喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

相変わらず

2009-12-07 17:53:35 | 芝居のこと
青い夕暮れ。今日は朝からずっとぼんやりホンの事。資料探しのため本屋で右往左往。資料を探すはずが気になっていた戯曲を立ち読み、あっさり読み終える。うーん…と悪い意味で唸る。資料は引っ掛かるものが見つからなかったが、取っ掛かりは見つけた。その後アイセラピーを受ける。PCと見つめ合う時間が長いため、凝りまくり。目の周りを優しくほぐして貰い、とてもラクになった。取っ掛かりをもうちょっと掘り下げれば書き出せそうな予感。『恋の予感がただ駆け抜けるだけ』と昔、安全地帯が無常きわまりない歌をうたっていたが、私はあの歌が好きだ。我が心に合っている。ところでB級の神谷さんにお借りした向田邦子『幸福』のシナリオを読み出したら、面白くて止まらなくなった。さすが向田邦子。バスに揺られながら全然関係ない事を想う。相変わらずについて。いい意味の『相変わらず』でありたい。悪い意味の『相変わらず』はよろしくない。でも恐ろしい事に悪い意味の相変わらずの人は、たいてい自分の相変わらずぶりに気付いていない。いやはや、人を見て自分を省みなければなるまい……。

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