ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

経営者の創造性、企画力、決断力、そして行動力

2011年08月17日 15時59分06秒 | Weblog
今日は暑いですね、
旧盆が終わったのに、軽井沢ではまだ車の渋滞が続いています。

近くの星野リゾートの集客力は凄いモノがありますね、
先代から若手の社長に代わって一気に雰囲気も企業イメージも変わりました。

今では、全国の旅館やホテル、リゾートに関する企業再生ビジネスとしても有名です。
当たり前の商売を一気に蘇生させて最先端ビジネスとして生まれ変わらせる。
旅館やホテルも不況業種だと思いますが、「経営手法」で一気に甦るというわけです。

ガソリンスタンド業界にも応用できないものかと勉強していますが
やはり、富裕層のお客が多いようです。
しかし、年齢層はかなり幅があるようにも感じます。

とにかく、なんでも企画がおしゃれですね、
一味違う商品を一味違った企画で提供していますから、独自性があります。
やはり、経営者の「創造力」が豊かなのだと思います。

緻密な企画力、創造性、そして行動力のなせる結果技だと思います。

やはり、人真似ではダメですね、
SS業界の人達は、SS周辺業界による提案や他の企業の真似をしたがる傾向が強過ぎると思います。
他の企業で結果が出てから真似をして始めたり、フランチャイズビジネスに乗る傾向が強いわけです。

『山より大きな猪は出ない。』という諺がありますが、
最近は、どこへどんな化け物ビジネスが出るか判らないという感じです。
もっと前向きに果敢にビジネスに挑戦する気概が必要だと思います。

災害、円高、不況といっても、
夏場のトップシーズンとはいえこれだけの人間を集客するパワーはすごいと思います。
これを、定着させるには更なる「企画力」と「行動力」が必要ですから、大変だと思いますが、
過去のバブル期のように浮かれた経営の雰囲気は感じられないところが良いですね。

不景気風に流されて、自らのマインドが落ち込んでしまうようでは、
「勝ち組企業」の経営者としての生き残りは不可能ですね。
冷静、沈着に、『風林火山』の心意気でいきましょう。

人間、どこまで行っても勉強です。
違った切り口で、自分のビジネスをさらに見直し、
新たな工夫と行動のための「決断力」が伴えばビジネス成功への道は必ず拓けると思います。

攻めの経営者にとって「優柔不断」は、自らの『敵』だとも思います。

さあ、仕事をしましょう。

2011年08月17日 05時22分35秒 | Weblog
お盆休みも終わりました。
ボチボチ頭を仕事モードに切り替えましょう。

とはいっても、石油業界の皆様はお盆商戦で忙しかったはずですから、
これからようやく、一休みの方も多い事と思います。

旧盆が過ぎれば、北の地方では灯油商戦の準備が始まりますね。

今年は、大災害もあり例年とは違った動きも出ています。
各電力会社毎に供給体制に差があるようですが、これからは冬場に向けてのエネルギー対策です。
灯油機器類に関する注目度も上がっているようですから、期待できますね。

例年繰り返されてきた「灯油商戦」ですが、
慣れからの脱却で、最近では全く新しい宅配ビジネスに生まれ変わる動きです。

ここ数年、全国各地の有力企業が展開を開始している、
灯油宅配ビジネスを起点とする新たな取り組みに注目です。

大手ショッピングセンター、ホームセンターなどとのコラボレ-トによる
配送受託業務はかなり進行しています。

大手薪炭系企業なども異業種とのコラボレ-トをスタートするようですから
全国的な動きになりつつあります。

ショッピングセンター併設の商社系SSとの配送コラボレ-トでは、
WAN構築による全国展開もスタートします。

「雪ん子」のIT環境を駆使する新たな灯油ビジネスは距離やエリアを超越してのビジネス展開が可能です。
クラウドコンピューティングの時代が到来して、
SS業界にとって灯油ビジネスが最新のビジネスに変化しようとしています。



人間いたる処青山あり

2011年08月15日 04時07分33秒 | Weblog
四日間の盆休みですが、私にとっては頭の整理日といったところです。

厳しいスケジュールで仕事に追われ、溜まった仕事を片付けるために費やしています。

実際のところ、
一年間に仕事の事をなにも考えないで過ごせる日なんて、なかなか持てないものです。

ガソリンスタンドの現場で働いていらっしゃる皆さんも、お盆は稼ぎ時ですね。
私も、昔はお墓参りが出来ないくらい店頭の仕事に汗を流しながら追われていたものです。

そして、現在でも毎日目標に向かって必死に仕事をしています。

私事ですが、私は現在の仕事を始めるに当たり、
今は亡き母から送られた言葉があります。

男子志を立て、郷関を出ず
学若もし成る無くんば復還らず
骨をうずむ豈ただ 墳墓の地のみならんや
人間いたる処青山あり

釈 月性
(男子たるもの、一度志を立てて、故郷を出るからには、
目標を達成するまでは、死んでも帰ってくるな、
もし、志半ばで死んだとしても自分の骨を埋めるのに故郷の墓地を当てにするな、
どこへ行っても骨を埋める青々とした墓地があるではないか。)

