みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

和紙で織るタペストリー

2017-02-05 13:45:25 | 日記

     前回のタペストリー『青の洞窟』を織り終えたのが12月21日、

     実に1カ月以上経っての織り作品アップとなりました。

     今回は和紙で織ることに決めました。

     もうずいぶん前になりますが「和紙で織ってみよう」と思いついたのは

     15年くらい前になります。

     小さなタペストリーを織ったら、それが「優しい感じ」という評価を得ました。

     それに力をもらって大きな作品を織り始め、2005年の第2回個展《ひまわり咲いた》の

     メイン作品『ひまわり畑』で山梨県明野のひまわりを和紙で織って額に入れました。

     素材の和紙は京都嵯峨野の工房での手染めのものを使いました。

     ずいぶんたくさんの和紙を買い求めに、それだけのためだけに嵯峨野へ向かい、

     家にはたくさんの在庫があります。

     今回はその在庫を使っての作品です。

 

     

                     使用した和紙たちです

 

                これらを1㎝幅に切り、横糸として使用しました。

 

     

                   『ソレントの海は美しい』 60×100

 

     細かい仕事で、時間がかかったのもありますが、体調が整わず やっと織り上げた感じです。

     1日数時間しか織らず、体の調子を見て翌日に備えるというふうにしました。

     まだ作品は織らねばならないので、こんな調子で進んでいこうと思っています。

 

     南イタリアは、昨今 アマルフィーに人気が集まっていますが、

     私はソレントの海が美しいと感じました。

     また、行くとしたらソレントへ行ってみたいとさえ思っているのです。

     イタリア歌曲に≪帰れソレントへ≫という曲がありますが、

     海も美しく、この曲も美しく、心に響きます。

     この曲、音楽家の藤澤ノリマサさんが歌っているCDを聴きながら織りました。

 

     織り上がったこの日は 立春・2月4日 私の誕生日でした。

     今や祝うような年齢でもありませんが、友からお祝いの花が届き、

     心から嬉しかったです。

     

 

     

コメント (14)
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