを見て大喜び。

           チェコ大自慢の国産車のクラシックカーに乗せてもらいます。

           

 

            

           電車は最終地で出発地のチェスキー・クルムロフへ

        今朝の放映が最終回でした。

        歴史は知っていても、なかなかその場所に行けないものです。

        民主化なったチェコの現状も伝えてくれます。

        ”プラハの春”・・・そのとき、人々はどんな気持ちだったのか、

        知宏さんは、そのあたりも伝えてくれます。

        ただ、ダラダラと場所を映すより、こんなふうに目的を持った旅を見せてくれる番組は

        とっても魅力的です。

           こんな自然も、実際に見ることができたなら・・・

            美しい車窓の風景です

 

       関口知宏さんという人は関口宏さんと歌手の西田佐知子さんのお子さんです。

       肩書は”俳優”ですが、俳優としてみたのは、はるか昔・・でした。

       寝起きのようなボサボサ髪、ボォーとした雰囲気でひょこっと現地に入り込み、

       通訳がついてはいるけど、英語くらいは自分で話し、土地の過去、現在、人々の心を

       感じたままに朴訥に語る、しかも絵が抜群にうまい!

       俳優より、はるかにいい仕事をしていると思います。

       ひとり旅は好きでも、外国でひとり旅は危なくてできません。

       この番組を見て、ひとり旅をしている気分にさせてもらうのです。

 

       さぁ、春になったら、私はイタリアへ飛びます。パック旅ですが。

 

        

           

       

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酢テキな生活

2016-03-16 11:42:51 | 日記

       織り図が完成し、ひと段落したので、自分の仕事にまい進できます。

       織り図、なんと34枚になりクリアケースでの手渡しとなりそうです。

       5日間がかりでしたよ。

 

       さて、そんな私ですが、最近 いえ、前からですが”酢”の生活に夢中です。

       その前に 昨日、ベランダ・プランタンで栽培しているローズマリーに花を見つけました。

       料理に使うので1年を通して栽培していますが、花を見たのは初めてで驚きました。

       薄青くて可愛らしい花です。

                

    

       さて、”酢テキな生活”です。

              

       TVで新ショウガをただ米酢に漬けるだけで、漬かったショウガも、漬けてる酢も

       料理に便利と言っておりました。

       こんな簡単なもの、私にピッタリのものではありませんか

       これは2週間ほど経ったものですが、すでに酢は料理の最後の味付けにチョロッとかけたり、

       ショウガはお好み焼きや焼きそばの添え物として使いましたが

       大変 良きものであります!

       さらに鹿児島黒酢ですよ。

               

       これは鶏のから揚げに黒酢で甘酢あんかけ汁をつくってかけると

       これまた、単なる鶏のから揚げを超えた、おいしいものになります。

       私は黒酢ナントカという料理が好きで、中華料理屋に行くと 必ず注文します。

 

       黒酢の左にあるのはバルサミコ酢です。

       これはご存知イタリアの酢ですね。

       少し甘みがある酢で、これは洋食に使います。

       イタリア料理が好きな私は、いろいろ作りますが、バルサミコ酢をちょっとかけると

       またひとつ変わった味になって、レパートリーが増えた感じになります。

       春も近づき、それなりに忙しくなりますが、”酢テキな生活”で健康維持していこうと思っています。

           

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『教材62 ラヌー織りのサンプル』の完成

2016-03-12 10:22:35 | 日記

      いよいよ、最終の教材62が完成しました。

      ≪ラヌー織り≫という技法で、これはノルウェーのお店でも見ました。

      日本では”たたみ織り”ともいわれています。

      なぜかというと 1色を出すのに4段、もしくは5段織らないと出ない、という手間のかかる技法で、

      そのため、裏を返すと、まるで”たたみ”のようになっているからだと思います。

      今回は作品ではなく、サンプルとして様々な模様を織っていただくので 6枚に分けました。

      一挙にどうぞ!

