みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

藤澤ノリマサさんのアルバムを買う

2014-10-30 09:58:44 | 日記

昨日は、大好きな藤澤ノリマサさんの最新アルバム販売ということで、都心まで出かけました。

これがそのアルバム『Sogno』です

        

『Sogno』(ソーニョ)、イタリア語で〝夢”という意味です。

〝ポップオペラの貴公子”という言われているノリマサさんは、その楽曲のほとんどが

クラシックとのコラボレートしたものです。

クラシックの曲に、自分の曲をつけて、詞を書き、サビの部分にクラシックを持ってきて

その部分はクラシックの唱法で歌う、まるで二人の歌手が歌っているようです。

もちろん、そんな歌い方をしている人はいないので、そんなジャンルはなく、

〝ポップオペラの貴公子”と言わなくてもいいのですが、たたずまいが貴公子のようなのです。(てへへ)

そのノリマサさんが今回出したアルバムは、珍しく6曲中5曲がオリジナルです。

1曲だけ歌劇『アイーダ』からのコラボで、この曲はWOWOWで放映されているサッカー番組のテーマ曲です。

『夢』という曲は6月のファンクラブイヴェントで「この日のために作りました」と

ピアノ弾き語りで歌ってくれました。

そのときは迫ってくような想いを受けたんですが、今回、編曲者によってしっとりした大人の曲になっていました。

しかも、ボーナス・トラックとして、彼の詞をイタリア語に訳詞したものを『Sogno』として収録されていて、

日本語版もイタリア語版もポップオペラ仕様でした。

『アイーダ』とのコラボ『Hasta La Victoria』という曲は、スペイン語のタイトルですから

サッカーのスペイン・リーグのための放映テーマ曲なのかもしれませんが、よくわかりません。

今回は El Clasico バージョンとして、スペインの古歌にして歌っています。ギターもフラメンコです。

そんなこんなで、どんな形にしても、歌い上げてしまう、この才能

音楽大学を出ているんだから、クラシック唱法でもなんでもやるでしょうが、

今回のアルバムでは、ポップ唱法が4曲、それも、ただ歌っているだけではなく、

しっとりと大人の歌い方で、実に聴かせてくれます。泣きたいほど素晴らしいのです。

 

私は日々、作業場の中で「誰も入らないでください」と夕鶴のように言って、自分だけの世界で織りをしています。

特に、絵織りの場合は、考えながら織っていくので、機械的に無心で織ってはいけません。

時には自分の力のなさに苛立つこともあります。いえ、たびたびです。

そんなときにノリマサさんの歌が、心を溶かしてくれています。

毎日、作業場にはノリマサさんの歌声が鳴り響いています。

また、ひとつ、その音楽が増えました。

そして、また楽しみが・・・11月1日,2日と2daysは、彼の生歌を聴きに行きます。

えーっ、2daysもォと言われてもいいの。

 

都心に出て、CDを買ったついでに、行きつけのデパートのジーンズ売り場に行きました。

途中、各店の鏡を通り過ぎますが、私の全身が写り、それはあまりにも細くてスマート

ああいうお店の鏡って、細く映るように作られてませんか?

私は、確かに細いですが、あんなにスマートではありません。

あれを見て自分に見惚れて洋服を買う人はいるはず。

そうだとしたら、詐欺じゃありませんか?

ふと そう思いました。

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母のワンピースで裂き織りベスト

2014-10-28 16:31:12 | 日記

今日はバカ忙しい1日でした。

3日前にケヤキを煮出して染め液を作り寝かしておいたのを染めにかかり、

滋賀県に住む友人から「お米と野菜送ったよ」と荷物の到着、

掃除をして家中のフローリングにワックスがけ。

と、なんで、こんなに立て込んだスケジュールをつくるのか、

それにはワケがあるのです。ヒッヒヒ(数日後にネ!)

