みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

北京オリンピック・ノルディック複合

2022-02-18 20:08:28 | 日記

北海道で生まれ育った私は「オリンピックは冬がいい」と思っています。

中でも「スキー競技が王道である」とまで思っているのです。

その上「スキーはノルディック複合、アルペン複合じゃなくては」とも思っています。

雪深い故郷で物心ついた時からスキーを履いている私は雪が降ると、もうスキーの準備をします。

家には広い庭があり、そこへ屋根から落ちた雪が固まり、幼い子供にとっては絶好のスキー場でした。

小学校時代は学校から帰るとすぐに庭のスキー場でスキーを履いて滑りました。

学校では遠い家の子はスキー通学をしていました。

学校の玄関には『スキー立て』があり、履いてきたスキーを脱ぐとそこへ立てかけます。

全校的にスキー遠足があり、学校からスキーを履いて出発します。

山上で腰につけたきたおにぎり🍙を食べると冷え切ったおにぎりが胃に落ちていき

寒さで震えたものです。

 

中学になってからは学校の友達と下校後待ち合わせて近くの山へスキーに行っていました。

私ができるのは滑降だけで、回転などを上手に滑る友達はカッコ良くて羨ましかったです。

私はスキーはクロスカントリーが好きで、林の中で木々を走り抜けるのが大好きでした。

風を切り頬を粉雪が舞い散るのは爽快でした。

 

というわけで、当然、あまり注目されていないけどオリンピックでも世界大会でも

ノルディック総合に熱い視線を向けてきたのです。

渡部暁斗選手には長年注目してきましたが、今年は世界大会でも成績上がっていませんでした。

「いよいよ最後かな」と思っていたのですが、ラージヒルで銅メダルを取り大喜びしました。

団体は他の選手にあまり期待できない上に、毎年4位というのが精いっぱいで、世界でも

「日本の4位は定位置」などと言われていたのです。

昨夜はお風呂から出てテレビをつけると、ノルディック決勝の真っ最中!

最後は立ち上がって「行け!!行け!!行け!!」と叫んでいました(笑)

お風呂から出てきた夫が「どうしたの!?」と驚き、笑い出す始末でした。

 

日本チームは従来はジャンプで稼ぎ、後の走力の分まで点数を保っていたのですが、

そこに注目され「日本が勝たないように」という他国の嫉妬心でルールが変えられ

ジャンプの点数が低くなり、走力距離が増えるという嫌なルールができました。

それでも挫けないのが日本です。

渡部暁斗選手はそこを克服する努力をしてきた人です。

今回も戦略を練って日本選手に合わせたような戦術できました。

本当に嬉しくてたまりません。

以前、暁斗選手のドキュメンタリーをテレビで観たことがありますが、

それはそれはストイックな生活をしている人です。

様々な暁斗選手の姿が思い浮かんできて、万歳をしている姿を見て涙が出ました。

もちろん昨夜は遅くまでジャック・ダニエルで祝いました。

右から2番目が渡部暁斗選手です。(日経新聞2/18朝刊)

 

 KUUの話

私の毎日はほとんど同じ順番で家事を進めて行きます。

KUUはそれを覚えていて、立ち上がる私を見ると「次はそこでしょ」と言わんばかりに

私の先を走ります。

まるで命令されているかのように私はそれについていって仕事をします。

しっかり見張られながら仕事をする私・・・

 

1週間に1回木曜日の朝食にゆで卵を食べます。

KUUはそれを待っています。

なぜか木曜日の朝は朝食の準備をしている私に機嫌よく声をかけ

その瞬間を待つのです。

私のゆで卵の分から白味を割って小指の先ほどの黄身を削ってお皿に乗せてやると

「いただきます」はしませんが、うれしそうペロペロなめて食べます。

「ごちそうさま」もなく、引き揚げます。見るとお水を飲んでいます。

なぜ、木曜日が解るのか不思議です。

ゆで卵が出来上がるタイムウオッチの音は他のタイムウオッチと違う音なのですが、

ゆで卵のタイムウオッチの音が解るのです。

この研ぎ澄まされた感覚!猫は素晴らしい!!いや、KUUが素晴らしい!!!

