その日、河村姉弟と青田淳とその父は、青田家にて夕食を共にしていた。
テーブルの上には料理が何皿も並べられ、四人は賑やかに食卓を囲む。
積もる話は沢山あった。ふざけ合う亮と静香につられて淳もどこか饒舌になり、
淳の父親‥青田会長は彼等と共に過ごす時間を、心から楽しんだ。
食後、彼等はデザートのフルーツを摘みながら、何気ない会話を重ねた。青田会長が口を開く。
「家での夕食は久しぶりだな。明日淳の母親が戻ったら、皆で一緒に外食でもしようか」
青田会長の提案に、静香が両手を上げて賛成する。
「連絡しておいてくれ」と父は息子に頼むと、淳は笑顔で了承した。
亮は果物を口に頬張りながら、淳のその表情をじっと見つめていた。するとそんな亮に、会長が声を掛ける。
「亮、お前も変わりないか?」
「あったりまえっすよ~!むしろ何かあってほしいくらいッス!」
亮はカラカラと笑ってそう返し、会長は「それは駄目だろう」と苦笑いしながらそれに応える。
そして心からの信頼が宿った目で亮を見つめ、口を開いた。
「次も賞が取れればいいな。
河村教授が生きていらっしゃれば、さぞお喜びになったことだろう」
会長のその言葉に、亮はやる気が心から湧いてくるのを感じた。大きな仕草で、宣誓するように声を上げる。
「心配ご無用~!今度も賞取るんで、絶対見に来て下さいね? 淳、お前も。な?!」
しかし淳は浮かない顔で、「あれ退屈なんだよなぁ」と言った。亮は淳を肘で小突きながら、彼のその発言に以前の恩を着せる。
「おい、オレとお前の仲だろーが!委員長選挙の時、オレの一票を惜しみなくお前に使ったっていうのによぉ!」
「なーに言ってんだ」「あーっ返せ!じゃあオレの票返しやがれっ!」
亮と淳は互いを小突き合いながら、まるで子供同士のようにふざけ合った。
そんな二人を見て静香はいい加減にしなさいと二人を諌め、やがて水が飲みたいと言って台所へと歩いて行った。
亮も静香の後にくっついて、まるで自分の家のように台所へと向かった(亮は珈琲が飲めないので、コーラを取りに行った)。
勝手知ったる他人の勝手‥。歩いて行く二人の後ろ姿を、会長はまるで実の子供を見るような優しい目つきで見つめている。
そして彼は本当の息子の方へと向き直ると、淳にこう声を掛けた。
「静かな家が、賑やかになっていいな」
父親のその言葉に、淳は静かな笑みを浮かべて言った。
「はい。退屈よりはマシですから。俺も一人で食べるとちょっと寂しい時もあるし‥」
すると台所から亮が、「おい、お前もいるか?」と声を掛けた。
淳はニッコリと微笑んで、「いや、大丈夫」と亮に返す。
亮もそんな淳に対してニッコリと微笑んだ。
今彼が浮かべたその表情を真似た、見せかけの笑顔で。
亮は顔からその笑顔の仮面を外すと、静香にその本音を漏らした。
「アイツは今でもオレらに反射的に笑顔返すのな。どっか壁作ってんぜ」
淳は時々、自分達に対してすらも”判で押したような笑顔”を浮かべる。そう亮は口にして、息を吐いた。
亮は棚からコーラを取りつつ、どこかもどかしい気持ちで言葉を続ける。
「オレが媚びんのはヤダっつってるくせに、結局ああいう奴らへの接し方と変わんねーじゃん」
弟の意見に、静香は自分の見解を述べた。「心を開くのに時間が掛かるのよ」と。
そして静香は言葉を続けた。
「それでもあたし達は特別なのよ。他に援助してる子達が、この家に出入りするのを見たことある?」
それはジイちゃんのお陰だし‥と返した亮に、静香はかぶりを振ってこう言った。
「ううん、あたしのお陰よ。あんたはあたしに借りがあるの。一生掛けて返しなさいよ」
静香はそう言って微かに笑った。
祖父が死に、叔母の元で暮らしていたあの地獄のような日々から脱出出来たのは、
自分の英断であったという自負が彼女を強くさせる。
その横顔を見ながら亮は、あの頃あらん限りの罵声を浴びせられていた姉の姿を思い出していた。
お前なんて要らないと言われ、罵られ蔑まれ、暴力を振るわれ‥それでも耐えるしか出来なかった、姉の姿を。
「‥‥‥‥」
幼い頃に姉が負ったその傷は、彼女の心にとてつもなく深くその傷跡を残した。
そして亮は今、静香のその傷はまだ完全には癒えていないんじゃないかと、そんな確信にも似た思いを抱いていた。
「‥正直に言ってみろよ。お前実は絵が描きたいんじゃなくて、
昔叔母さんが無理に止めさせようとしたから、こんな真似し続けてるんだろ」
亮の言葉に、静香は前を向いたままポカンと口を開けた。
その表情からは、どんな心情であるかはよく読み取れなかった。
