空を見上げて

事務所猫チャコと家猫ごん太 2ニャンと楽しい日々

朝青龍

2007-08-09 16:47:22 | つぶやき
夏巡業を腰の疲労骨折を理由に休んでおきながら、母国モンゴルでサッカーをしていた朝青龍。
今まで天上の人だったのが、一気に突き落とされた感じだ。

強ければ昇進出来る。
強ければ横綱でいられる。
家族の為に今まで一生懸命やってきた。
腰の調子が悪いから、夏巡業は休もう。
白鵬もいるしな。
母国でゆっくり静養だ。
え?子供達との交流サッカー?
腰も調子はいいし、やってもいいか。

・・・・・と、ここでバッシング。

何で?
オレが何悪いことをした?
オレは今まで一生懸命やってきたし、何処が悪いんだ。
はぁ~?意味がわからん。
何でこんなこと言われなきゃいけないんだよ。

・・・・・ってなもんか。
たぶん、自分の行動の何が人の心の激震に触れたのか、
わかっていないのではないだろうか。
横綱として頑張ってきたし、強さも完璧だ。
それゆえに、今の状況が理解出来ていないのだろうと思う。

今、甲子園で熱闘が繰り広げられているが、
この遠征で、もし、そのチームのキャプテンが病気で出られない時、
他の部員達はそのキャプテンの分まで頑張ろうとする。
しかし、そのキャプテンが、よそでサッカーを楽しそうにしていたのが発覚した場合、
みんな、どんな気持ちになるだろうか。
たとえその時は身体の調子が良かったなんて言い訳しても、
絶対に通らない話だよね。

朝青龍に分があるとは思えない事態ではあるが、
今、心の病気にかかっているならば、
心を休めることの出来る母国に、一時帰国をさせたほうがよいのではないだろうか。
大企業では、少しずつ”うつ”に関して理解が高まってきているが、
一般の会社となると、なかなか休業させるっていうことも難しい状況だ。
しかし、相撲全体からすれば、朝青龍を一人休業させたからといって、
特別に支障が出ることもない。
一人の人間の今後がかかっている。
安易に処分するという名目だけで、帰国を禁止することは、
とってもあぶないことなのではないだろうか。

モンゴルに帰って、自分を見つめ直し、
日本でまた相撲をとるのか、それともモンゴルで別の仕事をするのか、
じっくり考えさせればいい。
横綱を、もし、引退することがあっても、それは仕方がない。
体力気力の限界として、受け入れればいいこと。
この相撲界に無理やり結びつけておく理由なんて、ないと思うのだが。



話は変わるが、夜中に地震があった。
震度1くらいだろうか。
昨日の雲が地震雲かどうかはわからないが、
予感が当たったことに、何となく嬉しさを感じてしまったバカな私である・・・。
コメント (1)
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