gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

学習指導で手一杯の毎日

2014-11-26 20:45:00 | 日記
私の自宅での個人指導のチラシを
置いてくださっている知人がいて、
その知人自身が信望のある人だからだと思うが、
チラシを見て
子どもの指導を
問い合わせてきた人がいる。
今日その母親が
4年生の坊やを連れてきたので
体験レッスンをした。
多分今後
指導することになると思う。
もう自宅で教える子は
4人目になるので、
これ以上は無理である。
それ以外に
私は自宅ではない学習塾に
週2で行っているから、
私の一週間の午後は
学習指導三昧であって、
けっこういそがしいのである。
加えて午前中は
マンション清掃のバイトみたいな仕事もしているので、
一日中
体を動かしているわけだ。
でも考えてみると
これだけやっていること自体が
私が健康でいられることを
生み出しているような
気がしている。

演劇の目的と使命

2014-11-26 10:29:09 | 日記
静岡県舞台芸術センター「Spac」が
中高生向きに
「ドン・キホーテ」を上演した。
この時の中高生向き解説資料に劇団「Spac」の芸術総監督の宮城聰さんは
次のような文章を書いている。
私はこれを読み、
これこそが演劇の使命であり目的であると思ったので、
これは紹介する必要があると思ったので、
転載させていただいた。
【中高生の皆さんへ 
 みなさんは、いま自分がどういう時代に生きていると感じていますか?
そう、地域社会が崩壊し、価値観が流動化し、自殺者は増え続け、そして若者は「ひとり遊び」ばかりしていて孤独のなかに閉じ込められている。そういう「精神的危機」の時代に生きている…と感じる人が多いかもしれません。
でも演劇をやっている僕からみると、すこし違って感じます。なぜなら、演劇は何百年間も、孤独にさいなまれる精神や、なにが正しいかの基準をなくして迷子になっている精神をえがいてきたからです。
 つまりどうやら、世界が人間にとって生き易かったことなど一度もなかったらしいのです。
 でもそのなかでがむしゃらにあがく人間が、演劇には登場します。がむしゃらにあがく彼らは、しばしば悲しい終末を迎えるし、人間とかこの世というものについてのはっきりした解答を出してもくれません。ですが、それでも演劇を見るとなんだか励まされる気がします。
 どうしてでしょう?
 きっとそれは彼らが“「わからない」ことに耐える力”を、すこし観客に手渡してくれるからだと、僕は思っています。
“「わからない」ことに耐える力”。
それは“孤独と向き合う力”でもあります。
人間はいまも昔も孤独です。だから少しでも人とつながれるように、一生懸命ことばとからだを砥ぎすましてきました。
 それが演劇です。  
宮城聰(演出家・静岡県舞台芸術センター芸術総監督)】
この宮城さんの演劇観は
実にすばらしいと私は思い、
目が覚めるような気持ちである。
静岡県の劇団といってもよい劇団「Spac」の指導者に
こんな素晴らしい人を仰いでいることは、
静岡県民は
誇りとすべきではなかろうか。
さすが世界的な演出家の言である。