みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

個展が始まりました

2015-09-23 22:45:34 | 日記

    今日から7回目になる個展が始まりました。

    今回はいつもの場所を変えてのギャラリーなので、だいたいそういうときは

    初日に人が集まります。

    でもそうでもなかったみたい(笑)

    blog友との約束もあり、ここに会場での作品をご紹介させていただきます。

    すでにここにアップしたもので、新しいものがないのですが・・・

    1.タイトル作品『シチリア  へ』-タペストリーです

     

     

     これはタオルミーナ・ギリシャ劇場から見たエトナ山の風景の絵織りです。

     ※ なんとこれは本日売れてしまいました。

       初日からこんなことがあるなんて・・・

       でもタイトル作品なので個展終了後にお渡しすることでご了解いただきました。

 

    2.『グランブルー』-タペストリーです

      

     これはタオルミーナで見えるイオニア海です。

     4年に1度素潜り大会が開かれます。これが映画ドラマになり

     そのタイトルが『グランブルー』でした。

     映画のナレーションに

     「この海の中はブルーでもない、コバルトでもない、まさにグランブルーなのだ」

     というものがありました。

     タオルミーナでその美しい海を眺め、私はその美しさをこの作品に込めました。

     海に中に潜ったことはありませんが、たぶん、こんな色であろう・・と思います。

 

     3.ジャカランダー首都パレルモのカテドラーレに咲く  タペストリー

      

      アルゼンチン高地の木が、こんなところで1本だけ咲いていました。

      驚きました。それがこんな大きな木に表現したのです。

 

      4.1500年のオリーブの木-コンコルディア神殿  タペストリー

      

      アグリジェントの遺跡コンコルディ神殿の前に1500年咲いているという

      大きな大きなオリーブの木がありました。

      もう神々しくて近寄りがたいものがありました。

 

      5.ティレニア海の青ー間仕切り

       

       チェファルから見るティレニア海の青は吸い込まれそうでした。

       それを藍染糸で表現してみました。

       6.ストールたち

         

       

       

       7.染め糸たち

       

       

       

       

 

       まだ始まったばかり、これから28日まであります。

       ご本人に了解をいただいていないのでお名前を記しませんが、

       このblogで親しくさせていただいているかたも来てくださり、

       とても嬉しかったです。

       文字の上だけのお付き合いから、リアルのお付き合いが果たせて

       心が温まるのを感じました。

 

       

            

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようちゃんみそ、大活躍

2015-09-22 11:06:33 | 日記

    blog友のようちゃんばあばさんには家庭料理でいつも参考にさせていただいています。

    これから開催する私の個展のギャラリーは渋谷の表参道ヒルズにあり、その裏道には

    新潟県のアンテナショップがあります。

    昨夜はそこのレストランで新潟料理に舌鼓を打たせていただき、新潟の物産も買ってまいりました。

    新潟と言えば『栃尾の油揚げ』が有名です。

    中に味噌が入ったものが好きなのですが、昨日は訪れた時間も遅く、すでに売り切れ

    そこで何も入っていない『栃尾の油揚げ』を買ってきました。

    大きな油揚げですが、真横に切り、そこに『ようちゃんみそ』を塗りつけて伏せ、火で炙りました。

          

 

 

            『ようちゃんみそ』は容器です

 

    香ばしい香りがして、それを3人分に切って(娘が泊りがけで来ています)お皿に盛り、

    やはり新潟物産の『棒だらの煮付け』『大根割り干しのハリハリ漬け』を添えて

    味噌汁、ご飯で、今朝の朝ご飯でした。

          

 

    娘は個展のレイアウトの手伝いに来て、そのまま新潟料理をおごらせ、

    泊まって翌朝は母親(私)の新潟物産の手料理を食べてゴキゲンであります。

    帰るときはようちゃんばあばさんの「『新ショウガとジャコの佃煮』もらってくね」などと

    ほざいてもおります。

    ようちゃんみそは、すでに残り少なくなり、ベランダの唐辛子を青いうちに採取しており

    近く、作らなければなりません。

    ようちゃんばあばさま、いつもありがとうございます。

    明日から元気に頑張ります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個展の準備が整いました

2015-09-21 21:13:13 | 日記

    1年かけてきた私の個展が、やっと実現します。

          

