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筆者が本書においてあなたに示そうとしている人生哲学は、人間が自己の神性を自覚するとき、その行いは全きとなる、という認識である。

2020-06-07 12:09:40 | 日記

ホルムスは精神神経科の治療が必要な患者に、

「信仰の科学」で心を直接照射した方が根本的治療になると書いているが、

そうなのだとは思うが、

私の場合は、

精神神経科医師の

カウンセリングが必要であった。

私の青年時代に私の近辺に

神経症を指導できる生命の実相の指導者なんて

存在するなんて発想は全くできなかったし、

現在に到るまでいたとも思わない。

皆さん現象のことしか説いていないのだった。

私は雅春先生の本を多読することで

全人生経験しつつ自分の人生哲学を作り上げたのである。

でも私が若くしてめぐりあったその医師は

米国の精神医学を治療の根幹に据えている信仰者であったことが、

私にとって幸運中の幸運であったと感じる。

なぜならこの医師から

キリスト教と仏教の真髄を知らされたからである。

宗教なしに心の病が

治るはずがないと思う。

この「信仰の科学」という書は「人間が自己の神性を自覚するとき、

その行いは全きとなる」と書いているが、

これこそ谷口雅春先生の『生命の実相』が説く真理だ。

この真理こそ

吾らが永遠に伝えねばならない大真理である。

この真理一つでよい。

国の実相も伝える必要があるが、

根本真理は現象的存在でなく、

目に見えない根本実在だ。現象じゃないのだ。

つまり「生命の実相」である。

 

(信仰の科学 谷口雅春 F.ホルムス 共著)

【筆者が本書においてあなたに示そうとしている人生哲学は、人間が自己の神性を自覚するとき、その行いは全きとなる、という認識である。‟ホーリネス”holinessと、‟ホールネス”wholenessとは語源が同一なのであり同一の人間を表現しているのである。ここにこそ‟心の科学”と‟精神治療”(心療科)との間における治療方法についての相違が明確に現われているのである。われわれは、患者を治療するのに、病むこともなければ悩むこともない。不幸であることもなければ劣等感にさいなまれることもない。自己の実相我に、直接患者をして目覚めしめることによって、時間のかかる、複雑極まりない精神医学の精神分析の技法を回避することが出来るということを説くのである。あなたは自己の心の深奥に、神に直結するところの、善にして愛深い素晴らしい人格が内在するという観点に立たねばならぬのである。】

 


あなたに必要なのはこの内在の‟われ”に対する心の持ち方と、あなたの住む世界に対する心の持ち方を変えることである。

2020-06-07 11:13:03 | 日記

「‟自我の意識”の一貫性と持続とは世界に存する大なる不可思議事項の一つである。」

と書かれているが、

この事実は何度生まれ変わっても、

変らないわけであり、

吾々は実相の表現を永遠に続けるのであるから、

最終地点である‟神の子”へと

歩み続けること自体が、

神から与えられた特権であると

私は解釈する。

実在は神の子である現象の心が、

実在を表現するために、

不変の持続を継続するのだ。

ただ目的地にゴールして終わりなんてことは

なさそうだ。

実相の心とそれの表現の心という二つの(実は一つの)心の在り方は、

永遠に続くみたいである。

投稿者は興味深い本を持っているので、

いつか紹介したい。それは、

『天界と地獄』(スエデンボルグ著・笹岡康男訳 文理書院)である。

この本は生長の家とは無関係だが、

雅春先生が『生命の実相』で書かれたことはある。

 

(信仰の科学 谷口雅春 F.ホルムス 共著)

【さらにあなたは、自己という存在が持続一貫せる自我であるということを知ることが必要である。あなたは一個の霊的実体であり、一個の実在であり、一個の霊魂であり、一個の自我であり、二に非ずして一つの‟われ”という意識なのである。この‟われ”という意識は出生より死に至る‟生命”の諸行無常の変化のただなかにありながら不変の持続として存在を続けるのである。このことはあなたの生活の支柱となるべき永劫変らざる要因なのである。あなたはかかる内在の‟われ”自身を変える必要はないのである。あなたに必要なのはこの内在の‟われ”に対する心の持ち方と、あなたの住む世界に対する心の持ち方を変えることである。心の持ち方を変えればあなたの住む世界は必ず以前とは異なるように見えることになり、実際にあなたの住む世界は異なるものになるのである。‟自我の意識”の一貫性と持続とは世界に存する大なる不可思議事項の一つである。】