久々に天候に恵まれ、農天市場の営業疲れをいやす間もなく山の畑でさつま芋掘り。
スーパーへの野菜を出荷を終えて山の畑に向かったの9時過ぎでした。
それから、休憩する間もなく必死で最後のさつま芋掘りです。
道路側から見て、最奥、この左から急峻な斜面がJR上越線まで続きます。
向こうに見えるさつま芋の植え初めからここだけでも2000株は掘ったでしょう。
蔓の状態を見て、多寡をくくっていたのが大間違い。最後を祝福するかのような大豊作でした。
蔓を切り離すために使う草刈り鎌と比べて下さい。
大きさも、量も本当に大豊作と呼んでもよい最後のさつま芋掘りになったのでした。
晴天とは言え、ずっと雨がちな天候でしたからさつま芋の表面は柔らかな土がこびりついて落ちません。
雲一つない秋晴れに、夕方まで畑でそのまま乾燥しようと、相談し11時半には家に帰ります。
2時間半ほどかけて掘った最後のさつま芋の畝数は6畝でした。
でもね、最後まで残していた品種は、この「ムラサキマサリ」がほとんどでした。
掘ったばかりでは、ほとんど甘さを感じさせないけれど、保存によって糖質化が進むととんでもない甘さになる。
ちょっと、曲者的な品種で、紫色の濃さなどちょっと毒々しく感じるほどです。
でも、もう少しと思って二人で休憩も無しに掘り続けての完了。
気が緩み、そして高揚した気分で、午後はオートバイで出かけることにしたのでした。
(大分前の二人。オートバイも女房も変更なし!)
帰宅が遅れて、大慌てでさつま芋を集めるとコンテナ10個!。結局暗くなるまで働く羽目に。
八海山が思いのほかに時間がかかったのでしたが、そのお話の顛末はさていかに。お楽しみにー。
紫色のサツマイモはジャガイモでいったらシャドークイーンですね。おいしい食べ方はどうするのがいいのでしょうか。やっぱり焼き芋かな。
若い時でも、いきなりさつま芋掘りをすると、翌日は太腿がパンパンに張ったものです。
でも、毎日畑仕事を続けているうちに、さつま芋掘りなんて平気の平左、楽なものです。
とは言っても、さつま芋掘り千秋楽はさすがに大量で疲れが無かったと言えばウソ。
「良く働き、良く遊べ」もスベルべのモットーですよ(笑)。
このさつま芋は「ムラサキマサリ」と言う名前の特殊なもの。
怖いほど濃い、紫色で掘ってすぐに食べると、全く甘さを感じさせない種類。
ところが、2月ころまで保存すると、あ~ら不思議。
そのままで「紫の羊羹」とでも呼べるような甘さに変化するから不思議。
きっと、その味をご存知の方など居らず、作る人もいないのでしょうね。