まずはこの写真から。

       

これは、4年前に亡くなった母のワンピースを裂いて裂き織りにした布をベストに仕上げたものです。

このチョボチョボと色が混ざっている部分が母のワンピースです。

裂き織りにするのに布を糸状に裂くと、ホントに少ししか糸になりません。

母は小さい人でしたので、ワンピースも小さく、よって 糸状にしても少ししかなく、

ほとんど、別布を裂きました。

身頃にできる幅と長さに織り、ベストに仕立てました。

あとは裏地をつけ、シャレたボタンを付けて完成です。

裂き織りは詰めて織るので固く織れますので芯の必要もありません。

こうしておくと、母がいつまでも傍にいるように感じられます。

これは、ずいぶん前に作ったものですが、そろそろ着る季節だなぁと出してきたところです。

 

染める糸を精錬という作業からはじめて、ミョウバンで先媒染したところでお昼になり、

昼食を食べようと口を開けかかっている夫に スーパーからお弁当を買ってきて出しました。

遂にやっちゃったもんね。はっはは

そして、午後からは染めながらフローリングのワックスがけをしているところに、

滋賀県から荷物到着!

     

新米、左の柿は干し柿用の柿(枝付きでしょ?)、サツマイモ、右の柿は甘柿、

後ろに並んでいるのはカボチャと数種のトマト たちです。

いつも、こうやって秋の味を届けてくれる嬉しい友です。

そして、さっそく干し柿づくりをしてベランダに吊るしました。

       

 

そんなこんなしているうちに、染めが完了しました。(時々 お鍋を覗いて確認しています)

染めに関しては 乾いてからアップします。

というわけで、織り機のモノ(地獄篇)は 夜に入らないと手を付けられないのです。

もしかして、織り機から逃げてる??

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モノづくりの祭典へ行って

2014-10-24 21:34:13 | 日記

今日から3日間浅草で『モノづくりの祭典』が開かれています。

いつもお世話になっている染め剤屋さんが浅草にあるので、

ついでに行ってみようと思って出かけました。

     

隅田公園から見えるスカイツリーです。

家からも遠くにいつも見えるのですが、こんなに近く見たのは初めてで

思わずパチリとしてしまいました。

隅田川沿いに歩いていくと、言問橋も見え、これも思わずパチリ。

     

一緒に行った夫が「おのぼりさんだ」と笑います。

気持ちのいい天気でした。

でも、せっかくの『モノづくりの祭典』は新聞紹介があったわりには、パッとせず、がっかりしました。

夫が「期待してきたのに・・・」

それより、久しぶりの浅草散策は楽しかったです。

浅草寺には背を向けて歩きましたが(笑)、古い下町は、それなりに情緒があり、

心躍るものがあります。

最後に染め剤屋さんで酢酸水80%と重曹を買って、ついでにザクロの干したものを買いました。

これも染めます。

つかの間の休日でした。

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織りの地獄

2014-10-21 16:32:22 | 日記

先日から大騒ぎしているベランダ栽培の柿、収穫して食べました。

          

どうですか見事でしょう

家族3人で6等分して食べました。

あ、甘~い

夫は脱力していますが、私はこれから残りの葉っぱと枝を染めに使うので

ギラギラと燃えています。

 

コチニールというサボテンの寄生虫を染めた糸を織っているところです。

正確には織ろうとしているところなんですが、これがひどいことになって、まさに地獄篇です。

糸はカベ糸という極細糸で、綛で染めたときは「ま、こんなもん」でしたが、

巻糸にしたときに、すでに絡まり状態、それをなだめて整経機にかけたときには

地獄に一歩踏み込んでいました。

400本の整経に4時間弱もかかり、高機にかけたときに、ホントの地獄が待っていました。

織り機に向かって3日かけたのに、「なんかヘン?」と数え直して見たら、見事に失敗してました

こういうとき、ちょこっとやり直しは効かないんですよね。

ぜ~んぶ最初からやり直しです。

何度同じ失敗を繰り返すのか。

始めたら最後までやってられない、家事だってするし・・その微妙な間隔が緊張感を崩すんだ

と八つ当たりしたところで、誰も助けてくれない、自分でやり直すしかないのです。はい。

織り上がりましたら、写真をアップします。

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秋の食欲ーマツタケ

2014-10-16 21:47:34 | 日記

京都に住む夫の知人から丹波のマツタケが届きました。

       

夫は京都で会社を立ち上げていたことがあり、京都には仕事関係の知人がたくさんいます。

その前に京都の大学にも行っていたので、京都には知人友人だらけなのです

仕事関係者には丹波で山を持っている人も多く、毎年秋になると、栗やマツタケがわんさか届いておりました。

マツタケなどは多くて食べきれなく、すき焼きにぶち込むこともあり、子供たちのお弁当にも入れました。

と、ここまでは自慢だらけです。

今は丹波からおひとりだけ送ってくださいますので、貴重なマツタケとなっております。

今、丹波のマツタケといえば、最高のマツタケです。もったいないことです。

緑はスダチではなくカボスです。

6本のマツタケをすべて料理しました。

      

