私の心の支えとも言える藤澤ノリマサさん、昨日は彼のファンクラブイベントへ行ってきました。
ノリマサさんは“ポップオペラの貴公子”という冠表現があり、また“唯一無二の歌唱力”とも言われています。
前にも書きましたが、ポップオペラと言うのはポップスで歌い始め、さびの部分でクラッシックのベルカント唱法に
変換するという、ポップスとクラッシクを融合させた歌い方で、藤澤ノリマサさんが提唱しています。
と言っても、こんな歌い方が出来る人はなく、彼がたった一人のジャンルです。
何しろ美声で、隔絶した作業場で織り機に向かっていると、無性に美しい音楽を聴きたくなります。
そんな時にピッタリの歌声で、CDを見つけ毎日作業場で聴いているうちに、
「この人に、目の前で歌ってほしい」という気持ちが湧き上がっていったのです。
コンサートをやっていると聞き申し込もうと思ったら、すでに soud out
それでファンクアブに入りました。 今年で3年になります。
おかげで、チケットは優先され、必ず手に入りますし、しかも特等席です。
まさに目の前で、彼が歌ってくれるわけです。
今年はデビュー7周年、ファンクラブの設立5周年だそうです。
東京でしか開催しないので抽選で、1部2部と2回あり、どちらも申し込みましたが、
1部は落選、2部にめでたく当選しました。
が、が、5月下旬に電話があり「繰り上げ当選しましたが、どうされますか?」
当然行きますよ
だって、5月始めの全国ツアーの時も2days行きましたが、歌うセットリストが替わるんです。
今回だって、きっとそうだろ、と思いますよ。
それに、目の前で生で歌ってくれるんですから、多い方がいいに決まってます。
というわけでこの写真。
右が1部、左が2部の入場券です。
爽やか。あくまで爽やかなノリマサさんです。
渋谷のライブハウス、3p(ピアノ、アコースティックギター、パーカッション)だけの演奏で
たっぷりと歌ってくれました。
ファンクラブのイベントでは、いつも歌わない歌を歌ってくれます。
今回も「今までお聞かせしたことがない」と彼自身言うようにインディーズ時代の歌とか
持ち歌もボサノバ風にアレンジしたり、ジャズのカバー曲、いつものカンツォーネ 等々。
ただもう うっとりと聴かせてくれた時間でした。
今回の特色は彼が曲提供をしている松原健之がゲストで登場し、ノリマサさんのピアノ演奏で
松原さんが歌ったことです。
松原さんの歌を聴いたのは初めてですが、何にもまして、ノリマサさんのピアノ演奏の素晴らしさ!
弾き語りのピアノは聞いていても、演奏者としてのノリマサさんを初めて目にしましたが
どんな伴奏もかなわないほどの演奏でした。
1部、2部ともに大幅に時間が延びてしまい、外へ出たら9時半を過ぎていました。
お約束で1部2部とも お終いは出口で爽やかな笑顔でノリマサさんが見送ってくれます。
柔らかな握手とともに、ひと言ふた言言葉を交わしますが、ファンクラブならではのサービスでしょう。
柔らかな手の感触とともに、彼が手に付けているパヒュームの香りがいつまでも私の手に残り、
「幸せだなぁ」の実感でした。
これから夏に向かい、ノリマサさんはオーケストラやクラシックの演奏者とのセッションが続いていきます。
私は今日からまた織り機に向かいます。
CDながらノリマサさんの歌声に癒されながら作品作りに入ります。