亮はいつもの憎まれ口を捨て、正直に姉に対して思っていることを口に出した。
「オレに八つ当たりすんなら一生したっていい。けど少しは違う道を探そうとする努力、してみろよ。
少しは成果が得られるもんをー‥」
亮は姉が漫然と日々を過ごすのを、ずっともどかしい思いで見つめていたのだ。
亮は亮なりに姉のことを心配し、彼女が幼い頃の傷を乗り越えて心から笑える日が来ることを、誰よりも願っているのだ‥。
けれど静香にとってはそんな同情を掛けられるなど、まっぴら御免だった。
しかも”才能ある弟”から、だ。彼女は幼い頃から、天才と呼ばれた弟と常に比較されて来たのだ。
静香は嘲笑うかのような笑みを浮かべると、亮の言葉を遮りキッパリとこう言った。
「黙れ。今この全てがあたしの成果よ」
だからあんたはあたしに報いなければならないと、静香は亮の罪悪感にその呪いを掛けた。
幼い頃、自分を見捨てて逃げた彼のその弱さに付け入るように‥。
事ある毎に口出しするなと、静香は亮に向かって言葉を続けた。
そして亮がそれに対して声を荒げようとした瞬間、後方から淳が声を掛けて来た。
「亮!バスケ!」
二人が振り返ると、淳はパーカーを着て外へ出る準備をしていた。
運動がてら、今から少し走るのだと言う。
亮はそれを快諾し、静香は見に行くと言ってキャアと騒ぐ。
「オッケー!消化させよーぜ!」
二人はもう先ほどの話題を口にしようとはしなかった。
その代わりに、亮は気になっていたことを一つ静香に問い掛ける。
「あ、お前岡村泰士もそそのかしたんか?んなことする奴じゃねーのに、オレに媚びて来てよぉ」
亮からの問い掛けに、静香は首を傾げてその名前を復唱した。
「岡村泰士‥?」
なんと静香は、泰士から様々な貢物を貰っておきながら、その名前さえもきちんと覚えていなかった。
そして彼女の岡村泰士に対するその態度が、一つの事件を引き起こす‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<亮と静香>高校時代(7)ー見えない壁ー でした。
亮と静香が、それぞれ思っていることのズレ、といいますか‥。そんな噛み合わなさがもどかしいですね。
幼い頃に掛け違ってしまったボタンが、今も掛け違い続けたままここまで来てしまったというか‥。
二人のやり取りからそんな印象を受けます。
そしてそんな二人の外側で一人孤独を抱え込む淳、という図も哀しいものがあります。
一見おだやかなこの青田家の食事シーンですが、よく読むと問題点ばかりが浮かび上がりますねぇ‥。
次回も過去編
<亮と静香>高校時代(8)ー二匹の狂犬ー です。
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テーブルの上には料理が何皿も並べられ、四人は賑やかに食卓を囲む。
積もる話は沢山あった。ふざけ合う亮と静香につられて淳もどこか饒舌になり、
淳の父親‥青田会長は彼等と共に過ごす時間を、心から楽しんだ。
食後、彼等はデザートのフルーツを摘みながら、何気ない会話を重ねた。青田会長が口を開く。
「家での夕食は久しぶりだな。明日淳の母親が戻ったら、皆で一緒に外食でもしようか」
青田会長の提案に、静香が両手を上げて賛成する。
「連絡しておいてくれ」と父は息子に頼むと、淳は笑顔で了承した。
亮は果物を口に頬張りながら、淳のその表情をじっと見つめていた。するとそんな亮に、会長が声を掛ける。
「亮、お前も変わりないか?」
「あったりまえっすよ~!むしろ何かあってほしいくらいッス!」
亮はカラカラと笑ってそう返し、会長は「それは駄目だろう」と苦笑いしながらそれに応える。
そして心からの信頼が宿った目で亮を見つめ、口を開いた。
「次も賞が取れればいいな。
河村教授が生きていらっしゃれば、さぞお喜びになったことだろう」
会長のその言葉に、亮はやる気が心から湧いてくるのを感じた。大きな仕草で、宣誓するように声を上げる。
「心配ご無用~!今度も賞取るんで、絶対見に来て下さいね? 淳、お前も。な?!」
しかし淳は浮かない顔で、「あれ退屈なんだよなぁ」と言った。亮は淳を肘で小突きながら、彼のその発言に以前の恩を着せる。
「おい、オレとお前の仲だろーが!委員長選挙の時、オレの一票を惜しみなくお前に使ったっていうのによぉ!」
「なーに言ってんだ」「あーっ返せ!じゃあオレの票返しやがれっ!」
亮と淳は互いを小突き合いながら、まるで子供同士のようにふざけ合った。
そんな二人を見て静香はいい加減にしなさいと二人を諌め、やがて水が飲みたいと言って台所へと歩いて行った。