「男子志を立て、郷関を出ず
学もし成らずんば死すとも帰らず。
骨をうずむ豈ただ 墳墓の地のみならんや
人間いたる処青山あり」

とも、読みますね。

幕末の長州の勤皇僧、「釈 月性」師、の言葉です。

実は、私はこの言葉を故郷のある場所に「題壁」してから現在の仕事をしています。
「題壁」とは、昔、科挙に臨む中国の文人が自分の志を壁に刻み込みこんだ事に由来します。

この言葉は本当に重いですね、

志を立て故郷を捨ててから十年余経ちました。
車で一時間以内なのに、私にとって故郷は遠い地でもあります。
そして、先祖の墳墓は遥かかなたのようにも感じています。

墓地は現在、後輩で友人でもある菩提寺の住職が私の志を理解して祀って頂いております。

あと二年で故郷の墳墓の地を訪ね自分の仕事を、報告するつもりです。
私にとって、「墓参り」は、志を達成できた時に初めて出来る事。
ですから、先祖に恥ずることない仕事ができるよう、毎日頑張るつもりです。

ここ数年、毎年お盆になると想い出される言葉です。

『灯油は夏売れ!!』

2011年08月13日 06時53分51秒 | Weblog
会社はお盆休みに入りましたが、私は遅れている原稿執筆やら、プレゼンテ―ションなどもあり動き回っています。
「灯油は夏売れ!」というわけで、
すでに全国各地で今年の灯油ビジネスの企画や準備がスタートしています。

今年は、大災害の影響もあり「灯油」ビジネスに関する注目度や考え方も変わってきたようです。
毎年繰り返される灯油ビジネスですが、慣れでそのまま継続しているだけでは前に進みませんね。

今年は新たな『宅配ビジネス』としての切り口で取り組んでいる企業が多いため、
システムの仕様内容に関しても多様なご要望が出ており、
今後は灯油ビジネスを起点とする展開に大きな可能性と方向性が見えています。

やはり、地域性や企業特性など、
今迄とは違った意味でのオリジナリティを織り込んだ企画が増えています。

石油業界は「金太郎飴」のようで、新たなビジネスモデルが出るとすぐに拡散するわけですが、
やはり、独自の工夫とアイデアによる独創性が大切です。




SS店頭フィールドを飛び出す、石油業界の経営者

2011年08月11日 05時29分55秒 | Weblog
「ガソリンスタンド」ビジネスだけに固執していると視野が狭くなる。
というわけで、総合的な「石油流通ビジネス」を展開している企業では「宅配」を起点とする「外販ビジネス」に取り組むところが増えてきました。

まだ、テスト段階のものもありますが、
今迄のようにフランチャイズビジネスなどに捉われず、
地域性や企業特性も織り込んだ、「宅配ビジネス」展開は、独自性も高く大きな可能性が見えています。

そのような展開を企画する場合、
『雪ん子』があれば別に大きな投資をしなくとも済みます。
しかも、蓄積されている『顧客管理データベース』の価値を改めて認識して頂けるはずです。

そんなわけで、最近では宅配商品アイテムを模索しながらの宅配ビジネス展開が増えています。

「宅配ビジネス」という分野は、別にSS業界に限らず現在では全てのビジネス分野で注目されている事はご承知の通りですが、
SS業界では、「宅配灯油」を起点とするビジネスモデルの展開が多いわけです。

店頭設備なども不要なことから、SSを閉鎖した企業などでも「宅配灯油」に切り替えて黒字となっているところも多いわけです。
新たな宅配ビジネスモデルは、当初「季節商品」である灯油ビジネスの弱点を補うためにスタートした経緯が多いわけですが、
最近では、「雪ん子」システムを通年運用する企業が急増しているわけです。

SS店頭に「価格看板」を提示しながら、
「来店するお客様を待つ」という「待ちの業態」では、そこから始まる「油外収益」なんて知れたものです。
宅配顧客の囲い込みで「SSもご利用ください」という相乗的な拡販戦略が本来の「シナジー効果」だと力説する有力企業の経営者が増えており、
積極的な外販宅配展開にむけて「SSフィールド」を飛び出しての動きが増えているというわけです。

