西日本などでは梅雨入りの情報もあり、うらやましい限り。
もっとも、地震に見舞われた熊本地方などは地盤が緩んでいて、雨は有難くないでしょうけれど。
こちら越後の魚沼は何時まとまった降水があったか思い出せないほど。
降る日もあるにはあったが、長時間にわたる降雨は全くない。
特に困った農作業はサツマイモ植えです。
もう砂漠状態の畝にサツマイモの苗を植えるのですからね。
サツマイモに潅水は不要と言うけれど、それはしっかりと根付いての話。
根付くまでは朝晩の潅水は欠かせない仕事です。
山の畑に上がる直前で農業用水を400リットルのタンクにエンジンポンプで汲み上げる。
山の畑は土質に恵まれているけれど、水源がないのが唯一の欠点でもあるのです。
これだけの畑のサツマイモに一株一株丁寧に散水するにはかなりの時間を要します。
水の量だって半端ではなく、大きな如雨露で何回も何回も畑と軽トラを往復しなければならない。
昨日の朝は一人で行き、時間余りで散水を終えました。
仕方がないけれど、体の節々は痛み、あさの起床時が特に大変です。
異常ともいえる暖冬小雪で始まった今年はまだ地温がなかなか上がらない。
気温が高いと報じられるけれど、実際は表面的なもので芯から温まっては居ないのです。
エルニューニョ現象が収束する年の特徴でもあるらしい異常気象は百姓泣かせ。
こんな年は、台風もまとまって襲来し、水害の恐れがあるともいわれています。クワバラクワバラ。