亮も静香の後にくっついて、まるで自分の家のように台所へと向かった(亮は珈琲が飲めないので、コーラを取りに行った)。
勝手知ったる他人の勝手‥。歩いて行く二人の後ろ姿を、会長はまるで実の子供を見るような優しい目つきで見つめている。
そして彼は本当の息子の方へと向き直ると、淳にこう声を掛けた。
「静かな家が、賑やかになっていいな」
父親のその言葉に、淳は静かな笑みを浮かべて言った。
「はい。退屈よりはマシですから。俺も一人で食べるとちょっと寂しい時もあるし‥」
すると台所から亮が、「おい、お前もいるか?」と声を掛けた。
淳はニッコリと微笑んで、「いや、大丈夫」と亮に返す。
亮もそんな淳に対してニッコリと微笑んだ。
今彼が浮かべたその表情を真似た、見せかけの笑顔で。
亮は顔からその笑顔の仮面を外すと、静香にその本音を漏らした。
「アイツは今でもオレらに反射的に笑顔返すのな。どっか壁作ってんぜ」
淳は時々、自分達に対してすらも”判で押したような笑顔”を浮かべる。そう亮は口にして、息を吐いた。
亮は棚からコーラを取りつつ、どこかもどかしい気持ちで言葉を続ける。
「オレが媚びんのはヤダっつってるくせに、結局ああいう奴らへの接し方と変わんねーじゃん」
弟の意見に、静香は自分の見解を述べた。「心を開くのに時間が掛かるのよ」と。
そして静香は言葉を続けた。
「それでもあたし達は特別なのよ。他に援助してる子達が、この家に出入りするのを見たことある?」
それはジイちゃんのお陰だし‥と返した亮に、静香はかぶりを振ってこう言った。
「ううん、あたしのお陰よ。あんたはあたしに借りがあるの。一生掛けて返しなさいよ」
静香はそう言って微かに笑った。
祖父が死に、叔母の元で暮らしていたあの地獄のような日々から脱出出来たのは、
自分の英断であったという自負が彼女を強くさせる。
その横顔を見ながら亮は、あの頃あらん限りの罵声を浴びせられていた姉の姿を思い出していた。
お前なんて要らないと言われ、罵られ蔑まれ、暴力を振るわれ‥それでも耐えるしか出来なかった、姉の姿を。
「‥‥‥‥」
幼い頃に姉が負ったその傷は、彼女の心にとてつもなく深くその傷跡を残した。
そして亮は今、静香のその傷はまだ完全には癒えていないんじゃないかと、そんな確信にも似た思いを抱いていた。
「‥正直に言ってみろよ。お前実は絵が描きたいんじゃなくて、
昔叔母さんが無理に止めさせようとしたから、こんな真似し続けてるんだろ」
亮の言葉に、静香は前を向いたままポカンと口を開けた。
その表情からは、どんな心情であるかはよく読み取れなかった。
亮はいつもの憎まれ口を捨て、正直に姉に対して思っていることを口に出した。
「オレに八つ当たりすんなら一生したっていい。けど少しは違う道を探そうとする努力、してみろよ。
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亮は姉が漫然と日々を過ごすのを、ずっともどかしい思いで見つめていたのだ。
亮は亮なりに姉のことを心配し、彼女が幼い頃の傷を乗り越えて心から笑える日が来ることを、誰よりも願っているのだ‥。
けれど静香にとってはそんな同情を掛けられるなど、まっぴら御免だった。
しかも”才能ある弟”から、だ。彼女は幼い頃から、天才と呼ばれた弟と常に比較されて来たのだ。
静香は嘲笑うかのような笑みを浮かべると、亮の言葉を遮りキッパリとこう言った。
「黙れ。今この全てがあたしの成果よ」
だからあんたはあたしに報いなければならないと、静香は亮の罪悪感にその呪いを掛けた。
幼い頃、自分を見捨てて逃げた彼のその弱さに付け入るように‥。
事ある毎に口出しするなと、静香は亮に向かって言葉を続けた。
そして亮がそれに対して声を荒げようとした瞬間、後方から淳が声を掛けて来た。
「亮!バスケ!」
二人が振り返ると、淳はパーカーを着て外へ出る準備をしていた。
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その代わりに、亮は気になっていたことを一つ静香に問い掛ける。
「あ、お前岡村泰士もそそのかしたんか?んなことする奴じゃねーのに、オレに媚びて来てよぉ」
亮からの問い掛けに、静香は首を傾げてその名前を復唱した。
「岡村泰士‥?」
なんと静香は、泰士から様々な貢物を貰っておきながら、その名前さえもきちんと覚えていなかった。
