自分の実相顕現が他の実相顕現と一つであることの素晴らしさ

自分を神の子（仏の子）にすることによって、
気になっている不登校の子供や
神経症気味の子どもを良くしたり、
病気の人をすこしでも健康にできるとするならば
こんなに楽しいことは
ないのだと思う。
でも
本当の実相信仰というのはそれであって、
自分の信仰の深まりなしに
ただ「自分が渡らざる先に」などといって、
生命の実相探求に必死な人を
批判したりするべきではないのである。
人様に真理によって幸せになっていただくことと、
自分の実相がより顕れて幸せになることとは、
一つことなのだから、
人様を神の子仏の子にすることは
自分を神の子仏の子にすることと、
実は一緒だ。

現象を霊である、実相世界であると思うべし

私はさっき床屋さんで散髪している時に
こう思った。
「色即是空」「空即是色」
つまり
空「霊的なるもの」が顕われて色「現象」となっているのだから、
この現象は「霊的なるもの」つまり実相の示現である。
だとしたら現象を見た時に、
これは霊である、実相であると思えばいいわけだし、
神想観するときも、
まさに実相世界の只中に入ると思って
「南無実相円満完全大調和」と念じ、
実相を観ずればよいわけなのだ。
一歩ずつ一歩ずつ
実相世界の奥深く深入（じんにゅう）していけば
良いのだと思う。