   DMに作ったものをポスターにしてギャラリーに届けたものです。

   今日は、レイアウトに出かけ、あーでもない、こうでもない、と言いながら

   展示をしてきました。

   明日はギャラリーが休廊の日なので、明後日から開きます。

   オーナーの話では場所柄、外国の方も多くみえるとのこと、

   さて、私の英語力で説明できるのか・・・

   今夜と明日は、ゆっくり休みます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個展作品制作終了

2015-09-14 16:29:40 | 日記

    個展作品の最後のものが、昨夜終わったのです

    個展は23日からですのに

    こんなに追い詰められて作品制作したのは初めてで、自分でも驚いています。

    最後の作品はザクロを染めた糸でストールを織りました。

    技法はキャンパス織りです。小さな模様が控えめに織りこまれています。

             拡大はこちらです

    この糸は絹紡太カベ430dという種類で、いやもう細いのなんのって

     泣かせてもらいました。

    整経の段階で、すでにグッチャグチャ、もつれにもつれまくり、

    緯糸にするのに杼に巻くと、これまたもっつらかり、それをほどくのに3日かかってしまい、

    「もうやめよう。時間があるときにしよう!」などと 一人泣き言を言っておりました。

    が、ここでやめたら女が廃る!とばかりに奮闘し、ジムも休んで3日間午前2時まで

    織り機にかじりついて織り上げたのが、昨夜の10時です。

    ま、昨日は藤澤ノリマサさんがTVで歌うので、その間、織り機から遠ざかりましたが

    鎌倉音楽祭の収録番組、野外での空につき抜けていくような美しいテノールを聴かせてもらい

    すっかり元気になった私は、再び、織り機に向かって最終を目指して頑張ったのです。

    さて、ザクロは夫がパミールの旅で手に入れられなかった染材で、

    浅草の染専門店で偶然手に入れることができたものを染めて形にしました。

    染め工場責任者が「高価で私の1か月分の給料と同じですから譲れません」

    と言われたそうですが、「誰もただで寄越せと言ったわけでもないのに」とは

    夫の言葉でした。

    まぁ、それだけ希少価値があるものなんでしょう。

    浅草で売っていたものがどこのものかは知りませんが、実と皮を乾燥させたものです。

    今日は、マフラーの作品一覧を作成し、値段も付けます。

    そういう雑用が残っていますが、まずは一安心の今日です。

    今夜は早く寝ようっと。

         

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケヤキを染めた糸を織る

2015-09-05 16:44:07 | 日記

    タッサーシルク1500/dという糸をケヤキの葉と枝で染めたものを織りました。

    ミョウバン媒染したもので、これは私の大好きな色と素材です。

    住んでいるマンションの庭木剪定の時に、いつも植木屋さんからいただいています。

    今回の個展でもこれは一押しで選びました。

 

              拡大はこちらです

    サイズは26×165㎝です。

    技法は単色の王様と思っている〝キャンパス織り”です。

    技法のネーミングは、たぶん四角に模様作るからだと思います。

    タッサーシルクはしなやかな感触で光っているので、おしゃれ用ですね。

 

    さて、個展用のマフラーも、残すところ1点となりました。

    超極細シルク(ザクロで染めたもの)を50×200cmの大判ストールを織りたいと思っていますが、

    ここで問題が発生しました。

    わがマンション、9月に入ってから全74戸の窓の交換を始めてしまいました。

    築31年になりますが、今まで10年ごとに改修をしてきて、外観に古びた印象はなく、

    中も、我が家も含んで ほとんどのお宅が改修していて、新しいです。

    ところが、窓が古びてきているという申告があり、この時期に自治体からの補助があるということで

    『窓枠を取り換える』ということになった次第です。

    それには1日かかるのですが、窓から1m程度の空間が必要ということで、

    家財道具や その他モロモロの道具の移動を示唆されました。

    私の作業場は、大きな織り機があったり、糸の貯蔵棚があったり など ゴチャゴチャしています。

    貯蔵棚は別室に移動し、織り機はたたんで・・となると、窓枠が設置されるまで織りはできません。

    窓枠設置終了後、糸をかけて、どれほど織れるのかわかりませんが、ぎりぎり準備をしておこうと思っています。

    どうか個展に間に合いますように・・と願っています。

    夫がパミール高原で手に入れられなかった素材、東京の染剤店で手に入れたものを

    なんとか、この個展に間に合わせたいです。

 

 

          

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする