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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の山の畑へ向かう(その3終わり)

2025-03-29 04:57:24 | 自然
 消雪促進剤は3袋を撒いて、終わりにしました。残りは後日にします。
仕事を終えて、畑の端の山の急斜面が始まる場所に行き、下の風景を眺めました。

 雑木の藪越しに下を眺めると、盆地の向こうの山に陽が当たっています。
まだ、すべてが雪に覆われた、我が故郷です。でも、もう一か月もしたら地面が見えるかな。

 畑の真下には、我が家も見えます。
上は国道17号線で、緑色の屋根が我が家です。平和な眺めかな。

 魚野川のこちら側、水田地帯の中にも消雪促進剤はを撒いた跡。
あれは、水田の中に畑化した場所で花卉農家がユリを栽培するための消雪促進剤散布です。

 夕暮れも近づき、再びノルディックスキーを履いて帰宅の途に就く。
沢を隔てた、向こうの平らにも消雪促進剤を撒いた跡が見えました。
 雪は、まだ1.5mは残っていると思います。自然にすべて消えるのは4月末かな。
春の多忙な季節が、間もなくやってきます。山菜採りに畑仕事に忙しくなってきますね。
            (終わり)
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雪の山の畑へ向かう(その1)

2025-03-27 04:04:38 | 自然
 山の畑へ続く、広域農道の除雪を始める気配がない。
新年度、4月1日にならないと始めないのかと思い、ノルディックスキーで行くことにした。

 3月の10日前後だったかな、娘婿の運転のスノーモービルで走った跡が見える。
その後も、誰かが同じくスノーモービルで登ったらしく、形跡は2本の往復に見えます。

 これは、スベルベたちのスノーモービルの形跡とは違います。
花卉農家でも、何軒かがスノーモービルを所有していて、冬の往復に使っているのです。

 空は雲一つない青空の日でした。上には3本の筋が見えます。
下の線が広域農道で、上の2本の線は新潟福島豪雨の際に崩落した個所の復旧工事の跡です。

 山頂の畑、平らな部分にもう少しで着くという地点です。
雪が雪崩落ちて、枯れたカヤが顔を出した場所からこちらを見るカモシカが見えました。
 近づいて写真をと思い、急いでスキーを滑らせたけれど、カモシカも情報に消えました。
しばらく、こちらを見ていましたが、好奇心の強いカモシカも、人間だと分かり逃げたのでしょう。
              (続く)
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 奥沢(おくそう)の雪の変遷

2025-03-23 05:21:40 | 自然
 「56豪雪」と呼ばれた、昭和56年には大規模な雪崩が線路まで埋めた。
その、大きな沢は「奥沢(おくそう)」と呼ばれているのだが、今はその名も知る人は少ないだろう。


 凄い急斜面で、雪が留まることは少ない。
雪が降り積もっても、少し気温が上がると、たちまち雪崩となって落ちるのです。

 先日見た、カモシカのつがい。親子なのか夫婦なのか体格が少し違う。
雪崩で斜面の土が顔を出すと、そこに顔を出す草などを探しに来るのだが、これは少し違う様子。

 スベルベも何年も行っていないのだが、頂上付近にはカモシカの足跡が多く残る。
一時期は、足跡はスベルベとカモシカの物のみでした。今は、カモシカだけでしょう。

 最近の奥沢です。ほとんどの雪が雪崩落ちたが、大きなブロック状の部分が残る。
重さが何トンもあるだろうと思われる雪塊です。下敷きになったら人間もカモシカもたまったものではない。
 恐ろしくて、近づくことは不可能ですね。そして、底雪崩・全層雪崩は土を巻き込み毎年地形を変える。
これだけの量の雪に埋め尽くされたかに見える、奥沢です。今年は7月まで雪は消え残るでしょう。
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春の山へスキーで行く(その5終わり)

2025-03-15 04:03:56 | 自然
 杉林の近くに、緑色の屋根の建物があります。
主を亡くして長い年月が経ちましたが、頑丈な作りで雪に埋もれても壊れることは有りません。

 山の畑は、杉林によって区切られる形で、何か所にも分かれています。
杉林は、窪みで天然の池になったりで耕作に適さない場所に作られていますね。


 我が家がある方向とは反対側を、畑の端から眺めます。
魚野川が見える辺りは、旧川口町で今の長岡市川口町地域です。
遥か彼方の最も高い場所は、小千谷市の山本山です。分かり難いですが、関越自動車道も見える。

 滅多にみることの無い、旧川口町の和南津地域の山中になります。
春めいてきた山の風景をカメラに収めたのでした。ここも谷の奥まで水田です。

 畑のある山の平地もやや傾斜があり、帰りはスキーで快調に下ります。
こうして、山の畑の偵察行は終わりました。広域農道も何とか滑り降り、3時間近い散歩を無事に終えました。
            (終わり)
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春の山へスキーで行く(その4)

2025-03-14 14:35:28 | 自然
 こちら側の山と、大沢川の谷を隔てるのは通称、牛ヶ首の平らです。
昔は我が家も、その牛ヶ首にも20アールほどの畑があった。今は交換分合で無くなった。

 少し右、西側の風景を見る。向こうはかすんではいるが越後三山の姿。
もう少し西側には巻機連峰も見える。こんな、美しい風景を独り占めの幸せ。

 さぁー、真っ白な雪原に踏み込もう。
誰の足跡も無い。まだ、動物たちの足跡さえ少ない。でも、動物たちにも嬉しい春です。

 いつも思う事。こんな風景を独り占めしてよいのかなんて。
いえ、スベルベが特別な存在でなんかない。好奇心旺盛で見たいのです。こんな風景を。

 杉木立が綾なす、ヒカリと影の模様です。
この両方の杉の林が、畑のある区域を分けています。

 二つ目の畑の区域を越えた向こうが我が家の畑になります。
この平の端から向こう側から、斜面が始まり下ると我が家の畑になります。
           (続く)
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