 

今日の写真は呼ばれてお返事するKUUをカメラを構えて撮りました。

 

 

 

 

 

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結婚記念日

2022-02-12 16:38:45 | 日記

2月11日は私と夫の結婚記念日です。

もう何十回記念日を祝ったか数えたくもありませんが、

よくもまあ こんなに月日がたったものだと感心しています。

子供たちも自立しているので、家庭の中で記念日はお互いの誕生日と

結婚記念日だけです。

といっても、2日に私の誕生日を祝ったので、またパーティーかと

毎年うんざりするので、今年はデパ地下で中華をチョイス買いして

お酒はスペインのスパークリングCAVAを飲みました。

CAVAは気が付いたときに買いだめしているので、いつでも飲めます。

 

デパ地下の中華はとても便利です。

特殊な袋に入れてくれるので、「こちらを上にして電子レンジに入れてください」

と書いてあり、チンのあとでお皿に開けて美味しく食べられるのです。

ずっと前からそうだったのかもしれませんが、食品も世の中のニーズに合わせているんですね。

鹿児島黒豚の酢豚もイカと青梗菜の炒め物もおいしかったです。

 

暮れから3冊の本を買って読みました。

このご時世か、カミュの『ペスト』がよく売れていると聞き、本屋へ行ってみました。

各社がこぞって出版しているけど、岩波文庫が解りやすい訳書を出していると聞き

本屋で聞いたら「岩波は売れないので入れていないのですよ」と言います。

昔は文庫本を買うとすれば、まず岩波を見たものだけど、そんな時代になっているんだと

世の中驚くことが多いです。

岩波さん、こんなことでいいんでしょうか?

というわけで新潮社の『ペスト』を買いました。

子供の頃に読んだはずで「ああ、そうだった」と思い出しながら、

感染症が流行するということは、こういうことから始まるのだと改めて思いました。

 

次に買ったのは『京都大学 おどろきのウイルス学講義/宮沢孝幸著 PHP新書版」

これはおもしろかったです。

今まで知らなかったウイルスのことをこんなにわかりやすく書いてくれて、

あっという間に読み終わりました。

ウイルスというのは学問にすると、こんなに面白いものなんだなと再認識しました。

というのが感想ですが、こういうことに興味を持って研究している人がいるんだと思うと

「世の中のウイルスに負けられない」と思うと同時に

「ウイルスには勝てるはずがない」という深い歴史を思い知りました。

 

次に買ったのは年が明けてからですが、谷川俊太郎著の詩集『虚空へ』を買いました。

14行の詩集

歳を取ると考えさせられることが多く、これは時には手に取って読み返すのに最適です。

 

私は図書館で本を借りることはなく、「読みたい」と思うと必ず買います。

いつでも傍にないと安心できないのです。

音楽もそうで、最近はレコチョクやYouTubeなどから配信されてしまいますが、

ジャケットに包まれたCDを手に入れないと我慢がなりません。

「音楽アルバムは作り手が曲順から考えつくしたものです」とミュージシャンから

聞いたことがあります。

ここからも彼らの表現したいことを感じたいのです。

そしてジャケ写も大切にしています。

 

KUUのお話

最近、ますますお話が盛んです。

それにこちらのいうことを(つまり人間の言葉を)理解しています。

彼女のお気に入りは竿からぶら下がったネズミのおもちゃが好きで、

何歳になろうともお気に入りのおもちゃです。

当然クタクタになってしまうので、そうすると同じものを買ってきてやります。

それを私が投げると飛び掛かってネズミに噛みつき、噛みつきながら「ゴゥニャ~」と

唸ります。狩りをしているつもりなんでしょう。

これがお気に入りで、1日のうち何回も付き合わせられています。

先日も噛みつきながら走り回り、遠くに持って行ったのに「ネズミと遊んで」と

言いに来たのです。

本当にそういう目で私を見つめ、せがむように鳴きます。

なので「あなたが持って行ったんでしょ?持ってきてくれないと遊ばないよ」

と言ってやると、ジーっと私を見つめ、やがて走って行くと咥えて戻ってきました。

長い棒付きなので、あっちこっちにぶつかりながら、一生懸命運んできた姿を見て

私は感動しました。

夫は「甘やかすんだから」と言いますが、こんなとき甘やかして遊んでやらないで

何が”おかあちゃま”と言えますか!

 

これは今朝のKUUです。

陽だまりのオーディオ前でショパンを聴いているのですが、

ショパンの良さは解らないらしく、大あくびされました。

 

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また来た誕生日

2022-02-05 20:57:33 | 日記

2月4日、立春の日、またまたやって来た私の誕生日です。

こればっかりは、1年経つのが早いと感じる最たるものです。

と言っても、『産んでくれていろいろな経験をさせてくれた親に感謝する日』である

といつも思うことにしています。

 

2月4日朝早く ノリマサさんから♪Happy Birthday♪を歌うビデオメッセージが届き

誕生日の1日が始まりました。

お昼に仲良しのA子ちゃんからお祝いのお花が届き「いよいよ歳を取るのね」の実感が・・・

私にふさわしい”華やかなのに控えめな美しい”(?)お花です。A子ちゃんありがとう。

 