             (拡大はこちらで)

      さまざまな模様ですが、

      左上は 上から『サンタクロース』、『シンガー』、『女の子』

      中は 上から『猫』、『犬』、『赤い花』、『ピンクの花』

      下は多色使いの模様各種3点

 

      右は単色の模様、上から2模様、中は4模様、下は5模様

 

      当然のことですが単色の模様が一番簡単ですので、右列の下から始めていきます。

      これは4枚綜絖で織ったものです。

 

      3点終わってから 左列下の模様を多色で織って、多色織りを身につけます。

      左列中で動物や花を表すわけですから、細やかに色を変えて織ることを身につけます。

      左列上では女の子、シンガー、サンタクロースなどと人の形を織ります。

      これができるようになると、応用もできるようになるはずです。

      多色になので5枚綜絖で織りました。

 

     ※ 綜絖(そうこう)というのは、糸をかけるもので、単に平織にする場合は、2枚、

       つまり 糸を〈手前〉と〈向こう側〉にできればよいのです。

       これを2重杼(にちょうひ)と言います。

       3枚綜絖、4枚綜絖、5枚綜絖というのは糸をかける装置が3枚、4枚、5枚使うのです。

       解りずらいかもしれませんが、平坦な織りの平織は2枚で(実際には1枚でひっくり返すだけ)済み、

       多綜絖は綾織など、さまざまな模様織りができます、いうことです。

 

      さて、最初に書きましたが、”たたみ織り”と言われる所以をご紹介しましょう。

 

               (拡大はこちらで)

      これは裏を返したものです。

      どうですか?、まるで畳表のようにポコポコになっているでしょう?

      4段、もしくは5段織らなければ1色出ない ということで、裏はこんなに分厚いのです。

      この分厚さは袋物に装丁するときに芯地が要りません。

      便利ですが、ミシンが使えなくて、手で針を使って作ります。そこが大変!

 

      このサンプルを作るために、私は4枚綜絖と5枚綜絖で織りましたが、

      教室では平織機を使っていますので、つまり二重杼(にちょうひ)になるので、

      それ用に織り図を作成しなければなりません。

      これまた 大変 手のかかる作業でございます。

      ですが、しっかり、製図用紙に書き込みながら織ってきましたので、それを形にするまでです。

      もっとも古手のベテランの生徒さんは、この教材で6月末に卒業となります。

 

      あれもこれも、と欲張って教材を作ってきましたが、この『62』で私の教材は終了です。

      ここまで織りを習い続けるのは、意欲と努力がどれだけ必要だったか、と感慨深いものがあります。

      ついてきてくれたことに感謝です。

      まだまだ織りはいっぱいあります。織りは深いのです

      でも、平織り機では限界があります。

                  

 

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教材61『結びの樹の壁掛け』の完成

2016-03-06 11:10:34 | 日記

                結びの樹

 

       教材61はつづれ織りを基本として、葉をトルコ結び織り、幹はラッピング織りのものです。

       これは私のデザインではありません。

       そのむかし、織りを習いに行ったところで、平織りの最終課題だったのです。

       つづれ織りもトルコ結びも、すでに終了していますが、ラッピング織りというのは初めてです。

       これを最終に近づいてきた生徒さんに織っていただきます。

       ラッピング織りとは経糸を芯にしてくるくると巻いていきます。

       枝が横に流れていくところが腕の見せ所でしょう。

       小さいものなので、そう難しくはないと思います。

 

       私の教室では、平織機を使っていながら、難しい綾織りもしていただいてきました。

       そのために、平織機で織れるように、独自に織図を書き直すという難しい作業をしてきましたが、

       それを知った友人たちからは「そこまでする必要があるのか?カルチャースクールとしてやりすぎじゃないか」

       などという意見もありました。

       平織り機だけの織りならば、1年くらいで終了していたでしょう。

       でも、いろいろなものを織ってみたいという意欲のある人には応えたいという気持ちでやってきました。

       ですが、それもそろそろ終了するときがきました。

       今 作っているラヌー織りを『教材62』として 最後にしたいと思っています。

       これがまた、4枚綜絖どころか、5枚綜絖のもので、これを平織機で織れるように織図を書いています。

       これが織れるようになったら、まさに”無敵”でしょう!

