ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● シオヤトンボは春告げトンボ ・ トンボ科

2019-04-12 |     その他のトンボ
〈 シオヤトンボ 〉
全長 36~49ミリ  出現期 4~7月  分布 北海道、本州、四国、九州 

最近は寒い日が続いているからか、虫の姿はまだ数えるほど・・・。
そんな中、先日、早くもシオヤトンボのが飛んできました。
「 春告げトンボ 」と呼ばれていて4、5月で見えなくなるようです。

☆ 4月8日  シオカラトンボの によく似ているがシオヤトンボの方が小さい!


 ♂ 2018.5.11 




☆ ♂ 2013.5.5

● お洒落な翅のモモブトカミキリモドキ ・ カミキリモドキ科

2019-04-10 |     カミキリモドキ
〈 モモブトカミキリモドキ 〉
体長 5.5~8ミリ  出現期 4~6月  分布 北海道、本州、四国、九州

モモの太いカミキリモドキ・・・モモが太いのはだけでのモモは細くて華奢です。
寒い日に挟まれたほんの少し暖かだった日、
早くも地面に近いタンポポの花にそれぞれ、一匹ずつが訪れていました。

この日を楽しみに待っていたのでしょう。口元には花粉がついています。

モモブトカミきりは私が「虫」の存在に気が付いた原点です。

☆ モモが細い




 モモが太い。個体により太さも形も異なります。






 以前に撮った一コマですがモモの太さでどっちが強いか! 決める決闘のように見えました。



● ヒメギスの幼虫現る ・ キリギリス科

2019-04-09 |    バッタ、コオロギ他
〈 ヒメギス幼虫 〉
体長 17~27ミリ  出現期 6~10月  北海道、本州、四国、九州

黒褐色~茶褐色で、背部は緑色又は茶褐色。
翅が短い短翅型が多いが、翅が長い長翅型もいる。

植物の葉やほかの昆虫などを食べる。

☆ 幼虫










 成虫 2016.7.24

● クサボケの花は可愛い ・ バラ科

2019-04-08 | 〈花木、樹木〉
〈 クサボケ 〉  草木瓜

関東以南の本州、四国、九州 のよく陽の当たる土手、丘陵地帯、疎林などに自生する落葉性灌木。

雌雄同種。長い鋭い棘は枝が変化したものとのこと。
不思議なことに何年も見ているのに実を見たことがないのです!
花が可愛いのでその時期が過ぎると忘れてしまう・・・今年はしっかり確認してみます。

中国由来の、ボケとよく似た木であるが丈が低いので草と見て、クサボケという名が付いたらしい。
ボケは木瓜(モッカ)からの転化で木に瓜のような実が成るからと言われている。

実は芳香を放つので、輪切りにして部屋に吊るし芳香剤にする。

別名は、シドミ、ジナシ(地梨)、ノボケ(野木瓜)、コボケ(小木瓜)など。











※ 数種のハチが蜜を吸いに来るが、ビロウドツリアブの訪問が多い。





● シロスジショウジョウグモ ・ コガネグモ科

2019-04-06 | 〈虫〉クモ目
〈 シロスジショウジョウグモ 〉
体長 3~3.5ミリ   2~3ミリ  出現期 6~8月

体色にはかなりの体色変異があり、この個体は赤色型ですが黒色もあるとのこと。
黒色紋も形や大きさに変異あり。

残念ながら、この個体がだったのか、だったのか大きさの確認が出来ていません。
かなり小さく、可愛い感じでした。

☆ 4月2日












☆ 以前撮った個体です。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       




● 早春のトラフコメツキ ・ コメツキムシ科 

2019-04-05 |     コメツキムシ
〈 トラフコメツキ 〉
体長 10.5~15.5ミリ  出現期 4~6月  分布 本州、四国、九州

早春に現れるコメツキです。
なぜか、この虫に出会うと嬉しくなるのです・・・単に名前が分かるからかしら?

トラフって、何か意味があるのかと思ったのですが、海底の細長い凹地(南海トラフ)とか
細長い飼い葉桶・・・としか該当しません。
そうなのか、形だ!と思いましたがトラフシジミは?と、当てはめようと思っても該当しません。
やっぱりわかりません!

☆ 3月28日






 色合いが違って見えますが特別な色ではありません。 2012年5月7日。


 2013年5月9日

● ウスキヒゲナガは触角が長~~い ・ ヒゲナガガ科

2019-04-04 |     ガ
〈 ウスキヒゲナガ 〉
開帳 19~21ミリ  出現期 4~5月  分布 本州、四国、九州

木道脇の手すりにヒゲ(触角)の長い蛾がいた。
いつもと同じヒゲナガの出現かと思いよく見たけれど、
どこかが違うような気がするだけで、分からないままに撮りました。

帰宅して調べて、ウスキヒゲナガと判明しました。

ウスキヒゲナガは後角部の縁毛のみが白く、前胸後縁の中央付近にも
白い部分があるのはアトボシウスキヒゲナガという種だということです。

成虫は花の蜜を吸う。

☆ 宇宙人みたい? 3枚目は原画。






 長い長い触角です。












● ミヤマカメムシ ・ カメムシ目 カメムシ科

2019-04-03 |     カメムシ
〈 ミヤマカメムシ 〉  別名 ミヤママダラカメムシ
大きさ 約6ミリ  出現期 不明  分布 本州、四国、九州
  
ヤツデの葉っぱの上にチョコンと乗っていました。
私のメモによると例年の出没は5月で、早い時でも4月後半でした。
それから察するとやはり早いお目見えです。

山地性らしいのですが平地の落葉樹林にも生息するとのことです。

別名にマダラと付いているのは、
前胸と小楯板がまだら模様になっているからなのかと思います。

☆ きれいな個体ですがゴミが付いています。








 昨年5月の個体・・・色が赤っぽいです。

● ジュウジチビシギゾウムシ? ・ ゾウムシ科

2019-04-02 |     ゾウムシ
〈 ジュウジチビシギゾウムシ 〉

小さな小さな虫が凄い勢いで走る!
レンズで見たらエゴシギゾウムシ・・・かと思って撮った!
この虫にはあまり会えないので嬉しかったのですが帰宅して確認していたら
エゴシギゾウムシにそっくりなジュウジチビシギゾウムシというのがいると分かった!

これだ!
実は、撮っている時に違和感があったのです。
こんなに小さかったかと思いながら撮っていた、それほどに小さかったのです。
エゴシギゾウムシは5.5~7ミリ、そしてジュウジチビシギゾウムシは2~2.8ミリということです。

100%の自信はありませんがたぶん???















● 花冷えの中で新元号 「令和」 公布

2019-04-01 | その他
昭和、平成を生き、これから令和を生きて行く私・・・いつの世も平和であって欲しいと願います。

サクラの花が満開の中で元気に走り廻る子供たち、次世代をしっかりと生きて欲しいです。
私はあと何年、フイールド通いが出来るのか、公園のボランティアをしながら
自然を楽しませていただきます。