食事

舅がこうなる前は、晩酌のついでに物を食べる、といったスタンスで、
量としてはそんなに多くなかった。
ところがこの状態になってからは、一人前をぺろりとたいらげ、
それでもまだ足りなさそうに、何かないかと目で探すようになった。
鉢に粕煮でも盛ってあろうものなら、
片付けないかぎり、限りなく取って食べようとする。

先日も、もうたくさん食べたし、食べ残しも皿にたくさんあったので、
もう終わりだと言って強制的に片付けてしまって、
怒らせてしまったことがあった。
ホント、何事にも、心と時間の余裕は持っていないと、
イライラしっぱなしの状態になっていると思う。

神様は、その人に出来ない事は与えないと言われているけれど、
私だから与えられたんだと、そう思って頑張っているけれど、
今のところ認知症の舅の世話よりも、
心配性の姑をなだめるほうが、結構負担だったりする。（笑）

１ｋｇも体重が減ってしまったと嘆いている姑。
私は２ｋｇ減ったんだよ。
舅の終わりに合わせる為、ゆっくり出来ない食事。
でも、美味しいと言ってくれる舅の為に、
今日も頑張って作ろうと思う。