みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

十代の脳死と臓器移植

2011-04-13 21:32:09 | 日記
とうとう十代の脳死と認められた少年の臓器提供がなされたようです。
臓器移植について、主治医はどのように患者家族に話したのか、
またも公開されませんでした。
悲しみに沈んでいる家族に「人のためになることだから」と強制的な
文言などなかったのでしょうか
臓器移植ネットワークという団体は「プライバシー」を楯に
いつでも、このあたりをうやむやにしています。

私が家族であれば、そんな時に正しい判断が出来るのか、
自信がありませません。
ただ、今 思っていることは、例え、困っている人のためになると
分かっていてもわが子の臓器を提供はしません。

信念として「脳死は人の死ではない」と思っているのです。
人間は心臓が止まって、初めて死ぬのではありませんか

TVニュースでは臓器の入った鞄を手に、「逸る気持ちを抑えられない」という
形相の二人が病院へ到着したところを映し出していました。
移植医という人たちは「移植によって人間を助ける」というより、
「移植する技術を使いたい」というように見えて仕方ありません。

『人工呼吸器をつけた親の会』というのがあるようですが、
この会の会長さんが「脳死に近い子の状態で生きていて何になるのか、という
無言の圧力が高まることを懸念する」と話しています。

悲しいです。
医者が患者家族の心を思いやる・・そういう医療であってほしいものです。

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