みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

いじめ

2019-10-24 20:31:32 | 日記

神戸の小学校で教師が教師を虐めていたというニュースが出ています。

このニュースを聞いて、とうとう学校教師も地に落ちたなと思いました。

 

書くことに躊躇しますが、娘は小学校の時に壮絶ないじめに遭いました。

5年生のときに男子児童数名にいじめられ、そのことを担任が何もせず、

ついには学校で居場所がなく学校ではトイレで過ごすという毎日だったようです。

私は母親でありながら、そのことに気づきもせず、娘の友達から泣きながら

「助けてあげて」と言われて気づく有様でした。

校長に言っても何の解決策もなく、いじめる側の親は一様に

「うちの子供がそんなことをするわけがない」というばかり。

 

娘を病院に連れて行き、全身の検査をしてもらったら、古い傷、新しい傷がいっぱいあり、

医師は「仕返ししましょう」と怒っていました。

外科の医師から心療内科への診察を受けることを勧められ、そのことが今でも忘れられません。

静かなクラシックの流れる診察室で、親の私は外に出るように言われ、娘だけが受診し、

やがて私だけが呼ばれて医師から言われた言葉が『極限状況』です。

「お母さん知っていますか? 極限状況というのは、これ以上我慢できないという

精神的に追い詰められた状況なんですよ。娘さんは、今 この状況です。

命を救ってやってください。今の環境から逃げましょう」

 

外科と心療内科の診察結果を教育委員会に提出し、転校をさせました。

教育委員会でも「この学級崩壊の状況では、教師はどうにもできない」と言い、

驚きました。小学校ですよ。

娘の転校を知ったいじめていたヤツらは、校長室に乗り込んで、「戻せ!」と騒いだと聞き

恐ろしいヤツらだと心底思いました。 小学校ですよ!

 

しかも娘の転校からしばらく経って、クラスの親たちから電話がかかって来て

「すぐにいじめる対象を見つけて、その子がやられている。あなたは無責任だ」と

何人もから言われて、これまた驚きました。

自分の子供でなければ、こんなことを言えるのか。無責任はどっちなんでしょう。

書きませんが、もっといろんなことがたくさんありました。

 

この男子たちはどんな大人になるんだろうか。

いじめたことを覚えているのだろうか。

後になって娘に「いつも朝早くから楽しそうに登校してたじゃない。なぜ?」と尋ねたら

「今日こそいいことがあるかもしれない、そう思って毎日学校へ行っていた」と言い、

涙をこらえることができませんでした。

娘は強い子です。自慢の子です。

 

神戸の教師が教師を虐めていたという話を知り、しかもその教師は中学の頃から

同級生を虐めていたと聞き、娘のことを思い出しました。

中学の頃から同級生を虐めていたヤツは大人になってもいじめをやるヤツだったのです。

心に暗いモノを抱えて生きてきたのでしょうか。

教師どころか人間としても失格だと思います。

人間は変われないのでしょうか。

コメント (6)
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