一番大きいものはマツタケご飯に。3人家族にはたっぷりのマツタケ入りご飯でした。

2本は土瓶蒸しにしました。昆布出汁にマツタケ、鯛、銀杏、ナルト、三つ葉です。

残った3本は待ってました!焼きマツタケです。スダチを添えました。

並べてみると、ささやかなメニューのようですが、豪華なんです。(笑)

あぁぁ、今年も終わったなぁの感が・・・

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ウズベキスタンのアカシアを織る

2014-10-14 16:19:20 | 日記

先日染めたウズベキスタンのお土産のアカシアを織りあげました。

         

         幅 29㎝  丈 200㎝ 

経糸は単色で染めたもの、緯糸で段染め糸を使い『うね織り』にしました。

この技法は段に染めた色がうねるように出るので、大好きな織りです。

写真が下手で本当の色がうまく出ていませんが、奥深い色が出たと思います。

         

接写して色の出具合をお見せします。

全体の感じが白っぽいですが、これは黄色です。

濃い黄色が段染めで濃く出ている色です。

         

この感じでは、色が良く出るかと・・・苦労してます。。。(誰か写真を教えて~~)

 

糸は真綿リングというシルク糸ですが、この糸は初めて使った糸で、

染めも入りやすく、織って肩から掛けてみると、柔らかくて軽くて、そのうえ暖かいので、

今後も使いたい糸です。

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休日のあれこれ

2014-10-06 16:38:33 | 日記

台風がやってきたために、今日の予定が狂いました。

昨日、娘が婚約指輪を交わすというおめでたい日に、当然 私はiPhoneの電源を切っていました。

その間にカルチャースクールの事務局から(それもセンター長自らが)数えただけで4本の着信があったようです。

そんな事とは知らず、おめでたいことに浮かれていた私は帰りの電車の中で電源を入れ、その着信の多さにビックリ。

折り返し電話を入れると(電車の中で電話をしたので、周りの人たちの視線がこわい)、

「台風が直撃しそうなので、明日の教室は休講したい」とのこと。

振替の講座日も決めて電話を終了しましたが、真の悪さにイヤになってしまいました。

というわけで、今日は思わぬ休日でした。

台風そのものは、思っていたほどでもなく、ベランダの柿も、夫が植木鉢ごと抱っこして移動したわりには(笑)

なんということもありませんでした。

で、のんびりと新聞を読んでおりましたら、週刊誌の広告に「んっ?」というものが。

「こんな名前で、まともな大人に育つのか!」

見れば「苺愛(べりーあ)」「黄熊(ぷう)「七音(どれみ)」ですって

いやまぁ驚きましたね。

苺だからベリーか、黄色い熊だからプーさんか。はぁぁぁ

昨今の子供の名前というのは、なんで、こんな漢字を当てはめるのか?というものが多いこと。

孫が小学生のころバレーを習っていて、発表会に呼ばれていくと出演の女の子たちの名簿があり、

その名前のすさまじいこと

音を重視するための命名だったら、素直に平仮名にしたらどうなんだろうと思うのです。

無理に漢字を当てはめるので、まるで暴走族の当て字のようです。

私は親でも親戚でもないので、余計なお世話かもしれませんが、子供が大きくなって恨まれることはないのでしょうか。

アニメの影響もあるんでしょうか?

日本語は美しいと思っています。

それを大事にするために、手紙など、名詞はひらがなを多く使うようにしています。

こんな私ですので、こういう状況を一人嘆いています。

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ベランダで育つ柿

2014-10-01 15:30:25 | 日記

これは我が家のベランダで成長している次郎柿です。

夫が何よりも大事に育ててきましたが、このように完熟を待っている状態です。

もう1個見えないところにもできています。

私「2個しかないから、一人は食べられないよ」(家族3人です)

夫「2個を3人で分ければいいじゃないか」

なるほどね。

甘柿と言ってるけど、ホントに渋くないのでしょうかね。

不安なので、最初のひとかじりは夫に任せようと思っています。

もう1本柿の木がありますが、これは食べた柿の種を植木鉢に植えただけのものなので、実はなりません。

染めのためだけに育てているモノです。

この柿の木も実を収穫したら、染めに貢献してもらおうと思っています。

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