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記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ロックの日(エルヴィス・プレスリーの日)

2006-01-08 | 記念日
今日(1月8日)「ロックの日」(エルヴィス・プレスリーの日)
1935(昭和10)年にエルヴィス・プレスリーが、1947(昭和22)年にデビット・ボウイが生まれた日。
アメリカが生んだ20世紀を代表するスーパー・スター、エルヴィス・プレスリー(Elvis Aaron Presley)は、ロック・ロール(Rock'n'Roll)を世界に知らしめた最大の功労者であり、ロックン・ロールの神様(ゴッド)とまでいわれ、もし、エルヴィスがいなければ、ロックン・ロールは1950年代に起こったただのリズム・アンド・ブルースの新しいスタイルでしかなかったかもしれないと言われている。1950年代のアメリカでは音楽も人種隔離的な扱いを受けている部分が多く残っており、当時のロックンロールのヒットソングも黒人の曲を白人がカバーし、そのカバー版が白人向けの商品として宣伝され、チャートに掲載され、またラジオなどで流れる傾向にあったという。エルヴィスは、このような状況にあって黒人のように歌うことができる白人歌手として発掘された。
歌の好きなトラック・ドライバーだったエルヴィスが、1953年の地元サン・スタジオで最初に収録した曲は当時のポピュラーなバラードだったそうだが、サン・レコードの創業者サム・フィリップスらがその録音を聞きエルヴィスの才能を感じ、1954年行方不明の歌手の代理として売り出すためにエルヴィスを呼びよせたという。そして、同年、収録されたシングル「ザッツ・オールライト」は、WHBQラジオが放送した二日後に、メンフィスでのローカル・ヒットとなった。また、公演旅行は彼の評判をテネシー中に広げることとなった。
翌1956年には大手のRCAに移り、「ハートブレイク・ホテル」をリリースし、メジャー・デビューする。これが全米一位にチャートされ、以降、ハウンド・ドッグ」」「ラヴ・ミー・テンダー」「監獄ロック」といった後にスタンダード曲となる大ヒットを、次々に発表していく。そして、彼の天性の歌い方と、ギターを抱え激しく腰をふりシャウト(Shout)するというステージ・パフォーマンスによって、ロックン・ロールは世界中の若者の間に瞬く間に広まっていった。1960年代には、ビートルズやローリング・ストーンズなど新しい世代が台頭すると彼は、積極的に映画に出演したり、バラードも歌える幅広いシンガーとしてラスベガスでショーを行うなど、ベテラン・エンターテイナーとして生き残る道を選んだ。そして「この胸のときめきを」や「バーニング・ラブ」等のトップテン・ヒットを飛ばした。1973年に離婚をしたエルヴィスは、その後メンフィスの邸宅に隠りがちになり、1977年8月、42歳の若さでこの世を去ったが、今もエルヴィスの面影は、多くの人の心の中に生き続けている。
日本でも監獄ロック(1957年) 他、プレスリー主演の多くの映画が次々と公開されたが、映画好きの私はプレスリー映画も沢山見たな~。そういえば、1950年代~1960年代には日本でエルヴィス・プレスリーを省略して言う場合、プレスリーと言ってたが、先にも述べた、1960年代に入るとプレスリーの影が薄くなりかけた、しかし、プレスリーは突如、ラスベガスのライブで大復活。1970年にはラスベガスの“ビッグ・エルビス・サマー・フェスティバル"の独演を撮影した映画化「エルビス・オン・ステージ」が大ヒットし新しいファンを獲得したが、この映画をきっかけにこの頃から省略して言う場合、エルビスという言い方が一般的になったように思う。又、エルヴィスを回想するとき、ラスベガスを中心にショーを行っていたときの派手な舞台衣装が必ず紹介されるようになったよね~。
また、この日は、デビット・ボウイが生まれた日でもある。私は、余り、この歌手のことは良く知らないが、ルックスが良いので色々と映画でも活躍していたようだ。私は、映画「戦場のメリークリスマス(1983年) 」に出演しているのを見た。原作 はサー・ローレンス・ヴァン・デル・ポストの「影の獄にて」の映画化で、脚本は「愛の亡霊」の大島渚とポール・マイヤースバーグの共同執筆、監督も大島渚が担当。出演は、デビッド・ボウイのほか、ビートたけし、坂本龍一など。音楽も坂本龍一が担当。ジャワ奥地の捕虜収容所を舞台に、極限状況に置かれた人間たちの相克を描いた異色の人間ドラマ。日本軍のエリート士官ヨノイ(坂本龍一 )と、連合軍捕虜セリアズ少佐(デイヴィッド・ボウイ)の奇妙な、愛情めいた関係を中心に描いたもの。ラストシーン、ガンコな軍人像を演じたビートたけしがロレンスに言う“メリークリスマス”が印象的。坂本龍一は、演技はたいしたことないが、音楽では主題曲「戦場のメリークリスマス」の傑作を残し、映画音楽というジャンルでの才能を本作で開花。後の活躍をうかがわせた。第二次世界大戦をテーマにした戦争映画でありながら、戦闘シーンは一切登場しないこの映画は、カンヌ映画祭に出品され、グランプリ最有力と言われたが、賞は今村昌平監督の『楢山節考』が受賞した。
(画像は、ポスター・エルヴィス・プレスリー)
参考:
エルヴィス・プレスリー ( Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC
ヤマハ音楽ひめくり1月
http://www.yamaha.co.jp/himekuri/calen.php?month=01
Elvis Presley (エルヴィス・プレスリー) - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/cast/3106/
David Bowie (デイヴィッド・ボウイ) - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/cast/16469/

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2 コメント

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エルヴィス・プレスリー (とんとん)
2006-01-08 22:56:39
ハートブレイク・ホテルと監獄ロックだけしか知らないのですが、あのパフォーマンスの真似でしょうか

日本人歌手もステージでマイクをあやつり歌を聴くというより見る 観客も熱狂的で私なんかはそれが狂気のように思えてなりませんでした。

何で見たのか記憶にないのですが肥満して体調を崩して その後亡くなったのですよね

42才とは そんなに 若かったんですね。
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エルヴィス・プレスリー (よーさん)
2006-01-10 09:59:46
とんとんさん、今、NHKのBSでエルヴィス・プレスリーの映画を毎日やっていますね。観たい映画があったら今がチャンスですよ。
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