喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

身体の中身を入れかえる

2011-08-01 11:47:11 | 芝居のこと
昨日。着いたのはもう夕食時。旅館のお部屋からは黒く深い緑の山々。あいにくの天気だったが、マイナスイオンが四肢に染み渡り心身をリラックスさせてくれた。露天風呂でリフレッシュ。食事も美味しく、少し考えがまとまってきた。朝、霧だらけのロープウェイ。前後左右、まっしろけでゴンドラを運ぶレールすら見えない。もはや夢の中にいるような心地で、これが天国への階段か?などと思いながら、山頂へ。散歩しようにもなにも見えない。カリン様が出てきてもおかしくない。あまりに白すぎるので散歩半ばで諦め、おみくじを引いて下山。これはこれで良かった。鳥のさえずりしか聞こえないゴンドラの中で、身体の中の余分なものを、すっと出せたような気がした。そして入ってきたものは、なにかしらさわやかなもの。おみくじには素敵な言葉が書いてあった。そうだ、そうだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