みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

飲む点滴 甘酒

2016-02-23 15:20:39 | 日記

       娘が退院して我が家に引き取り、体力を回復させてから婿に返そうと

       思っていたのですが、これがなかなか体力が回復しないのです。

       5日目には熱まで出て、これはいったいなに? 

       手術の後遺症なのか、それとも風邪でもひいたのか?

       そんな時、思い出したのです。

       ブログ友のようちゃんばあばさんがお母さまがインフルエンザにかかってしまい、

       体力をつけるのに自家製の『甘酒』を飲ませている、ということを。

       『甘酒』といえば、酒かすで作るものとしか知らない私は、アルコールはいけないんじゃないの

       そこで ようちゃんばあばさんのブログを覗きに行き、そこでカテゴリーから『甘酒』を見つけました。

       当たり前のことですが、アルコールなし砂糖なしの『甘酒』があることが解りました。

       そこには『甘酒』のことが詳しく記されてあり、

       季節ごと、粳米を使ったもの、もち米を使ったもの、玄米を使ったもの等々

       プリントアウトしたら、なんと A4版 25枚 にもなりました。

       「飲む点滴」とは彼女らしい命名、滋養たっぷりの飲み物のようでした。

       そこで、私も挑戦してみました。

               乾燥麹

       ようちゃんばあばさんのところを真似すると量が多くて大変です。

       なにしろ、我が家は3合焚きの炊飯器しかないのですもの。

       〈材料〉:米 1合 乾燥麹 100g

        これだけです

        砂糖は無しですよ~~

       夜、お米1合をお粥に炊きます。

       そこに乾燥麹を千切ってかき混ぜます。

       炊飯器を保温にします。

       2時間待ってかき混ぜます。(すでにいい具合になっている・・

       そのまま朝までおきます。

       朝一番で炊飯器を開けたときの香りったら・・

          

 

       さっそく、娘にそのまま飲ませました。

       まるで『甘酒のお粥』みたい

       さらに、お昼はお湯で薄めて、少しショウガを下して入れ、今度こそ『甘酒』です。(笑)

       この日、熱が下がったのですよ

       まだ、少し熱っぽいですが、元気を取り戻しつつあります。

       

       ようちゃんばあばさんには、これまでも数々の家庭料理を真似させていただいています。

       ”ばあばさん”などと言っていますが、実は私よりお若いのです。オホホホ

       そんな彼女に家庭料理の秘訣を教えていただいて、ブログっていいものですね。

 

       考えてみたら、子供のころ、おばあちゃんが作ってくれた甘酒の味はこんな味でした。

       麹がツブツブしていて ほの甘くて・・・

       雪深い北海道でしたので、夜 ストーブの横に甘酒の鍋を置いておくと、

       翌朝、凍っていて、まるで甘酒のシャーベットで、それを温かいストーブの前で食べる・・

       まさに至福のひと時でした。

       

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教材60つづれ織りの壁掛けを作成

2016-02-20 16:22:17 | 日記

     教材60は『つづれ織りの壁掛け』にしました。

     絵の図案はこれです

     

     これは いわゆる”若者”です

     ホントはインディアンにしたかったのですが、知識も教本もなく、なにしろ急いでいます。

     どんな絵であっても、人物でさえあれば 色使いで面白いものになるのではないか・・これに賭けました。

     この絵は 幅21㎝ 長さ30㎝の紙に描いてありますが、壁掛けの仕上げは 27×40にしたいので 

     27×40の紙の中央に位置するように貼り付けます。

     そして織り始めます。

     左横の”アフロヘアーのお兄さん”から織り始めます。 

     

     つづれ織りというのは、縦糸を見せては失格です。

     着物の帯を想像してください。あれがつづれ織りです。

     そのため、縦糸には横糸が滑りやすい麻糸を使うのが一般的と言えます。

     そして、つづれ織りには『織りの原則』があり、これを守らなければ美しい織りはできません。

     ひとくちには言えなく、手取り足取りに伝えて、実際にやってみて、しかも繰り返すことによって

     身につくものなので、ここでは省略させていただきます。

     そして、完成です。

     