数年前から、この動きは加速していますが、今年は大手を中心にさらにこの傾向が強まっています。

最近は、次世代に向けてのSSを起点とする「宅配」ビジネスモデル開発に関する問い合わせが増えており、
我々にはビジネスアイデアの創出とその提案能力が問われています。

地域性や企業特性を織り込んだり、社員のモチベーション高揚なども必要となりますが、
やはり一番は経営者の行動力と思考の柔軟性がポイントとなっているようです。

この分野では、既存業界の概念にとらわれているベテランよりも、
若手経営者の方が圧倒的に優位ですね。

結果を出している企業のほとんどは、
若手スタッフのアイデアや行動力が効果を発揮しているケースが多いことも特徴です。

経営者が、毎日、業転市況の掲示板情報ばかり眺めているようでは時代に取り残されてしまいます。
もうそんな時代はとっくに終焉しています。
SSビジネスはすでにフィールドを飛び出しているわけです。

これまでの既成概念を捨てて、
若手社員のアイデアや要望をうまく取り込んで、次の時代を目指す事に力を入れたらどうでしょう。

というわけで、昨日はSSフィールドを飛び出して大成功している経営者の方と話しました。

そんなわけで、改めて
SS店頭のガソリン価格と販売に関する情報ばかりに固執していると、
「洗面器の中で泳いでいるアメンボ」になりかねません。

「洗面器」は石油業界という「タライの中」にあり、
「タライ」はさらに、世界経済という「大きな激流」に流されつつ、漂っています。

「流れゆくタライ」のさらにその先にどんな事態が控えているのか、
賢い経営者なら、既にご承知のはずです。

「雪ん子」はそんなビジネスの流れを先取りできる機能を保持しています。

『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』

2011年08月10日 09時23分34秒 | Weblog
昨日の都内出張は本当に疲れました。
地下鉄の乗り換えで久し振りに地下街を歩きましたが、空気が蒸していてヘトヘトになりました。

節電下のビルは薄暗くて、温度調整もあり都内のオフィス環境は悪化していると感じました。
地球環境も含め、原発問題も今後どんな形で影響してくるのか気になります。
さらに、円高、株価の乱高下などストレスになりやすい条件も揃っています。
暑さとストレスに負けないように頑張りましょう!

今年は大災害以来なにか殺伐とした雰囲気の年になりそうな予感ですね。

昔から「変事の石油」と云われます。
石油ビジネスは戦争や経済危機などに大きく影響されやすいビジネスだという意味ですが、
皆さんは、どのように感じていらっしゃいますか?

難しい時期には、ビジネスは基本に立ち返る事が重要なポイントとなるはずです。

ユダヤ人の格言に
『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』という言葉があります。

こんな時節ですから、
自分だけの経験や考え方や判断だけではうまくいかない事も多いと思います。
やはり、大局を見ながら、自分の生き方を模索するという事が大切なのでしょう。
落ち着いて、経済関係の読書などもいいですね。

『着眼大局、着手小局』という
日本の格言も浮かんできます。
その意味では、
「灯油ビジネス」は石油流通ビジネスの原点だと思うわけです。

しかし、どんな事から始めたらよいのか、難しい問題です。
新しい事を模索するのか、それとも基本に立ち返るのか、

私は、石油ビジネスに関しては、基本に立ち返り、勉強して
もう一度、考え直す事の方が正しいような気がしています。

ついにきたか・・・

2011年08月09日 04時06分14秒 | Weblog
暦の上では秋ですが、本格的な夏が到来したような昨日の猛暑でした。
一日中、資料作成と原稿書きに追われていました。

本日の気温予想も35度以上の「猛暑」予測。
そんな中で、都内へ出掛けますから気が重いです。
いつものTシャツと短パンというわけにはいきませんが、超クールビズで出掛けましょう。

先週末、
ついに、アメリカ国債の格付けが初めて引き下げられて、世界中の株が大暴落。
昨日はなんと一時的に600㌦以上も下落しました。
付随して円高も相当進んでいます。
今後の推移に注目ですね。

