いよいよコロナの緊急事態宣言が発せられました。
このところの感染速度の速さですから、当然の事態だと思います。
昨夜のテレビの報道番組を観ていると、飲み屋関係者の話として
「唖然としている。国はどこまで自分たちをいじめるのか」と言うのを聞いて
こちらこそ唖然としました。
『国が国民をいじめている』のか、バカも休み休み言え、と思いました。
国民を守ろうとするための措置であることが解らないから、
いつまでも感染が止まないのだということが、なぜわからないのでしょうか。
いつも書いているように、「自分たちだけが被害者だ」という考えがあるかぎり、
感染は止まらないと思いますよ。
言ってみれば国民全員が被害者です。
みんなで血を出しながらこの事態を乗り切ろうではありませんか。
テレビを観ると街には人が溢れかえっています。
日本のように大人しい憲法を守っている国では何でも”要請”で、強く”おふれ”を出すことはしない、
そこを勘違いして、なんでも『憲法違反だ』と叫ぶ人たちは、先のことをどう考えているんでしょうか。
今しなければならないことは何なんでしょう?
「不要不急の外出を避ける」のではなく「外出を厳禁」としたら、どうなるんでしょうか?
「逮捕する」と言ったらどうするんでしょうか?
そんな強権的なことをされなければできない、自分たちの将来を見据えることができない、そんな愚か者ばかり
なんでしょうか?
そんな気がして、忸怩たる思いです。
季節も移り変わり、部屋の中を明るくしました。
冬の早朝の自宅から見る景色を絵織りした『青の時間ーBluemoment』をしまい、
明るい地中海の景色『クロアチアの美』というクロアチア・ドヴロクニクの景色を絵織りにしたタペストリーを
飾りました。
また、私のデスクの前に飾っていた京絞りの額物『風神雷神』もしまい、代わりにトルコの『ボスポラス海峡』の
絵織り(額物)を飾りました。
ガラタ橋から見たアジアとヨーロッパの景色を忘れることはありません。
絵織りにして良かったと思います。
ホテルの部屋のベランダから眺めたドヴロクニクの美しさの絵織り
KUUの近況
最近のKUUは、コロナの影響で家に居る私たち夫婦といつも一緒で、なんだか嬉しそうです。
テレビを観るためにソファに座る私たちの前のテーブルの上に、デーンと座って顔をジッと眺められています。
3月からマンションでは大改修をしていて、足場が組まれ、シートを吊るされ、外をぼんやりとしか見られません。
「なぜ?なぜ?」と疑問の「ニャァ~」を繰り返しますが、どうにもできません。
それでも外壁の塗りのときは、下ろしたカーテンの下からベランダをのぞき込み、作業中のお兄さんを見つめて
観察しています。
お兄さん、思わぬ猫の出現に最初はギョッとしているようですが、そのうち笑っているようです。
先日は二人作業で「猫に監視されてるよ」と笑い合っている様子でした。
ここ3週間はベランダ側最後の作業となり、あと今週1週間は乾きの時間となりそうです。
そこで一大事!とうとうKUUに異変が起きました!
左眼の上に湿疹ができ、毛が抜けました!
美しい顔が5ミリハゲになり、おまけに痒いらしく昨日は病院へ行きました。
強そうなベンガル猫ですが、繊細な神経の持ち主のようです。
今日はしょげてキャットタワーに伏せるKUUの姿をお見せします。
さて、高血圧で救急救命に行った私でしたが、その後 近所の循環器内科に行ってから、
体調は落ち着きまして、Dr.の管理の下、元気に過ごしています。
見かけも中身も温厚なDr.は正しい血圧の測り方を教えてくれたり、毎日の過ごし方も
優しく指導してくれます。
薬局で「降圧剤を飲むようになると、グレープフルーツ、文旦、ハッサク、夏みかんを食べてはいけない」
と言われ、ガッカリしてDr.に尋ねたら、「薬局の人は経験が少なく大学を出て教科書通りに言ってるだけ。
グレープフルーツを食べたから死ぬわけでもなく、効きが少なくなることはあっても、1週間に1個ぐらいは
食べていいですよ」ということです。
伊予疳はいいけどハッサクはダメとか、言われてもねぇ。多少はいいんだそうです。
それに嬉しいことがありました。
私の住むところでは6月からコロナのワクチンが注射可能らしいです。
「私の血圧で打ってもいいですか?」と尋ねたら「いいですよ。次回来院の時に日にちを決めましょう」と
言われ、「えっ?ここで打てるんですか?」「はい、私が打ちます」ですって。
東京では役所から通達が来ても申し込みが混雑してダメなようなんですが、このDr.は「予約を受けてここで打ちます」
と言ってくれて、この病院へ来て本当に良かったと思いました。
手首の靭帯損傷は、変わらず治療中です。靭帯はなかなか戻ってくれません。