     これを、このまま壁に貼ってもよく、額縁に入れてもOKです。

     ちなみに、口 目 は織りあがってから刺繍ですが、それ以外は織りながら糸を変えていきます。

     簡単そうですが、実は難易度が高いものです。

     でも、しょっちゅう糸が変わるので、退屈せずに変化があって楽しいものです。

     こういう織りをしておくと、お好みの風景でも人の表情でも自分の感性のままに

     織るテクニックが身につくのです。

     どの教室へ行っても、つづれ織りは嫌がられます。難しいですからね。

     好き好きですから、無理には勧めませんが、「やってみたい!」という生徒さんには

     私が持っている技術をすべて伝授します。

     

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出番はこれからが本番

2016-02-14 21:06:59 | 日記

      「出番はこれからが本番ですよ」

       この言葉は娘が入院したことを書いたブログにいただいたブログ友からのコメントです。

       結婚したばかりの、今までは健康そのものだった娘が、ある日 腹痛で もだえ苦しみ

       救急車で救急救命センターに運ばれました。

       診断は『腸閉塞』で、サブのように「子宮に腫瘍のようなものがある」と言われたそうです。

       ですが、連休も重なったからか、その3日間、抗生物質の点滴をし続けてから

       「専門医に診察してもらうように」と退院するようにと言われ紹介状をもらったそうです。

       大学病院を探して診察を受けようにも、世の中予約の時代なのか、それさえも予約!

       やっと診てもらったら、「腸は異常ないです。ただ二つの卵巣に腫瘍がありますので手術しましょう」

       「かなり大きい」と言われながら、次回の検診が2週間後とは

       ところが、その2週間が持たなかったんですね。

       あまりの痛さに、娘が診察を受けに行ったところ、大慌てで「すぐに手術」ということになった次第です。

       婿から連絡を受けた私はビックリポンですよ。

       駆けつけましたが、すでに手術室に入っていました。

       祈る想いでいましたが、娘には石清水八幡宮の守り神がついているんだ!

       京都へ旅行した時にお参りしてきましたから。

              

       手術時間は3時間だったでしょうか。

       手術執刀医からの説明では「救急車で運ばれたときに、すでに腫瘍が破裂していたのではないか」とのこと。

       それなのに、救急救命センターでは たいした検査もなく抗生剤で抑えただけなので、

       変な具合に落ちついてしまっていたようです。

       それから今までの時間、体の中では変化が起き、腹膜炎をおこし、盲腸までも炎症を起こすほどだったとか。

       かなり批判的なことをおっしゃっていました。

       なので、外科医も加わって、盲腸の切除も行ったようです。

       手術は成功し、手術室から病室に戻った娘は以前から色白の子ですが、

       真っ青な顔で、酸素吸入器をつけていて、お腹には腹膜炎の治療のため

       直接ドレーンを差し込んで抗生剤を流し込むという姿で、ショックを受けました。

       意識も戻っていたので、声をかけると、なんと驚くことに「お父さまは?」と言うではありませんか

       数日後に言うと本人は覚えていなくて「そんなこと言った?」ポカンとしていましたが、

       いつもは反抗ばかりしていて、口も利きたがらなかったのに、心の中では≪父≫はちゃんと生きている

       これは、驚きでした。

       毎日、驚くほど回復して、いよいよ、明日は退院の運びとなりました。

       「結婚したら親の出番はないかと思っていたら、そうでもないんですね」という私の文章に

       「親の出番はこれからが本番ですよ」とコメントくださったブログ友のおっしゃるように、

       退院後は、しばらく実家で面倒見ることになり、これからが私の出番です。

       毎日、病院に顔出しをして、それはそれで疲れましたが、娘が日に日に元気になっていくのを見るのは

       嬉しいものでした。

       織りもあり、教室もありますが、母親としても力を揮います。

       