最近何かと私の作る料理に文句が絶えない夫の言動が私をイラつかせて

おまけに毎年自分の誕生日に自分で料理を作ること(片付け)も違和感を感じているので

今回は料理を自分で作らず”お取り寄せ”を頼みました。

和食です。

フグの刺身、雪塩(沖縄産)で食べるイカの刺身、煮アナゴ、冷凍食品の海老カツ。

あとはツマミでポテトフライ、イチジクとグレープの干し物、クリームチーズのカナッペ。

お酒はこの日のために用意していたイタリアのスパークリングワインPROSECCO(プロセッコ)。

私が一番おいしかったのはイチジクとブドウの干し物でした(笑)

スパークリングワインには、こういうものとミニトマトが合うのです。

アルコールは夫が病気で手術などしたので、一緒に禁酒の生活をしていて

本式に飲むのは11月末以来でした。

ビールなどは軽く飲んでいましたが、久しぶりにボトルのスパークリングワインを二人で

軽く飲み干したのは何カ月ぶりでしょう。

 

 

 

忘れていましたが、2月2日にはコロナワクチンの3回目を受けました。

そのため3日は副反応で節々の痛みと多少の熱で1日寝ました。

ですが、これから安心して過ごせるという安心感で気持ちは安定していました。

翌4日は副反応の翌日というより「さぁ酒を飲もう!」という解放感でいっぱいでした。

 

KUUは私が寝ていたら「一緒に寝ようかな?」と布団の上にどっかり伸びて一緒に寝ました。

お花が届いたら包みを開けるまで覗き込み、出てきた花に口づけです。

 

もう、花好きなんだからぁ どけやしません。

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石原慎太郎

2022-02-02 10:39:55 | 日記

元都知事の石原慎太郎氏が死去しました。

大学生の頃に芥川賞を受賞していますが、受賞作品『太陽の季節』は読んでいません。

注目は政治家になってから、青嵐会で”若々しく”活動していたころを覚えています。

私たち都民にとっては都知事の石原さんが印象深いです。

性格上なのか、隠しもしない放言が目を引きました。

いろいろ批判もありましたが、私はそういうところが好きでしたね。

中国嫌いで「パンダが欲しい」の声に「そんなにパンダが見たいですか?」という姿に

「ほんとにそうだよな」と思いました。

中国からくるパンダには飼育係が高給で来日し、育ったら中国に返さなきゃならない、

こんな無法な要求を呑んでまでいらない、白浜に行けばパンダはいる、と思っています。

 

また、東日本大震災が起きた時「これは天罰です」と言い切りました。

いつものようにセンセーショナルな文言を切り貼りして大騒ぎするマスコミによって

大きく批判され撤回をしましたが、これは言われているような意味ではありません。

原発という文明と科学の危険性を小さく扱い、”利器”としてだけ活用してきたことに対して

「天罰だ」と言ったのです。

東日本に住んでいる人たちに「天罰が下った」と言ったのではないのです。

また『開発』の名のもとに住んではいけない場所を”開発して”人が住み始めた・・

そういう自然からの「天罰だ」と言ったと思います。

テレビで空から見ると「こんなところに!」と驚くような場所まで家が立ち並んでいます。

津波の被害は大昔もあったのです。

だからこそ先人が「これから先に住むな」という石碑を建ててくれています。

これを無視して開発する開発業者と許可する国の行政に対して「天罰がくだった」と

石原氏は言ったのだと思います。

 

東日本大震災では、いち早くJRがシャッターを下ろして交通の遮断を行いました。

危険だからという理由はわかる気もしますが、もっと他に方法があったのではないかと

今でも思います。

帰宅難民が翌朝まで道路を歩きました。

ウチの娘も仕事先から7時間も歩いて帰りました。

日付が変わり、電話も通じない、さぞかし心細かっただろうと思います。

家で両親を待っていた子供たちもいたでしょう。

後日、それに対してJR上層部が石原知事に報告書を手渡すとき

「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げた時に

「僕に頭下げてどうするの。都民に誤りなさいよ」とひと言言ったときは

胸がスカーっとしました。

 

ご子息の話では最後まで執筆をしていたとか、政治家というより

作家としての『石原慎太郎』を全うしたかったのではないでしょうか。

ご冥福をお祈りします。

 

日向ぼっこのKUU

お気に入りのジュート麻のラグと爪とぎに寄りかかり何を思うのか。

最近の写真は逆光ばかりですみません。

こんなとき逆光でも美しく撮れる装置を作動させている間に逃げられるので

私は必死でシャッターを押します(下手な写真の言い訳)

コメント (2)
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