Trapped in me.

韓国漫画「Cheese in the trap」の解釈ブログです。
*ネタバレ含みます&二次使用と転載禁止*

<雪>災難の始まり(3)

2013-06-03 01:00:00 | 雪2年(復学~球技大会前まで)
平井和美の嫌がらせは依然として続いていた。



雪は授業の変更時間について、友人に電話で確認していた。

授業は1時に変更になったらしい。雪は礼を言って電話を切ると、先ほど和美から送られてきたメールを再度開いた。

明日の授業3時に変更になりました 学科代表 平井和美



雪は怒り心頭である。

もっとましな嘘つけよ! こんなんで引っかかるかっつーの!!





翌日1時 授業開始前


「あら、時間通りに来れたのね。間違えて送っちゃったから心配してたのよ」



わざとらしくしらばっくれる和美に、

雪は青筋を立てながら「今度からは気をつけてね。もうすぐ試験だし」とチクチク言った。



和美はフイッっと雪から顔を逸し、

「謝ってるのにしつこいわね。分かりました、気をつければいいんでしょ」と悪びれない。




て、てめぇ‥




ざまーみろこの女狐!




雪は和美の思惑を見事跳ね除けたことに満足感を覚え、その背中にF◯CKを送った。




ふと視線を感じる。





!!!*゜゜Д゜゜))ノ


ここで赤山雪、必殺技を繰り出した。


秘技、瞬間移動!!



「あ、雪ちゃん!」



必殺技は彼の呼び止める声で実行出来ず、尚も自分を呼ぶので雪は窓の方へ近寄った。



「この前も来てなかったみたいだし、自主ゼミなんで辞めちゃったの?」



雪は愛想笑いを浮かべながら、

女一人だからちょっと気まずくて‥と頭を掻いた。



しかし本心はこうだった‥。

てめぇのせいだろ!そんぐらいわかれよ!

そんなことのために人を呼び止めるんじゃねーーーー!!!




青田先輩は尚も続ける。

「そうか、残念だな。何か分からないこととかあったら、いつでも言ってな」



雪はアハハハ、と笑いながら思った。

笑うしかないわ‥。そんなこと言って私が落ちるとでも思ってんの?

「あはは、本当に優しいんですね~」



それじゃ失礼します、と雪はお辞儀をして彼と別れた。

顔には先程の愛想笑がまだ残っている。



しかし考えてみたらおかしな状況だ。

青田先輩から直接嫌がらせを受けたわけでもない。

やっぱり自分の気のせいなのかもしれない。

これ以上気にしないで笑って過ごせるなら、

それに越したことはない‥




「嬉しそうね」



「自分のものにしようと必死ね。さぞご満悦で?」




和美はそう言うと、苛立ちながら踵を返した。





振り返ってみると、もう窓辺に先輩はいない。





雪は一人取り残されて、乾いた笑いを立てた。







どうなっとんじゃごりゃぁぁぁ!!!



雪は家で暴れまくった。果ては「お母さんお祓い行きたい」と神頼みまでする始末だった。

あの男!わざと話しかけたんだ!私を陥れるために!

この前嘲笑ってたのを知ってて、親切なフリして仕返ししてるんだ!

だからわざと和美の前で‥!




雪の脳裏には狐野郎の彼が偉そうにふんぞり返っていた。

「俺がなにか?」(イメージ)





自分がおかしいのか、彼がおかしいのか。

雪は様子を見ようと決めた。






赤山家はその夜、遅くまで騒がしかった‥。



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<雪>災難の始まりはこれで終わりです。

和美やっかいだな~。

しかし今回私が気になったのはこちら↓




分かりました気をつければいいんでしょ、

と和美が言っている場面ですが、

窓の外であの人絶対これ聞いてますよね‥。

雪じゃないけど

!!!*゜゜Д゜゜))ノ

でした。

それも含め、次回は

<淳>手のひらの上の災難 

です。


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