大相撲が面白い

１３日から始まった大相撲。
２場所出場停止の処分が明け、３場所ぶりに復帰した横綱朝青龍が、
昨日は平幕稀勢の里に送り倒され、完敗した。

この初場所、変な緊張感があって面白い。
誰もかれもが必死で、まさに、勝負しているって感じがする。
朝青龍はとにかくこの場所で結果を出さないといけないし、
白鵬は朝青龍がいなかったから勝ったなんて言われたくないし、３連覇もかかっている。
それに昨日は負けてしまったが、魁皇が元気だったのが嬉しかった♪

昨日負けた朝青龍がぶざまだって言うのなら、
それは千代大海に向けられる言葉だろう。
肘のケガもあるだろうけれど、どうも覇気がない。
毎度のことだ。
必死さが伝わってこない気がする。
朝青龍がいなかった９月と１１月場所こそチャンスだったのに、
気迫がもうひとつだった。
もう少し頑張れば、なんとかなったんじゃないだろうかと思うと、
本当に残念だよね～。

稀勢の里は初日に千代大海、昨日は朝青龍と、大金星。
昨日なんて久しぶりに、日本人力士として、気迫と気力が感じられた。
もちろん朝青龍や白鵬を否定しているわけではなく、
ただ、この人達の相撲に対する気持ちが、日本人力士より上回っている気がするだけ。
だから横綱にもなれたのだと思う。

よく朝青龍に横綱としての品格だの資格だのって言われているけれど、
それを言うなら、大相撲を運営管理している協会の面々、
それに部屋を取り仕切っている親方のそれはどうなのだろうかと思う。
色々な不祥事があったなかで、誰一人としてしっかりした者はいなかった。
他人を責める前に、まず自分だよね。

今週、来週と、大相撲が楽しみだ。
みんな頑張れ！！