そして彼女の岡村泰士に対するその態度が、一つの事件を引き起こす‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<亮と静香>高校時代(7)ー見えない壁ー でした。
亮と静香が、それぞれ思っていることのズレ、といいますか‥。そんな噛み合わなさがもどかしいですね。
幼い頃に掛け違ってしまったボタンが、今も掛け違い続けたままここまで来てしまったというか‥。
二人のやり取りからそんな印象を受けます。
そしてそんな二人の外側で一人孤独を抱え込む淳、という図も哀しいものがあります。
一見おだやかなこの青田家の食事シーンですが、よく読むと問題点ばかりが浮かび上がりますねぇ‥。
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…すみません取り乱しましたm(_ _)m
でも本当に複雑ですよね。もうこれは、掛け違えたボタンを通り越して、どこが切り口か分からなくなって色んな所から引っ張られてもしゃもしゃになってしまった毛糸並だと思います。
そのうち、ペクインホは手の怪我による失意と絶望を経験して、不器用ながらも自らの「問題」を克服して立ち直ろうとするストーリーが見えています。ただし、そのストーリーが完成するためには、インハとユジョンの「問題」の解決が必要です。
つまり、この3人それぞれに絡むホンソルも含めたチートラ世界の行方は、その二人の肩にかかっている、ということになります。陰の主役、と言えるかもしれません。
正直、静香が喧嘩に入るシーンで「良くもこんな弟を庇う気になったな・・・」と思いました。
>歩いて行く二人の後ろ姿を、会長はまるで実の子供を見るような優しい目つきで見つめている。
ってありますけど、どうして同じように優しいまなざしで息子を見てあげなかったのかと、ほんとにもどかしく思います。
確かに自分の子供よりは、よその子の方が同じ悪いことをしても可愛く感じるものですが。でもそれは普段から「君のことが大好きだよ」と子供に伝えていて、子供もそれをわかっていれば大丈夫でしょうが、先輩の場合はそうではないですもん。ほんとにかわいそうです。
しかも、めったに帰ってこない母親が明日久しぶりに帰ってくるんだから、親子水入らずで過ごせよ!って思います。母親だって、この亮と静香のことをあまり良くおもっていないんですよね?だったらなおさらだと思うけど。
それでもこのころの先輩にとっては、亮と静香は数少ない友達だったんでしょうね。
>めったに帰ってこない母親が明日久しぶりに帰ってくるんだから、親子水入らずで過ごせよ!
って、私もそう思いましたよ・・・。
淳くんの笑みが切ないです・・・(T_T)
何気に、淳父は息子に自分が考える「父」っぽい話はしても、あとは当たらず障らず・・・みたいな感じを受けます。無関心といいますか・・。
淳と河村姉弟の間だけでなく、淳と父の間にも頑丈な「見えない壁」があるのですね。
亮が静香や級友らに向けて無邪気に口にする言葉は、本人にはその気がないかもしれないけれど、受け取る静香や級友にとっては、悪意以外の何物でもないと思います・・・。
自分がその立場にならないと分からないと言うのは、双方にとって不幸ですね・・・。
青田家の食事シーン・・・ 一見おだやかな分、余計に不吉な予感がします。
あと、食べてすぐ走るの!?止めた方がいいんじゃない!?って思いました。(;’∀’)
結局、正しい父親として淳を導こうとしている「自分」に満足してるだけだし。効率だけを重視して一番大事な子供の想いを汲み取れないなんて、こんな悲しいことないですよね。。
歪んだ幼少期を過ごしてきた3人のそれぞれが選んだ自分を守る方法が、大人になった3人を形成してると思うとなお悲しいです。亮さんは乱暴だけど基本防御型かなという印象ですが、静香と先輩は完璧攻撃型…
できればダブルパンチをくらった雪ちゃんは見たくないですが避けては通れない道ですね。。
というか、彼自身が淳に対し「なんだか気味の悪い子供」という思いを心の底に抱えていて、淳は幼い頃からそれを見透かしてしまってるから、ずっと苦しんでるんでしょうね。そしてそんな淳の思いに青田父は気づいていない‥?いや気づいてるけどどうしようもないのかな。自分の本心だから。
その点亮は才能もあって素直だから、青田父も可愛いんでしょうね。けどそれって実の息子の淳にしたら辛いですよね。自分は父親の期待に応えようと努力してるのに‥。
なんだかとっ散らかったコメになってしまいましたが、とにかく青田父、残念ということで‥。(安定の締め)