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教材59ワッフル織り(色使い)の完成と無農薬野菜調理

2016-02-08 09:49:37 | 日記

     以前にもワッフル織りというマフラーを教材としてご紹介しましたが、

     今回はこれを色糸を使うことによってテーブルセンターにします。

     ですから、素材はウールから綿糸に変ります。

             拡大はこちらをクリック

 

                  と

 

 

             拡大はこちらをクリック

 

      これは同じものです。

      どちらが表か、裏か、それはお好みです。

      ワッフル織りというのは表と裏で地模様が変わります。

      4枚綜絖という模様織りの織り機で足を踏みかえることにより、こういうことができます。

      これを利用して糸の色を変えると、こういうステキな織り上がりになります。

      でも、カルチャースクールではクローバー社の『咲きおり機』という卓上織り機を使っていて

      これは平織りしかできません。

      平織り機でできる『織り』は数が知れていて、そんなに多くの織りの技術を会得できません。

      そこで私は、この平織り機でも模様織りが出来ることを目指し、

      そのためには講師である私が頑張らねばなりません。

      4枚綜絖の織り機で踏み板を踏んで上がる糸をメモしていき、それをもとに図案を書きます。

      というわけで、59の教材が完成しているわけです。


 

      さてっと、こんなことばかりではなく、家庭の主婦もしているんですよ、というのがこれからです。

      滋賀県に住む友人が数日前に送ってくれた数種の無農薬野菜を早く料理しなければ萎れます。

            

      丸大根というものらしいですが、私は初めて見ました。

      これを漬物にしようかと、薄く切って葉も細かく切りました。

      塩をまぶして揉み、さらに我が家には小ミカンの木がベランダで元気にしているので、

      これを使います。

            

      何度か味見しましたが、酸っぱい!

      でも その酸っぱさが昔ながらのミカンの味で、大好きです。

      1個だけ、小さく切って入れ込み、さらに混ぜ合わせます。

            

      どうです、おいしそうでしょう?

      私だって、こんなこともできるのです えっ?たいしたことではない?

      

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誕生日は祝う

2016-02-05 10:53:36 | 日記

     毎年 立春の翌日からお雛さまを飾ります

      

     前にも書いたことがありますが、お雛さまは私にとって姉のものでした。

     誰のうちでも女の姉妹それぞれにお雛さまを持たせることはないと思います。

     家のものであって、自分のものではないことを寂しく思っていた私が

     人一倍『人形』に執着するのは、このせいかもしれません。人形大好き

     娘が生まれて、初節句に親王飾りというお雛さまを買えたことは

     自分の事のように嬉しかったのを覚えています。

     それでも”自分だけのお雛さま”にこだわって、金沢に旅をしたときに

     「これは一点モノですよ」の言葉につられて買ってしまったのがこれです。

     お雛さまが貝の上に座っているんです。

     両方で貝合わせができる、つまりこの二体は常に二つで一つということです。

     その意味も嬉しく、立って6cmに過ぎませんが、この縮緬の雛人形が可愛らしくて大事にしています。   

 

     さて、

     昨日 2月4日立春の日は 私が生まれたときから、ずーっと誕生日です。

     もうずっと誕生日だからと言っても嬉しいということもなく「また来たか」程度です。

     考えてみたら、子供の頃も、若い時も 誕生日だからと祝われたことがなかったです。

     結婚して子供が生まれて、初めて『誕生日を祝う』ことをやったのではないかしら?

