喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

脱稿

2011-11-16 18:08:27 | 芝居のこと
なんとか昨日、脱稿。とりあえず一安心。ここから、かなりかなり直していきますが、多少、心が落ち着いた。何人かが脱稿打ち上げをやってくれました。しかしここからが勝負。頑張り過ぎない程度に頑張ります。ところでうちのカズ祥がクレイアニメをつくりました。稽古場日記にリンクが貼ってありますので、見てみてください。それと木下が予告編ムービーをつくりました。こちらもどうぞ。あと、スパイマスター12月号に山内のおしゃれ写真が載ってます。で、なんとか流山児★事務所に原稿を送り、さてさて少し自分を立て直そう。まずは人間らしい生活を取り戻さなければ。

進む日

2011-11-14 00:25:16 | 芝居のこと
今日も夜通し、台本を書いてから稽古場へ。ようやく終わりが見えてきた。今回の台本は書いても書いてもなかなか進んだ感じがしません。でも進んでるんだ、前には。みんなにはある箇所を何度か稽古して貰いました。こいつは面白い。しかし山内の役はホントに忙しいですが、日に日になにかが変わってきています。進んでますとも。そんな山内庸平くん、今日というか、もはや昨日でお歳をお一つ重ねられました。進みましたね。おめでとう。稽古後は衣装会議。松井純子と木村仁美と舞監チームの最年少次男坊ホープである(と、持ち上げる)カズ祥とリトルホンコン。私はいつものグリーンカレー。今日はみんなグリーンカレーでした。うーん、美味い。さて、明日の朝までに終わらせなきゃならん仕事がひとつ。進みたいぜ、歩みは遅くとも。

夕闇

2011-11-13 01:08:52 | 芝居のこと
綺麗な夕焼けというか、夕闇。闇、闇、闇。なんだか色々考えてしまいました。好きなものと好きじゃないものについて。自分と自分じゃないものについて。思い入れのあるものとないものについて。心と心じゃないものについて。愛すべきものと愛すべきじゃないものについて。もどかしさともどかしくないものについて。深夜に帰宅してテレビつけたら『告白』がやってました。原作は読んでましたので、どうなのか気になる。『嫌われ松子』好きだったしなぁ。さて、明日というよりむしろ今日、大切に生きよう。

体は嘘をつかない

2011-11-11 11:33:05 | 日々のこと
昨日は行きつけのマッサージに行き、たっぷりほぐしてもらう。今までで一番ダメになっていたらしく、いつもより延長して、長めにしっかりやってもらいました。サウナにも入ってほぐしました。マッサージのHさんいわく、「ここんとこ、こり方が変わってきてますねぇ」とのこと。やはり正直なもんですわ、体ってヤツは。思い当たる節あり。しかし体が落ち着いたおかげで心も落ち着きました。いやでも、もともと心が落ち着いてきていたのかもしれない。台本はぼちぼち進んでいる。稽古でも色々試してみる。稽古後は来年の夏の企画の打ち合わせ。ホント、改めて思うが来年も怒涛。ちゃんと生き抜いていきたいもんだ。今年は早めに会津に帰ろうと思います。正月早々、三重県文化会館でのワークショップがありますのでね。これもまた楽しみではあります。また近々、諸々の予定をお知らせします。今日は2011年11月11日です。11時11分11秒を思わず見ちまいました。こういうの気になっちゃう方なんですよ。さてさて進めよ、台本よ。

文化祭のこと

2011-11-09 23:57:18 | 芝居のこと
さてさて、宣伝です。あおきりみかんのHPに詳しい情報が載っていますが、引き続き、近藤絵理プロデュースで、いわゆる文化祭的な事を土曜日の朝10時から鶴舞公園でやります。『歯に衣着せない』を盛り上げるプレイベントです。
私はですね、『キャッチコピー屋』というのをやります。お茶などしながらお話しまして、色々、生い立ちやら性格やらこだわりやらお聞きしまして、誠心誠意、一生懸命、お客様のキャッチコピーを考えてお渡しします。人数と時間に限りがございますので、お早めにいらしていただけると幸いです。ただ世間話をしに来るつもりでいらしていただればOKです。文化祭にいらして、ぜひぜひ鹿目のキャッチコピー屋にお立ち寄りください。もしかしたら、他にもいいことあるかもしれませんよ。こないだ書いた中学生日記の台本が届きました。ただいま撮影中だそうで、どんな感じになるか、楽しみです。

