
今日から天気予報では吹雪のマークが出ているけれど、昨日は嵐の前の静かさか、晴れて穏やか。
マックスを軽トラに乗せてガソリンを入れに行き、家の前に帰って妻をクラクションで呼ぶ。
我が家から見える山の集落、「木沢」から雪景色を見に行こうと話していたのでした。
山頂近くのトンネルを抜けると、目の前に雄大な風景が現れた。
「ねー、あの山は何処?」妻にはあまりにも変わってしまった風景に「権現堂山」も分からないらしい。

中央の奥深くに、稜線のなだらかな「未丈ヶ岳」が見えます。

冬も人が住んでいるのか、又は越冬用の鯉の「活けす」の見回りのためか、
民家の屋根の雪は綺麗に落とされている。

トンネルの先は、その村の先で除雪は終り行き止まりになっている。
引き返して「木沢」集落を過ぎ、越後三山のビューポイントに行きカメラを取り出す。

遠くの「巻機山」もくっきりと雪景色に浮かびます。

稜線の向こうに月が見え、そして斜面は野ウサギの足跡が縦横無尽。

もう一度「越後三山」です。
我が家は、手前右の丸い稜線の陰になって、もう少しのところで見えない。

我が家とはかなりの標高差があるために積雪量も違い、2メートルは超えている様子。

マックスの散歩を兼ねていたため、途中で降りていた妻とマックスが雪の壁の中から見えてくる。
雪の間の貴重な晴れ間。
雪の中で暮らしていて、雪景色を見たいなんて可笑しな話しかも知れない。
でも、美しいものは美しい。
二人と一匹で並んで「越後三山」を眺めていると、一台の車が停まった。
冬の風景を見たい、物好きはスベルべ夫婦だけでは無かったようで歓声を上げながら夫婦が降りて来ました。