食い違い

昨日の新聞の投書欄に、弥彦村で売っているパンダ焼きについての、
婆さんの愚痴と称して載っていた記事をみて思った。

このパンダ焼き、
弥彦むすめという枝豆のあんを使った米粉生地の白いパンダ焼きで、
去年の全国物産展おやつ部門でグランプリをとったもの。
去年からテレビや雑誌で取り上げられ、
連日店にはお客が並んでいるようだ。

そのお婆さん、枝豆あんのパンダ焼きを１０個欲しいと言ったら、
あずきあんとセットでなければ売れないと言われたらしい。
それでそのことを新聞に投書したっていうわけだ。

そのお店、グランプリをとってしまったことでお客が殺到。
季節モノである枝豆あんには在庫が限られている。
それで、仕方なくお一人様２個まで、という張り紙をし、今は販売している。

多分、お店の人は”１０個”という数に重きをおいて、
１０個欲しいのならば枝豆あん２個とあずきあん８個という意味だったのだと思う。
それをセットでなければ買えないのか、とお婆さんは憤慨したっていうわけだ。

私もこのお店にパンダ焼きを買いに行ったことがあるけれど、
忙しさのあまり、お店の人の、言葉が足りなかったのかもしれないなぁ～とは思う。

いや、決して私はこのお店の親戚でもなければ縁者でもない。
何の縁もないけれど、
この話はきっと食い違いなんだよなぁ～と思っただけ。

新聞に投書するくらいのお婆さんなんだから、
家族や近隣住民にもその状況を言っただろうなぁ。
ちょっとしたことなんだろうけれど、怖いよね～～～。