少しずつ個展の準備もしながら、カルチャースクールの教材も作らねばならず、
そこがちょっと煩わしいところです。
染めるのも織るのも大好きなんですが、教えるのは好きではありません。
言わんとしているところを なかなか効率よく伝えられないんですよね
一を言って三理解してくれれば言うことなしなんですが、そうはいかない。
だからこそ教える私が上手にやらなければいけないのですが・・・
これは、上級者向けの教材です。
3枚綜絖で織るところを、平織り機で織れるように織り図を書きました。
『柄織りの敷物』とでも名付けましょう。
経糸はリネン、緯糸は左の作品のように甘撚りのコットンを使い浮き出るように織りたいのですが、
織ってしまうと、どのように織ったのかわかりませんので、右は撚りを少し硬くした糸を使いました。
両方を見て、織り方がわかる。ですが、甘撚りの糸を使うので左のように織りあがります。
というわけで、織りあがる作品だけではなく、「このように織るのです」ということがわかる作品も
織るわけです。
敷物と書きましたが、正しくはテーブルセンターです。
近頃は大きなテーブルでもホントにセンターだけ敷くというセンターが多く、このサイズ(25cm×60cm)です。
写真が悪くて糸の違いしか出ませんですみません。
難しくなると、作品だけではなく、織り方の手順みたいな作品必要なので大変です。
編み物と同じで撚りの違う糸を使うと仕上がりが違うでしょ?
ということを表したかったのですが、このサイズでは無理でした。
まろさんは、すぐにググってお調べのようで、私も『綜絖』を検索してみましたら、図入りで説明が出てきたので
ビックリしました。何でも分かるんですね。
綜絖は平織りでは2枚使い、糸を通します。
分かりません。 ああ やっぱりね これは上級者向けの
授業で教えておられるのですね。
これを敷物に使いますか。 テーブルセンターのような
使い方ですか? この上に座るのはもったいない気がしますが
座る敷物ではないですよね。
織り方などを教える、理解をしてもらうまでの
下準備は大変ですよね。
柄織りの敷物、緯糸の撚りによって
浮き上がりが違ってくるんですね
写真を見ても素人の私には区別がつきませんが、
編み物をしていたころは、そういうのありました。
甘撚りの毛糸で編むのと、普通の毛糸では出来上がりが違いましたね。
綜絖とはまた初めて聞く言葉です。検索しても難しかったです。写真を見たら2次元のように織ってましたけど。
それを平織機で出来るようにしたり、見本を二つも作ったり、大変ですね。洋裁を教える方も同じような苦労をしておられます。