オバマ大統領は「米国は常にAAA(トリプルA)の国だ」と声明を出しましたが、
まさに、経済的大震災のような事態が世界中で発生しています。

今回の震源地は米国ですから、これまでのヨーロッパにおけるギリシャの問題などとは様相も異なります。
いよいよ波乱の世界経済か。

これまでも、「国家破産」、「預金封鎖」などの過激な経済本が本屋の店頭に並んでいましたね。
私も数冊購入して読んでみました。

途中まで読んでバカバカしくなって半分くらい読んであとは「積読(つんどく)」状態でしたが、
最近再び引っ張り出しては、読み返しています。

「我々小市民にとっては、株が下がろうが、為替がどうなろうが、もう関係ないよ。」と仰る、
会社を退職して悠々自適の団塊の世代の友人も多いわけですが、
最近になって、少し様子が変わってきたようです。
まだ二十年くらいは生きていかなくてはならないから大変だという事でしょう。

これから、我々の生活がどうなるのか・・・・
現実の問題として身に迫った課題が出てこないと切迫感がないのは当然ですが、
生活に不安感を持つ人達が増えているようです。

今日の日本の株価動向が気になります。

ディスクワークです。

2011年08月08日 04時17分46秒 | Weblog
いよいよ夏本番といったところです。暑くなりそうですね。
これからしばらくは、軽井沢は交通渋滞ですから抜け道を探して動き回ることになります。

先週末から数日はディスクワークで頑張っています。
都会の方には申し訳ないような涼しい環境で仕事ができますからありがたい事です。
会社の窓を全て開け放っておくと涼しくてエアコン不要の環境です。

道路の車の音が少しばかり気になりますが、贅沢を云ったらきりがない。

今日は睡眠も充分で元気ですが。
一気に仕事を片付けて優雅に散歩でもしたいモノです。

仕事は、次から次へとどこまでやってもついてきて、
息を抜ける時がないですね、
人間、死ぬまで仕事に追われて生きていく。

朝、コーヒーを飲んで、
ディスクに向かえば、すぐに夕方になってしまいます。
時間がほしいですね。

さあ、ガンバロウ!  ニッポン!




気合が入った。週末です

2011年08月05日 08時28分44秒 | Weblog
週末ですが、久し振りにスタッフ全員が顔を揃えました。
色々な報告や情報交換をして、来週からの仕事に備えましょう。

システム構築のほかにも、開発業務や営業中の案件管理などで結構忙しいです。

しかし、もう少し業務効率を向上させなければなりません。
人・モノ・金の全てが足りなくて苦労しています。
まさに、『貧乏、暇なし』といったところです。

軽井沢は久し振りに晴れそうです。天気が良ければ、心も晴れる。

開発業務に時間とお金をかけて、営業活動にも拍車をかけて
一気呵成に動きまわることで、次のビジネスステージを目指しています。

なんと云っても、
仕事があるという事はありがたい事です。
仕事があれば、自然に結果が付いてくる。

お客様に手を引かれながら、全員が夢中で仕事に取り組んでいるといったところです。

システム開発という仕事は、
常にお客様と接しながら、ご要望や課題、ご不満、をうけたまわりながら進めていくのが基本です。
それでも、最近は機能に関してはご満足を頂けるようになってきました。
さらに「次」に向けての期待が高まっているようにも感じています。

これから、我々が石油業界の皆様にどんな有効な提案をする事が出来るのか、
スタッフ全員が、全国各地での構築作業やビジネスキャリアを重ねることで、
プロとして認知して頂けるよう頑張ります。

週末ですが、気合いが入っています。


石油関連の新たなビジネスモデル

2011年08月05日 05時46分53秒 | Weblog
昨日は、某大手商社の新たなビジネス展開のための打ち合わせでした。
内容については、守秘契約上公開できませんが、
石油周辺ビジネスには、まだまだ新しい分野と可能性があるものだと痛感させられました。

灯油配送システム「雪ん子」の機能はすでに灯油だけでなく、
色々な商品アイテムのデリバリー業務に応用できるレベルまで達しているという事が確認できました。

「灯油配送管理システム」という冠(かんむり)を取り外したバージョンでも用意しようかと考え中です。
すでに、「灯油配達にも便利に使えます!」といった感じです。

SSを起点とする新たな宅配ビジネス『研究会』といったところです。
やはり、石油業界で志ある企業が知恵を寄せ合ったら、
新たなビジネスモデルやアイデアが生まれてくるものです。

すでに、スタートを切っているビジネスモデルなのですが、
可能性と伸長の速度が速いため、急遽ビジネスモデルとしての確立を急いでいるという事です。
石油ビジネスのコアな部分でこれだけの可能性ある分野があるのは興味ある事です。

思わせぶりな文章でスイマセン。
もう少したったら、内容を公開させていただく事も考えていますが、
なにか、もったいないような気がしています。

ところで、いよいよ政府が為替に介入ですね。

しかし、今回ばかりはどの程度の効果がでるのか、

推移を見守りましょう。