     子供二人と夫婦、1年4回のバースデー・パーティーをずっと続けてきました。

     息子が結婚独立して、それが3人分になり、昨年娘が結婚して家を出たので

     今年から夫婦二人だけのバースデーパーティーになるので、いっそ止めようかと思っていました。

     ずっと「おめでとう」と言われても「喜ぶような歳でもないし」などと言っておりましたし。

     が、

     スポーツジムで新しくできたお友達から「お誕生日おめでとうございますぅ」と

     フラワーアレンジメントをいただいたとき、驚きとともに喜びが心の中に広がりました。

           

    聞けば、華道師範の免許を持ちつつ、アレンジメントもしているそうです。

    思いがけないプレゼントに、多少慌ててしまいました。

    ジムからの帰り道、このお花を胸に抱えて嬉しくて

    「そうよ、こんな歳だって、誕生日を祝わなきゃ!」の想いが広がりました。

    それに、いつもお米や野菜を送ってくれる滋賀県・米原に住む友人が

    地酒を3本も送ってくれていたのです。

    新鮮な野菜とともに日本酒が入っていて、手紙には「もうすぐ誕生日ですね」と

    書かれていました。これだって誕生日を祝ってくれているんだわと思ったのです。

    夫からはそういう言葉をもらっていませんが、気持ちはあるんでしょう(?)。

    というわけで、昨夜は少しばかりのパーティー料理を作りました。

          

          手前にあるのは米原で雪の下に埋めておいた長ネギを送っていただいたので

          ごま油で炒めて塩を振りかけただけですが、甘くて美味しかったです。

          赤いのは赤かぶの酢漬けしたものですが、この赤かぶも米原産です。

      お酒も美味しくて、日本酒とスパークリングワイン、絶品でした!

      ただネ、これで 料理は自分で作るのではなく、作ってもらったものなら、もっと嬉しかった

      けど、それは無理ですね。

      これからも 誕生日は祝います

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教材58≪通しの浮かし織り・テーブルセンター≫

2016-02-03 10:25:40 | 日記

     前回 教材57≪浮かし織りのランチョンマット≫に続いて、教材58も浮かし織りです。

     前回のblogで 浮かし織り がよく解らないというコメントをいただきましたので

     浮かし織り について 少し説明します。

      「緯糸(よこいと)で地織りをしながら、模様を織るために別の糸を織り

       模様の部分だけを表に糸を浮かせて織ることを”浮かし織り”」といいます。

     前回のランチョンマットは模様部分だけの”浮かし”だったので”絵緯(えぬき)”といい、

     今回の場合のように、織りの端から端まで通す織りを”通し緯(通しぬき)”といいます。

     浮かし織り の場合は裏を上に見て織ります。

     つまり、織っている裏側が表の模様になります。

     なぜ、そんなことをするかというと、曲線を表すには その方法でしか表せないからです。

     とうぜん、曲線の浮かし織りは上級者になります。

                

                  図案はこれです  裏図です

              

             この模様を6模様織ります。 

             109本の整経(経糸を張ること)で、4羽の綜絖(1㎝4本)で幅27㎝の織り上がりです。

             一模様が経糸24本なので、最後の左1本は赤色で表し、右1本目と同じ目を取り、

             同じ模様にするんですよ、ということを示しています。

             そのことで、模様を左右対称にします。

             模様を対称に織るには奇数の整経にしなければなりません。

 

             糸は縦・横共にリネン(100%麻) 模様糸は紙糸です

             

 

                   織っている最中です 

             

           図案を見ながら模様の部分の糸を拾って 紙糸を入れます

 

                 織り上がりの裏側です

             

 

                   表に返した模様です

             

 

                  表側 全体の感じです

             

 

     図案を自分で考えるのか というご質問がありましたが、基本の形があります。

     それを基に組み合わせて 独自のものを書きます。

     織ることよりも、実はこれが時間がかかります。

     ちなみに、紙糸は紙でできていますが、水に濡れても切れることはありません。

     最近、ラフィア(椰子の葉の繊維)が手に入りにくくなったので、重宝しています。

 

     後から追いかけるように迫っているので、次にかかっています。 急げ~             

              

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