気分屋なのか

2011-11-09 12:56:07 | 芝居のこと
ようやく気分が落ち着いてきたので、仕事に打ち込めそうです。いや、いつも打ち込んでるんですけど。今日も朝から授業。夜はNHK文化センター戯曲講座。稽古はありませんので、とにかくホンを書きたい。今日明日で仕留めたい。それから来年、流山児★事務所に書くホンのタイトルとあらすじを決めなきゃなりません。来年、なにやら鬼のような予定ですが、焦らず楽しんでいきたいもんです。

軽くなる

2011-11-09 02:04:35 | 芝居のこと
今日は朝から授業。各クラス、ほぼキャストが決定してきたので、いよいよ稽古開始。『自分最大の合戦』を途中までつくって、発表します。夕方、佃さんと劇王チラシの打ち合わせで長久手。新しいデザイナーさんに挨拶する。それから急いで稽古場へ。実寸で流して稽古。色々分かった事あり。山内が掴むのを待つ。最後の最後、時間ぎりぎりまでしつこくやってたら良くなった。今日は寒かった。ホントに寒かった。でも寒さに負けず、分かった事があり良かった。今日は友達の大切さに改めて気づく。話すって大事だ。話が合うって大事だ。そういう人を大切にしよう。心が軽くなりました。あと、あれ。息抜きも大事ですよ。写真はマンションにあった放射線量の測定値。階ごとに数値が出されていました。

郡山

2011-11-07 08:36:37 | 芝居のこと
郡山に到着して、最後の発表会に間に合う。流山児さんのチームが特に面白かった。その後、シンポジウムに参加。話を聞きながら、改めて我が性質を知る。ああ、成り立ちがアングラなんだな、きっと。藤井びんさんと初めて話す。面白い方でした。その後、交流会に参加し、地元の様々な方と話す。来年は会津にも宣伝しなきゃと思いました。その後、両親と、単身赴任の父のマンションで団欒。マンションは黒い布に覆われてました。震災で凄いヒビだらけになったんです。入口の掲示板に放射線の数値が貼り出されてました。でも父いわく「そんなの気にしてねぇ」だそうです。ただいま帰りの新幹線。ひとつ本日出さなきゃいけないドラマのプロットがあり、猛烈に書いてます。こないだ、このプロットの打ち合わせで聞いた話をふと思い出しました。その時話していたお二人も、だいぶアングラだなぁとにやけてしまいました。ところで気付いたら、前のブログ記事にコメントがいっぱいでびっくりしました。とよたこども創造劇場のみんな、ありがとうね。そっか。穴、ぽっかり空
いちゃった感じなんだね。それだけ打ち込めて良かったね。コメント、返事待っててくださいね。写真はマンションのヒビ。

またひとつ、終わる

2011-11-06 08:49:47 | 芝居のこと
とよたこども創造劇場『ユウタと、おかしな引っ越し大冒険』が無事に終わりました。49人の子どもたちとのあっという間の半年でした。教えられる事がたくさんありました。あいつらは役者です。どんどん役としてその場にいるようになっていきました。思いもよらないパターンを出してきて。びっくりしたり感心させられる事ばかりでした。2ステージあって、どうなる事か、ケガするんじゃないか、2回目バテるんじゃないか、と色々危惧してましたが、そんな事もなく、むしろ2回目の方が声が良く出ていて良かったです。最後のカーテンコールで、みんなに「鹿目せんせーい!」といきなり呼ばれた時は、マジびっくりしたし感激もしました。泣かせる作戦だったようですが、そう簡単には泣きませんがね。緞帳が下りた途端、子どもたちはみんな大号泣でした。その後の子どものためのお疲れさん会でもずっと泣き続け、「終わりたくない」だの「楽屋に住む」だの「みんなと離れたくない」だの、抱き合いながら言い続けていました。最終的に、お母さん役の中3の田岡さんがまとめようとしたところ、ユウタが泣きながら割り込んできて、みんなで「はじめよう」を歌おうと言い出し、子どもたち全員で肩を組んでアカペラで大合唱するという、サークルの飲み会みたいな状態になりました。あんなに号泣して寂しがる子どもたちをたくさん見たのは、はじめてでした。それくらい楽しんで苦しんでやってくれたんだなぁ、と嬉しくなりました。小道具のダンボールやポンポンなども各々ほとんど持ち帰ったようです。私もヒガシをいただきました。その後、財団さん、スタッフの皆様と乾杯。皆様、忍耐強く取り組んで頂き、本当にありがとうございました。さて、今は新幹線で福島県は郡山に向かっております。演劇大学のシンポジウムに出るためです。震災以来、実家の方に向かうのは初めてです。『歯に衣着せない』も今日からまた加速していくつもりです。写真は号泣するユウタ。