空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

ぎっくり腰~救急車編

2010-12-24 17:08:34 | つぶやき
昼間鍼灸院で治療されているとき先生は、
「今日仕事には行かないで家でゴロゴロしていたほうがいいでしょう。
 行けるようなら明日からでしょうね。」
みたいなことを言っていて、多分自分の治療でだいぶ良くなるだろうと思っていたのだと思う。

ところが夜になるにつれ痛みはだんだん強くなり、身体を起すことさえできない状態。
ちょっと動くと激痛が走り、1mmだって動くことができない。
ちょうど手術の後、傷口の痛みで身体の置き場所がない、
どんな格好をしても痛いっていうあの状態に似ている。
ただ、手術後の場合はこれを我慢すればそのうちに痛みもとれる、という確信があるけれど、
ぎっくり腰の場合、そのうちに、っていう確信なんてほとんどないに等しい。
もしかしたら骨に異常があるのかもしれないし、
このまま我慢していて大丈夫なのだろうか、という不安が胸に広がった。

夜中の2時過ぎ。
あまりの痛さにあえいでいたら、夫が、
「救急車を呼ぶか?」
と聞いてきた。
救急車に乗って病院へ行けば、きっと楽になる。
そんな思いが頭をよぎった。
でも、たかが腰痛ごときで救急車を呼ぶなんて、
タクシー代わりだと言われないだろうかとか、
もがいているなかで色々な事が頭を巡った。
でも、朝までこの痛みを我慢する余裕も気持ちもなく、
結局消防署まで送ってもらって、そこから救急車で病院へ向かった。

病院へ着いて、問診、血圧、体温、レントゲンをとってもらい、
骨には異常がないことがわかった。
そして痛み止めの座薬を入れてもらったけれど全然効かない。
看護婦さんにお願いして、注射を打ってもらうことにした。
すると、ほんとにスーーーッと痛みが引いた。

「痛みのMAXが10だとすると、今の状態はどのくらいですか?」
こんな質問を何度となく聞かれた。
注射をした後は、それこそ半分にはなったと思う。
少しずつ動いて寝返りができるようになった。

その後外来のセンセイから診察してもらい、
「ヘルニアの可能性も少なく、
 時間が経てば大丈夫でしょう。」
という診察結果を頂いた。
看護婦さん曰く、
「肉が断裂したのかもしれないですね。」

長い一日が終わった。

                       もう少し続く
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