久し振りにマニラに出かけて歯の治療時間の合間に「買い物」をして来ました。
常用している血圧の薬はマニラでは日本の半値以下、チェンマイの2/3程度の価格で買えるので一年分の纏め買いをしました。
チェンマイには数多くの外国人や日本人がロングステイしていることもあって、スーパーなどの売り場には日常生活には不自由しない品々が販売されています。
しかし今回マニラのスーパーで買って来たのが写真にある「コンビーフ」と「クレンザー」です。
実はこの2つの商品、どちらもチェンマイでは入手出来ないのです。
国際色豊かなチェンマイに住む外国人の中には「コンビーフ」好きのアメリカ人も沢山居ますが、何故か何処のスーパーにも、大型のカールフールに行っても見当たりません。
ポークを使った似たような缶詰、「ランチョン・ミート」や「SPAM」の缶詰は数種類売られていますが、コンビーフ缶が無いのは需要が無いから販売されていないのではなく、きっと何か特別な「理由」で販売されていないのでしょう。(牛肉製品の輸入規制・・・?)
そしてキッチン用の「クレンザー」もコンビーフ同様、スーパーやデパートでも見かけません。
クレンザーは珪砂などの研磨剤と洗剤などをまぜて作ったもので、キッチンのシンクを磨いたり、金属器やガラス器の洗浄用には重宝な品物です。
タイには日本の「花王」が進出していて、日本と同じ洗剤や漂白剤、各種洗浄剤などを製造販売していますが、「クレンザー」は粉末状も液状もありません。
食器洗い用の液体洗剤は多種販売されているのに、クレンザーが売られていないのはタイの生活文化の中には不要な品物だからなのでしょう・・・。