       さて 頑張りましょう 

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3月になって・・思うことイロイロ

2016-03-01 21:21:49 | 日記

       もう3月になってしまいました。

       年が明けてから、いえ、昨年 年末から、私には色々なことがありました。

       年末に椅子から転げ落ちて右膝を負傷し、整形外科に通って、

       2月半ばにやっと、医師から「治療の終了」をいただきました。

       まだ、時々痛いことはありますが、完全に元に戻ることはないそうです。

       ケガをするということはそういうことなんだそうです。

       膝に水が溜まっていることはないので、痛みがあるときは注意をしながら 

       過ごすしかないようで「無理をしないで生活してください」とのこと。

       膝をつけるようになっただけ、ましです。

 

       そして、1月に入って娘が救急救命センターに運び込まれ、

       そののち、手術をして、療養のために我が家に引き取り、

       万全ではないにしても、病院で検査の日が近づいたので結婚先に送り出しました。

       我が家で療養中は、原因不明の高熱を出して親として何ができるのか・・心配の極致でしたが、

       ある日突然、熱が下がり、元気を回復していきました。

       そのへんの原因は、明後日の検査を待つばかりです。

       熱が下がってから、笑顔を見せるようになり、ムコの迎えが来る日は

       久しぶりで娘が父親に軽口をたたくのを見て「もう大丈夫かな」と安心しました。

       今日は、1日置いて、買い物や炊事を手伝うために娘宅へ行ってきましたが、

       お腹を押さえながらも、元気な顔色でいました。

              

       この花は私のジム友(スポーツジムのお友達)が娘に送ってくれたお見舞いの花の写真です。

       娘は結婚する前にジムに通っていましたから、この私のジム友とも顔見知りです。

       「お嬢さんに」と言っても、看病のために ずっとジムを休んでいる私に対する心遣いでもあると思えて、

       感謝に堪えません。

       こういう優しい気持ちを娘にも持てるようになってほしいと思っています。

 

       そして

       娘の思いもかけない病気で考えさせられたことがあります。

       独立する子供を、俗に「息子は遠くに、娘は近くに」と言うそうです。

       これは、共に『娘というものは親の近くに』ということでしょう。

       親にも娘にも、何かあったときに近い方がいい、息子はアテにならない(笑)・・でしょうか。

       我が家の息子は嫁の実家の近くに家を建てました。嫁とその親はツー&カーの距離です。

       ひるがえって娘はムコの実家の近くに住んでいます。

       娘が今回のように病気になって、義母に遠慮があり、母である私に頼りたくても、遠いです。

       顔を見ただけで何を考えているのか、瞬き一つでどうしてほしいのか分かってしまう私なのに・・・

       結婚するときに、親の近くに住むことは、本人たちのためにも賛成できないと言いましたが、

       人間、いつでも元気なわけではありません。

       こういうことが起こると、現実には 距離があることが、どれだけ不便なことか、よくわかりました。

 

       私自身は親から賛成してもらえない結婚をしましたから、一切の助けを受けたことはありません。

       出産のときも、子供一人が病気で入院した時、もう一人の子供の世話など、大変なことはありましたが、

       何とかなるものです。

       「親から独立したのだから、甘えてなるものか!」みたいな強がりもありました。

       でも、今回、娘が困難に向かっている時に、助けてやれることを喜びに思いました。

       「こんな時なんだから、どんなに甘えてもいいのよ」などと言いながら、

       私の母はどう思っていたんだろう?と思わずにはいられません。

       また、こんな私の姿を、夫はどんな気持ちで見ているんだろう?とも考えます。

       弱音を吐いたことがない私を「強い人だ」と夫は言ってきました。

       自分の事では突っ張らかっていたけど、娘には甘いんじゃないかと思っているんだろうな。

       でも、いいのです。

       親は子供に甘くしてやれるならば やればいい、子供は親に甘えられるならば 甘えればいい。

       そんな単純なことでいいのだ と思っている今日このごろです。

                  

コメント (12)
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