他人の失敗

私の住んでいるところも、今月から燃えるゴミと燃えないゴミが有料になった。
しかし、プラスチックゴミを出す日があったり、
ビン、カン、ペットボトルを出す日が増えたりと、
分別は多くなったが、以前より便利になった気がする。

ゴミは、見た目で間違っているのがわかると業者さんは持って行かないが、
ある程度はほとんど持っていってくれている。
人間、勘違いも間違いもある。
それで持っていかれなかったゴミは、後で自分で回収すればいいのだ。

土曜・日曜・祭日を除いて、ほとんど何かしらのゴミの回収があるため、
間違ったときにすぐに回収するように、個々の家が特定出来るようにした。
ある家が間違ってしまったときの事。
私のように勤めに出ている人間は、間違ったことすら知らない。
知っている者は限られてくるはずなのだ。
しかし、家に帰った私はその話を聞くことになる。
姑が畑をしている時に聞いたらしい。

他人の失敗は楽しいだろうか。
人にそれを話することで嬉しいのだろうか。
私自身はたいていの失敗をしているので、人は笑えない。
同じ失敗をしないとも限らないし。
だから私は、人の失敗を話に出来ないのだ。

どこにもいる。
自分の失敗は笑ってごまかし内密にするが、
他人の失敗は茶飲み話に花を咲かせる人。
ある意味、その神経には敬意を表する。
気の弱い私にとっては、別の人種であるのだ。

私は日々の生活の中で、イヤミなことを言われたり嫌な思いをすることを、
心から嫌っている。
だからその類の話には敏感になり、どーも話に乗れない。

人間は間違いをするのだ。
命を左右するような間違いなら大変だーってこともあるが、
ゴミ出しの間違いくらい、話を広げなくても良さそうだと思うのだが・・・。
もしも、自分が・・・と想像すれば、答えはすぐに出るはずだよね。